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くりごと

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2008年01月23日
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カテゴリ:生活環境/季節

朝外を見ると待ち望んでいた雪が舞っていた。

風に押しのけられ揺れる雪筋は右に左に幾重にも行き交い

その空気を含んだ綿状の小さな一片に音を吸い込み離さず

何時もの外の騒がしい朝を少しだけ静かに籠もらせる



土の上は他よりも早く白い覆いが被されて行く

地面にすがりつく春待ち草も、凍みる冷気に突き出している枝も

音も無く雪の胸に抱かれて眠らせられる



午後になり舞い落ちる一片の形がくずれて大きくなった後

やがて空は音を取り戻し一片を水滴に変えてしまうけれど

名残の雪はそこここに散らばり

夜の景色にほんのりとした明るさを残すだけとなる



 yuki1   yuki2
写りの悪い携帯写真を再び・・・雫

早くも蕾がほころんでいた白梅にも、冷たい土にも凛とした姿勢の葉牡丹にも雪が訪れた朝











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最終更新日  2008年01月23日 18時10分05秒
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