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カテゴリ:生活環境/季節
今日は朝からきりっと冷たく澄み渡った空が素敵な日になりました 南関東の冬は何処までも乾いた空気が覆っている為、青空は本当に深く高く素晴らしい状態です。 しかもちゃんと冬らしく頬に当たる風は尖って突き刺さる程冷えています 日本のあちこちでは大雪の様子 雪下ろしに苦労なさる方々には申し訳ありませんが、これぞ本来の冬の姿と言える状態です。 今日は主治医の定期健診があり王子へと出かけました。 あまりにも気持ちの良い冬晴れでしたので、隣の駅ですから歩いて行って来ました 数日来のクリスマスの様相がガラッと変わり、どの家でも年の瀬を迎えて何となく慌しい様子。 早々と玄関に正月飾りのある家もいくつか目に止まりました。 午前の冷えた空気が気持までしゃきっとさせてくれましたが、陽だまりは驚く程暖かく、こういった冬独特の寒暖の差が面白い道行です。 空気が乾燥していても、折り重なる落ち葉の下には水分が隠れているのでしょう、桜の木の下からは仄かに葉の匂いが上って来ます。 冬枯れの枝ばかり目立つようでも、桜は冬でもちゃんと存在を鼻を通して教えてくれているようです 王子からの帰りに通りがかったのを幸いに北とぴあに寄ってみました。 北とぴあの17階には無料の展望台があり、今日のような日はとても素晴らしい景色をご馳走してくれるからです 展望窓は東南北に開いていて、残念な事に西側には窓が一つあるだけですが、その窓から真っ白に雪を被った富士山が神々しい姿を見せてくれていました 何時見ても何処から見てもやっぱり富士山は日本一、いえ世界一美しい山だと実感します 遠くに山の姿が幾つも連なってはいるものの、富士山は本当に高いお山まなんですね 澄み切った冬空にくっきりと白い山容、こりゃぁ今日は本当に上々吉のお天気です 北側の展望窓から、遠くに、本当に遠くにもう一つだけ白い山が見えていました。 あれはきっと浅間山だろうと見当をつけてみました。 東側からは筑波のお山が平らな景色の中にちょんと座っていらっしゃいます。 やっぱり景色には高低変化があって面白いものなんですね 帰りは十条まで再び歩いて戻りました ついこの間まで枝でユラユラしていた銀杏の黄色い葉っぱは、もう全部落ち尽くしたようで、歩道沿いの植え込みに姿を隠すようにあるだけです。 商店街は注連飾りをあちこちで売り出し、花屋の店先には千両や松などのお正月花が並んでいました。 クリスマスとは全く違った人々の忙しない様子。 こんな日本の暮の風景が本当に好きで堪りません。 私が一番好きな季節が冬というのは、おそらく年の瀬の賑わいに心躍らされる時期があるからなのでしょう。 足掛け26年に渡る海外での生活中、暮になると毎年身悶えするような焦燥感に苛まれていました 年間数度一時帰国が出来ていても、暮からお正月にはまさか家を空ける訳には行かず、今頃あんなんだろうこんなんだろうと思いを馳せながら取り残されたような寂しさを味わっていたのです 一昨年の暮から本当にもうここに居ても良いのだと、込み上げるような思いで過ごしていられる今の生活がとても大切に思えます。 外国に永住しても構わないなどとずっと思っていた私が、年を重ねるに連れどんどん故郷恋しやと望郷の思いに駆られて来ていました。 自分の今の境遇に心底満足をして、こんな機会を与えてくれた人達総てに感謝の思いが一杯です。 帰国して3回目の年越しを迎えられる今、その思いはどんどん深くなって来ているような気がします。 人間は上を見たらキリがありませんが、下を見てもまたキリがありません。 ひとそれぞれの違った形での幸せがあるのです。 分相応な暮らしに安らぎを感じる事が大切なんですね 今日みたいな滅法界上々吉の一日があると、素直に感謝の思いを感じる事が出来るようです。 これも富士山を拝んだ御利益でしょうか さ~て、今夜はお祭仲間との忘年会です 機嫌の良い一日は機嫌の良い飲み会で締めくくって来ます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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