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ここ数日結構寒い日が続いていますね。 東京も日曜あたりは雪の天気予報が出ていてわくわくします いまだに眠りから覚めない友人に白く覆われた清らかな景色を見せてあげたいものです 昔はこの位の寒さは当たり前で、毎朝霜柱が立ったり氷がはったりしたものです。 マイナスにならない気温で寒い寒いと言うような気候ではなかったと思います。 それでも炬燵やストーブがあったから暖を取る事は比較的たやすい事でしたけど、もっと昔の江戸時代とかそれより以前の平安時代とかは一体どうやって冬を凌いで生きて来たのでしょうね 毛皮くらいはあったでしょうが一般市民が手に入れるのは容易ではなかったでしょう。 靴は無いし厚い靴下も無い、足袋だって庶民が寒いからと履ける物ではなかったでしょう。 囲炉裏や火鉢がある部屋も贅沢な方だったと思いますし、長屋などでは障子一枚ですから隙間風にさらされて想像もつかない程の寒さだったはずです。 人間の耐久度は変化するのでしょうか 冬は寒いのが当たり前で、現代のように冬も暖かく出来るという経験も可能性も無ければ寒さを当たり前として耐えて過ごしたという事なのでしょうか。 年々酷暑が多くなる今に比べて夏の暑い頃は今よりも過ごし易かったかもしれません。 それでも着物を着ていたのですから日中はかなりの暑さを感じていたでしょう。 自然と共に生きるしか術が無かった時代は様々な対処法が文化として生まれました。 今は自然を無視して征服したつもりになってひたすら楽な方向へと向かっているような気がします。 昔が全部良いとは思いません。 楽な方が心地良いって感じるに決まってます ただほんのちょっと夏も冬ももっと我慢が強いられた頃を思って懐かしい気持ちになったのです もちろんそれは昭和年間の事で江戸時代でも平安時代でもありませんよ 映画「三丁目の夕日」などのヒットから昭和レトロと称して昭和を懐かしむ傾向がありますね。 でも面白いのは65年もあった昭和の内、人々が郷愁を感じているのは昭和30年代から40年代くらいの事なのですね。 大きな戦争の思いがあるからでしょうか それ以前の本当の昭和初期の頃も結構風俗的に面白いと思うのですが、体験して懐かしいと思う人達が残っていなければ郷愁を帯びないと言う事なのでしょうね。 さて寒いから外へ行ってみよう 燐の駅まで用事があるのだけれどどうせなら歩いて行って来ようかな お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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