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くりごと

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2007年11月06日
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カテゴリ:気持ち


このブログの一つ前のに自分の息子の誕生日にかこつけて自慢たらたらのブログを一つ書いてしまった。

どうしてそんな気になったのかと言うと、夕べYou Tubeである映像を見てショックを受けてしまったからだと思う。

それは10月4日に朝のテレビ番組で取り上げられた動物保護センターで殺処分を受ける犬や猫の事についての映像である。

夜遅い時間にこれを見てしまった私は泣けて泣けてなかなか眠る事が出来なかった。

映像には殺す場面のような直接的に恐ろしい部分が映っている事はないので、是非一度見ていただきたい。




爽快情報バラエティー スッキリ!! 10月4日特集Part 1

爽快情報バラエティー スッキリ!! 10月4日特集Part 2



首輪をしている犬が多いのは、飼っていた飼い主自らが処分の為に送り込んだケースが多いからだと言う。

運命を知ってかうつろな表情の犬もいれば、まだ愛されているという希望に尻尾を振って飛んで来る犬もいる。

何かを訴えたくてもみんな言葉を知らない、喋れないのだ。



猫の場合は仔猫の状態で連れてこられる場合が多いらしいが、映像の中には数週間飼っていた仔猫を旅行に行くからと泣きながら連れて来る許せない親子が映っている。

老犬になって足腰が立たずに面倒が見切れないと連れて来られた犬は処分されるまでうずくまったまま何を思っていたのだろう。



言葉は要らない、充分だ。

だから是非この映像を見てもらいたい。

犬や猫はひたすら飼い主を信じて澄んだ瞳をしているのが解る。

命を預けている事も知らずに飼い主を善と信じてすがっている。



この映像を見て突然息子達が小さい頃の事を思い出してしまった。

幼い子供も犬や猫と全く同じく無垢で疑う事を知らずに親に頼りきってすがり付いて来る。

動物と人間、何も違いは無い。

同じ命、同じ暖かい血が流れる暖かい体をしている小さく弱い者達だ。



朝、この映像を見て夫が泣いていた。

吟を見て絶対にこの命を離しやしないと心に誓った。

我が子がだんだんと成長して来た姿がどうしても重なってしまった。

そして無事育ってくれた事に涙が出る程感謝した。

自分の為に自慢ブログを記してやっと少し落ち着けたのかもしれない。



映像に出てくる人達に腹が立っても悔しくても、犬や猫が哀れで涙が流れても何も出来ない自分がいる。

可哀想で悲しくて辛くてしょうがないけれど自分に出来る事しか手を出せない。

無理は必ず中途半端な最低の結末につながるからだ。



吟を生涯大切に愛してあげよう。

息子達のように成長して巣立つという事が吟には出来ないのだから。









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最終更新日  2007年11月07日 01時00分13秒
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