くりごと

先日クリスマスツリーを飾ってから玄関が華やかになっている

ただ、一つ気になっていたのがツリースカートが見つからない事だった。

ツリースカートとは、クリスマスツリーの足元でライトの配線や組み立てたツリーの足など無粋な諸々を隠す為の丸い布の事で、あたかもツリーの足元にスカートを広げたように見える。

以前20年近くずっと使っていたのは白いツリースカートで、その上に沢山のプレゼントを置いて、クリスマスの朝（２５日）子供たちが自分の名前のあるプレゼントを一斉に全部開ける習慣だった




どうやら数年前に新しく今のツリーを買って、古くなってあちこち折れたり壊れたりしてきたクリスマスツリーを廃棄した時、間違って一緒の箱に入れてあったのを忘れて捨ててしまったようだ。

香港にも売っていなかったし、日本ではもちろん見た事が無い

諦めるにもツリーの足元があまりにも雑然として見えて気になってしょうがない。

だったら作れば良いんだよね




画して私の手芸仕事の日々が始まった

押入れから端切れを探してきて、中からクリスマスカラーの赤と緑の布を選び、型紙を作って切り出して張り合わせて丸くなるように縫いだした。

思ったよりも枚数が必要で、縁につけるレースにもギャザーを寄せたりと結構時間がかかったけど、何とか夕べ完成した





ツリーの足元に敷く前に、まず吟にケープみたくかけておしゃれさせてみた（無理やり）


吟はこういった悪戯が嫌いだから、まるで「迷惑そうなピエロ」みたいだった




ツリーはスカートを穿いて落ち着いた風情になったようで大満足なり

珍しく手作業の面白さが再発したようで、当分あれこれいじり回すだろう予感がしている