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さて、今年は「100年に1度の不況」という煽り文句で始まった年でしたが、おそらく1年を2/3以上過ぎたところで皆さんの中には「不況ってもこんなもの?」 という印象もあれば、じわじわと真綿で首を絞められるような嫌な感じを持っている方もいらっしゃると思います。 バブル崩壊の後のことを覚えていらっしゃる方もいると思いますが、あの時メディアがバブル崩壊を煽りたてる中で、すぐに不況の実感が得られずに「あれ?こんなもの?」と思っているうちにじわじわと不況が進行し、気がつけば10年以上にわたる不況続きました。 今回も「あれ?」と思っているうちにそういう事態が進行しつつある、と感じています。 その1つの兆候が、新規客の獲得コストの上昇でしょう。 去年までなら、チラシや広告、そしてネットである程度は効果的に集客できていた状況が、今年に入ってから(正確に言うと去年の秋から)やはり変わっています。 新しいお店を作ったけれど、前のように「新しい」という注目要素では集客できない。 ネットからの新規の集客が2/3~1/2になった。 チラシの反応が鈍くなった中で、ポスティングでようやく新規のお客さんの反応が得られている。 このあたりは、私のクライアントさんや、チャー研参加者の方々からの情報でもはっきりと傾向が出ています。 その中で売り上げが激減したところがないのは、素晴らしいことなのですが、その激減がないあたりがポイントです。 激減がないのは、私がかかわっている多くの会社が、ちゃんとした既存客のファン層を持っているからです。 リピート率に大きな変化がないので、これまでの蓄積で充分に売り上げが作れています。 ただ、これから先を考えた時、ファン層といっても流出が生まれるのは必然なので、そこで手を打つべき点がおそらく出てきます。 その1つは新規商品の導入。 ビジネスモデルや戦略には”流行”や”今が旬”といった要素はあまりプラスには作用しません。 ビジネスモデルはあくまでもその会社の置かれている環境の中で作られるものですし、戦略は、これはもう商売が始まって以来数千年も基本原則は変わらずにあるものと言えます。 しかし、商品だけはそうではなく、やはり”今のお客さんの生活”に根ざして存在するものです。 今の生活の中で意味のある商品。 では、今のお客さんたちの生活はどんなものなのか? このあたりが今後、大きな影響を生みます。 というわけで、明日は山口チャーミングビジネス研究会を開催しますが、テーマはやはり商品です。 おそらく、ここに書いたことのもう少し具体的な話もすると思います。 興味のある方、これからの商売を考えたい方は是非ご参加くださいね。 明日は、よろしくお願いします。 第52回山口チャーミングビジネス研究会 http://charming-business.com/seminar.html ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 戦略的な経営を意識される方のための教材。 田舎のゲリラの戦略ノウハウの全てはここに語られています。 ”チャーミングビジネス研究会DVD” 詳細は↓をごらん下さい。 http://charming-business.com/seminardvd.html ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 繰り返しの中から商売人の基礎実力を叩き上げる”商売人の寺小屋” チャーミングビジネス研究会 第52回山口チャーミングビジネス研究会は11月18日(水)開催。 詳細は追って↓でご案内します。 http://charming-business.com/seminar.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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