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くりごと

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2007年01月11日
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カテゴリ:気持ち

三男が2週間の冬休みを終えて帰ってしまってから心は虚ろで穴が開いたような時間・・・、

しかも吟は入院中で家の中は夫と二人でガランと寒々と感じるだろう。



駅まで三男を送った後私は真っ直ぐに家に帰れなかった。

夫と一緒にいるのもきつかった、というかしゃべりたくなかったし話せなかったので

買い物に行くと別れて商店街に向かった。

夫はきっと寂しさを話して紛らわせる相手がいないと余計に哀しかったと思う。

涙で景色がぼやけるのは夕暮れの淡い薄暗さでごまかせるけど

一言でも口をきいたなら押さえる事が何もできなくなりそうで寒い空気が有難い夕暮れを

早歩きで商店街のドトール目指して歩いていました(なんでドトールだよ笑)

喫茶店で本を読んで現実から離れるのが一番私に合った気分転換のやり方だから。



休み明け前の子供達との別れは数え切れない程経験してきたけれど決して慣れる事はない。

ましてや今回は20年ぶりに全員で日本で過ごすお正月だったりと

私が何も出来ないのに一人で気負ってバタバタと精神的に落ち着かない状態だったからいけない。

結局時間はどんどんと過ぎてしまい気がついたらお正月はとっくに終わってしまっていた。

期待とあれもしたいこれもしてあげたいが重なりすぎて何を今したら良いかが見えないし

子供や夫への気持ちが先立って空回りはする上に両親にも気を遣って

元旦の朝からそれはとまらない涙になって自分を責め続けいた。

お正月なんて来なければ良かったか?という夫の言葉がそんな私を心配して言ってると

解ってはいたけれど日本でのお正月をあれ程楽しみにしていた私を一番近くで

見て知っている人からは絶対に言われたくない言葉だった。



口を開かなければいけない心に溜めて押さえてはいけないと言われて

その通りに心のもやもややごちゃごちゃを言えば文句ばかり言うと言われた。

売り言葉に買い言葉だって解っていても追い詰められた気分の私には「嘘吐きじゃん!」

としか感じられなかったから・・・思ってる細かい事をまた口に出せない人になっちゃった(爆)



人間なんて、と思う。 信じて良いなんて誰にでも言えると思う。 

嘘ついてるつもりはなくても結局事実と違っている事が普通なんだと思う。

人間を信じてとか明日は来るとかそんな慰めにもならない事ばかり聞かされるのも嫌だ。

何年も積み重ねてやっと取り戻してきてる物だって一瞬のうちにかなりの部分が

崩れ落ちる場合もあるんだなって思ったりした。



そんな風にお正月を始めてしまった自分が情けないし悲しい。

口先ばかりで何もしなかったのは自分だし何をどうしたら良いかも解らなかったのは自分。

お節料理は実家で作って姉一家と一緒ににぎやかに祝って帰ってきたけれど

2日の食べ物はどうするとかすっかり忘れていた自分(バカ爆)

お店の開く状況や市場が開かなければ野菜も肉も魚も店に無いという事も忘れてた。

年末年始の空気に浮かれてちっとも地に足をつけていなかった自分に唖然としてしまった。



夫に怒りを感じてる訳じゃないし何も嫌な事はない。

やっぱり一番近くて一番喋る事が出来る人である事には変わりないけれど

今はちょっと私自身が誰も受け入れるのが難しい心境なのだ。



子供達にも何もしてあげられなかった、せっかく集まれたのに。

両親には近いのに1日しか顔を出せずにきっと却って寂しい思いをさせたんだろうと思う。

夫にはずっと寂しい思いをさせっぱなしだ、一番近くにいるからこそ余計に。

吟の具合が悪くなったのも私の扱い方が悪かったからじゃないかと今も思っている。

元気になって甘ったれになって戻ってきてくれたのが嬉しいけれどね。



晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ




ginbukuro1

ginbukuro2

昨日安いフリース(285円!)のひざ掛けを買って来て縫い合わせて「吟袋」をつくりました。
袋猫になると暖かいからすぐに寝てしまいます。
入院してすっかり甘ったれになってしまった吟は袋猫になっても膝の上でないと嫌がります
NG




吟の存在が大きな助けになってくれているしその存在は益々大きくなっているような気がする。

人間不信も吟に対しては無いしね(笑)








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最終更新日  2007年01月11日 15時02分38秒
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