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カテゴリ:生活環境/季節
昨日のブログは日にちが7日になっちゃったけど間違いです、8日でした 昨日は西ヶ原にある東京病院に、先月受けた婦人科検診の結果を聞きに行きました 2駅先ですが天気が良いので、歩いて行く事にしました 足元の道端にも、ちょっとした空間にも、何処もかしこも花が咲いています。 母子草、カラスのエンドウ、諸葛斎(ハナダイコン)、オキザリス、雪柳、桜草、スノードロップなどなど、とにかく様々な色に満ち溢れている春です。 途中で名主の滝公園の桜を見ようと、池のある一郭に立ち寄ってみました 朝10時前のまだ新しい光に映える芽吹いたばかりの紅葉の緑が明るくて、池に花筏を浮かべた桜の花びらの薄紅色が初々しい景色です。 満開をちょっとだけ過ぎて、花びらがほろほろと落ちるこの頃が、桜の一番美しい風情だと思います。 池には亀や鯉や小さい魚が泳いでいます。 木々の間を鳴き交わす声を探すと、驚いた事に光沢のある青い羽根を翻して飛ぶカワセミを見つけました 結構小さい鳥だし近くには来ませんから、望遠レンズじゃなかったので上手に撮れませんでした でも特徴のある嘴や色は解りますよね 声からして数羽いたと思うのですが、姿を確認出来たのは2羽だけでした。 時折池の水面に滑空するように飛んで、小さい魚を捕って食べています。 都会の住宅密集地にも関わらず、自然を残そうと努力されている場所にはちゃんとこういった小動物が戻って来ているのですね ここで思わず時間を費やしてしまったので、王子から一駅だけ電車に乗らなければなりませんでした 王寺駅のホームから見る飛鳥山は、緑を彩りにしてあちこち桜色の塊になっているのが見えます その間を「さくら祭り」の提灯が揺れていて、国を挙げて桜の開花を一大ニュースとして騒ぐ、愛すべき「日本人」の無邪気さが、ぶらぶらと一緒に楽しそうに揺れていました 病院で聞いた検査の結果は満足の行くものでした 何も問題無し 血液検査で測ったホルモンの値では、まだまだ女性ホルモン充分で好調ですって そうか、まだ女だったんだ(再発見か?) 襲われるといけないから旦那には黙っておこうっと ・・・・なんてね、実は女性ホルモンがまだたっぷり補給されている、という事は、更年期後の骨粗鬆症などの心配はまだ早いとかの意味なんです、 帰りはせっかくなので、さっきホームから見た飛鳥山を通って歩いて帰る事にしました 本郷通りを北へ向かうと7分程で飛鳥山の三つの博物館(渋沢資料館・紙の博物館・飛鳥山博物館)脇の入り口に着きます。 渋沢資料館の青淵文庫。 同じく渋沢資料館の晩香蘆。 飛鳥山は、ウィークデーで春休みも終わっているので、お昼を食べに来ている人やお花見の人達の数は、思ったより多くありませんでした。 それでも春の日差しを浴びて気持ち良さそうな明るい表情が満ちた情景でした ピンクに明るく染まる桜のトンネル 八重桜が少しずつ開花し始めていましたよ これは「一葉」という八重桜。 花の真ん中に一本だけ長い雌しべが伸びているのが解るでしょうか これは鬱金(ウコン)という種類で、珍しい黄緑色の花を咲かせる八重桜です。 最盛期を過ぎると花芯が赤く色付きます。 飛鳥山には様々な種類の八重桜が植えられていて、ソメイヨシノが終わる頃から楽しめる時期が始まります。 上記以外にも麒麟・関山・御衣黄・普賢象など多種の八重桜が見られますよ。 飛鳥山の桜を背景に走る都電荒川線です。 この、本郷通りと明治通りの交差点にかかる歩道橋の上には、同じように都電と桜の写真を撮るアマチュアカメラマン達が群がっていました。 上の写真は普通の車両なのですが、今荒川線ではレトロ仕様の昔走っていた車両と、この4月から導入された新車両が走っているからでしょう。 飛鳥山から道を隔てた音無橋から見下ろすと、音無親水公園があります。 ここを流れる石神井川沿いに板橋区までずっと桜並木が続いていて、その数は1000本以上と言われています。 私はこの石神井川沿いの桜並木が一番綺麗な景色だって思っています 川の両側からは桜が水を覗き込むように覆い被さっていて見事です。 特に満開を過ぎて花びらが川面に花筏となってゆっくりと流れて行く様は、息を飲む程の美しさです。 これは去年の3月末に撮った石神井川の写真です。 やっぱり今年の満開は1週間は遅かったのですね。 再び音無親水公園に戻ります。 向こうの大きな木は王子神社のご神木の大銀杏です。 階段に花びらが雪のように積もっています。 風が小さい旋風を作ると、もも色の渦巻きになって踊ります 座って飲み食いするばかりがお花見ではありません。 こうやってひたすら歩き回って見る桜も、ちょっとした角度の違いで見える雰囲気が変わって面白いものです。 何よりも自分がすごく健康的な事をしているような気になって、ちょっと偉そうな気分で過ごせる事がとても良いのです(笑) 最後に産土様の王子神社に立ち寄り、吟が無事退院出来たお礼を伝えて帰りました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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