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カテゴリ:生活環境/季節
三男が帰って来てPCのある部屋に寝るようになったのと、喋ったり食べたりの時間が多くなりなかなかブログを更新する時間が取れなくなってしまっている。 沢山の方々が三男と吟との状況を心配してくださり大変嬉しく思ったのだけど、実際の所まだ完全に慣れたとは言えない雰囲気で困っている。 吟に会いたくて帰って来てるのに~、と私が傍らでイライラドキドキしている 今日で対目して5日目になるけれど慣れた、と思った頃には帰る時期になってしまいそうな心配をしている 吟は12月25日で我家の娘になってからちょうど一年が過ぎた。 大切な宝物のような存在、吟よこれからもずっと元気でいておくれ なかなかちゃんとした表情をしてくれなくて、せっかくの記念と思ったのにこんなに不細工表情(爆)本当はもっとずっと美猫ちゃんよ~ さて無事クリスマスも過ぎ、街中は暮のざわついた空気が満ちて来ている。 お正月用の練り物などや注連飾り・松といった季節限定品があちこちで見られるようになり目に楽しい。 以前から冬が一番好きだと公言している私。 これにはお正月の存在がかなり大きな意味を占めているのだと思う。 冬生まれで暑いのが嫌いだという事も大きな理由ではあるのだが 今年の冬はここ数年になくとても寒いように思えるがどうなのだろう 本当の冬はこうやって手がかじかんだり吐く息が一日中真っ白になったりが当たり前だったけど、去年などはかなり緩い寒気で終わってしまった記憶がある。 やっぱり冬は冷たい風に顔の皮膚がピリッとするような寒さじゃなくちゃ納まらない。 雪だってちゃんと降ってもらいたい・・・希望 東京の冬はとにかく乾燥しているのが普通だけど、昔はそれでも何回かの積雪があり一面の白い世界に街が浄化されたようで素晴しかった 乾燥した北風に葉の無い高い梢が揺れて笛のように啼く夕暮れは、澄み切った空に星の瞬きがとても美しい 日が落ちてから一段と冷え込んで来た道を家へ急ぐ時、家庭の暖かさを思うと心が温まるような安心を覚える。 冬の家族団らんは、暖房設備が貧弱だった昔、殆ど全員が一室に集まって過ごしたから余計に暖かかったのだと思う。 部屋の気温だけではなく人との触れ合う雰囲気と和んだ空気に・・・。 障子や襖を開ければ冷え切った空気の廊下だったり次の間だった。 そしてお手洗いもお風呂場も昔はどこもかしこも寒かった。 炬燵に四方から足を差し入れた混雑の記憶。 お膳の上の湯気立つ質素だけど家族一緒に摂る嬉しい夕飯。 火鉢に鎮まる真っ赤に焼けた炭や練炭の熱さと、その上でシュンシュンと湯気を上げ続けるヤカン。 私の原風景は祖父母や独身だった叔父達が一緒の大家族だった冬の団欒だ。 寒い部屋から茶の間へ入った時の皮膚が感じた喜びや、その家庭で守られている自分を確認出来る安心感が冬へ直結する意識となって私の気持ちを大きく揺さぶる原動になっているのかもしれない。 夏は暑いから一箇所にかたまらず過ごす時間が多いのに比べて、冬はお正月という一族がかたまるような行事さえ含んでいる。 日本の行事の中で一番楽しく嬉しくじっとしていられないのはやっぱりお正月だと思う。 三が日と祝日が続いて祝い続けるほどおめでたい行事なのだもの。 ずっとずっとお正月が近付いた頃、日本のそのめでたさから取り残されたような思いに苦しんだ。 せめて家の中、自分の家族だけでもめでたくしようとクリスマス直後から家中の飾りを正月用に取り替えて、出来る限りのお正月らしさを演出したと思う。 お節料理も何種類かは毎年作って子供たちに「普段と全く違う」という経験をさせようと頑張った 普通の子供と同じようにお正月の嬉しさを体験できない我が子が可哀想でしょうがなかった・・・それ程私にとってお正月は特別な日々だったから。 今年はまるまる一年を日本で過ごす事が出来て、全季節の移ろいを肌で感じる事が出来たと思う。 ありがたい事にまだ老父も健在で一緒にお正月を祝う事が出来る。 年の瀬の賑わいや暮の騒々しい落ち着かない空気を全部我が物として内側から体験できる喜びに満足している。 嬉しすぎて楽しすぎてそれが仇になってあまり何も出来ないでいるのだけど(爆) 掃除なんて大嫌いなんだよぉ本当に きちんとした順序での年の瀬を経験していないから段取りが解らないでいる。 香港の台所は作った料理を出しっぱなしにしておけば次の日には泡だって酸っぱくなりカビが生じたりした。 だからなるべく正月前日に揃えるようにして、更に冷蔵庫に全部が入り切らなければいけなかった。 食材の違いから輸入される正月関係の物はとんでもない値段になっていて毎年家計に辛かった 今商店街に買い物に出ると目移りしてどうして良いのか嬉しい迷子になる私。 あれもこれも手に入る嬉しさはかなり自重して注意しなければ、買い過ぎの無駄だらけになりそう・・・と嬉しい悲鳴 さぁて、今日もこれから行って来ようかな お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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