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カテゴリ:生活環境/季節
朝外を見ると待ち望んでいた雪が舞っていた。 風に押しのけられ揺れる雪筋は右に左に幾重にも行き交い その空気を含んだ綿状の小さな一片に音を吸い込み離さず 何時もの外の騒がしい朝を少しだけ静かに籠もらせる 土の上は他よりも早く白い覆いが被されて行く 地面にすがりつく春待ち草も、凍みる冷気に突き出している枝も 音も無く雪の胸に抱かれて眠らせられる 午後になり舞い落ちる一片の形がくずれて大きくなった後 やがて空は音を取り戻し一片を水滴に変えてしまうけれど 名残の雪はそこここに散らばり 夜の景色にほんのりとした明るさを残すだけとなる 写りの悪い携帯写真を再び・・・ 早くも蕾がほころんでいた白梅にも、冷たい土にも凛とした姿勢の葉牡丹にも雪が訪れた朝 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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