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カテゴリ:ふるさと
今日は7月1日で富士山の山開きです 地元十条の富士神社では、昨日と今日の二日間大きな縁日がたちます。 江戸中期に盛んだった富士講がありますが、実際に富士山へのお参りが叶わない人々の為に、富士山の溶岩などを使って作った小塚を富士山に見立ててお参りする信仰が生まれました。 現在都内では下谷にある小野照崎神社や駒込の駒込富士神社などにも同じような小塚の富士山が残っています。 それらの小塚に共通に見られるのは、ごつごつした溶岩の間に講中の名入の記念石碑や鳶の名入の石碑が建っている事です。 そんな古い歴史がどうであれ、地元の子供達にとってお富士さんは一年に一度の楽しみでしょうがない行事でした。 そうやって育った私たち地元っ子には、大人になってもお参りして縁日に寄らないと夏が来ないような気がするものなのです 昔のお富士さんは時期的に必ず雨になるのが定説でした それがこの数年は気候の変動があるからか、傘を持たずに行かれるようになっていて、便利ですがなんとなく不思議な気がしています 今日は夫と二人で午後まだ早い時間に空いている頃を狙ってお参りして来ました。 お富士さんの参道となる道は、十条銀座商店街からつながっています。 縁日の屋台はその参道350mほどの両側にぎっしりと軒を並べていて壮観です。 十条銀座商店街から入ってすぐの部分。まだ時間が早いので人が少な目です。 夕方から夜になれば人がぎっしり行き交う場所です。 ずらっと並ぶ露店が何とも楽しい雰囲気でしょう まだ学校が終わっていない時間でしたので、浴衣や甚平を着た幼児達が、嬉しそうに買ってもらった玩具を引きずりながら歩いていたりします 以前は夜遅くまで賑わって会社帰りにお参りする人達も沢山いたのですが、最近は柄の悪い何か勘違いしてるバカ共が、たむろして地べたに座って酔っ払って騒いだりするものですから、地元の学校関係者や商店街、町会などが考えたのでしょう、8時過ぎには終わりになってしまいます。 いきがって格好つけても誰にも認めてなんかもらえないのに、こういった賑やかな場所に行って強そうなふりして虚勢を張って見せる幼稚な若者が増えていて嫌になります そうかと思えば子連れのいい大人達が、子供の前で平気でゴミを投げ捨てて行ったりするのも呆れます。 そういった道徳心の無いバカ者は昔からいましたけど、今ほど数が多くなかったように思えます。 それでもお富士さんは毎年必ず開かれるし、何時の時代でもどのような変化があったとしても、縁日やお祭は人々を何となく浮き浮きさせてくれるものです 子供だけじゃなく大人も楽しんでいます 以前は雨降りだと傘がぶつかりあって大変な混雑でした。 今日は火を使うので暑くなった屋台の間を涼しい風が吹き抜けていました 十条富士神社の入り口では厄除けの麦藁の蛇が売られています。 去年買った古い物を納めて新しい蛇を求めます。 ちょっと蛇に見えないのですが、赤い舌をチロっと出しているような形なのでしょうか。 手の平くらいの大きさです。 元々は古墳だったのだろうと言われているお富士さんの頂上には、こんな祠が祀られています。 昔はこんな小塚からでも富士山が遠くに眺められたのでしょう。 今では目の前の3階建ての家の屋根すら見下ろせません 祠の前から参道を見下ろすとこの位の高さです。 途中に石碑などが建っているのが見えるでしょう。 お参りを済ませたので帰りに焼きそばとかベビーカステラなどを買い食いして今日のお昼代わりです 年々値段が上がっているのが解りますが、やっぱり何か買いたくなるものです。 おばちゃん暑そうでしたけど、まだ早い時間だったので機嫌良く対応してくれました 射的に子供達が群がっているのを見ると何だか懐かしい風景に思えます。 ここは売っているビニール玩具が面白かったので撮りました。 「かっぱデブ専」とか髭の生えたカールおじさんが女装している絵の「ガールのおやじ味」や「カラ出張」など、このお店は結構毎年語呂合わせの面白い物を売っていたと思います さて、地元の夏が本格的に始まりました。 今年は8月9日と10日がこの地域の総鎮守である王子神社の本祭りです、楽しみ楽しみ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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