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昨日はあまりにも気持ち良い日だったけど、連休中は何処に行っても混雑していると思うので、風に吹かれて散歩をする事にしました。 急にどうしょうもなく行きたくなった場所があったからです 北区との境に位置する板橋区稲付にある空き地。 この一帯は国立西が丘サッカー場や国立ナショナルトレーニングセンターに続く場所で、古くは兵器廠の赤レンガの建物が廃棄されたまま不気味な廃墟になっていた所です。(そんな昔の事を覚えている人は少ないでしょうけどね この空き地はおそらく関東財務局が管理している土地で、すぐ隣にはその住宅が建っているので、いずれ同じようなビルが建ってしまうのかもしれません でも今は80mX150mくらいの空き地が囲われたままの状態になっていて、誰も入れない代わりに雑草が気持ち良く伸び放題になっているのです。 そしてかなりの部分にシロツメクサが生えているのですが、人に踏まれたりしないため物凄く元気に大きく育っているのです。 まるでふわふわの絨毯のように見えるシロツメクサ、今は花が満開状態です。 シロツメクサ、クローバーなんて気取った呼び方は私には出来ません 子供の頃からシロツメクサって呼んでました。 葉の上に半円状に白い線が入るのが、人の爪の半月に似ているからとも言われていますけど、元々外来種だったこの草は、日本へ輸出される品物の緩衝材として、乾燥されたものが箱に詰められた「詰め草」だったからこの名がついた、というのが正しいようです 私はこの花の匂いが昔から大好きなんです ちょっと青臭いけど、素朴ですっきりとした甘さのある香りがするのです。 そして私は昔からこの群生するシロツメクサから四つ葉のクローバーを見つけるのが大得意なんです 昨日は久し振りに日光浴をしながら囲いに沿って歩きながら四つ葉のクローバー探しをじっくり楽しんで来ました これだけ広い場所にこれだけ沢山のシロツメクサの花が咲いていると、時々香りが風に乗って届くのです 匂いの記憶は驚くほど鮮明なものらしいと聞いた事がありますが、この花の香りは私が幼い頃に経験した春の太陽の温もりや風の清々しさを、遠い彼方から一度に運んで来るようでした。 そんな訳で非常に気持ち良く機嫌良く四つ葉のクローバー探しを楽しんで、昨日の成果は43枚ほどでした 欲しくて探すと言うよりも、探すのが面白くて止まらない、と表現するのが一番合っていると思います 取り過ぎても捨てるのはなんとなく縁起が悪いような気がして困ってしまう事が多いのですが、今回は採ったのを片っ端から全部夫に預け、私は(非常に)楽しく探すのに専念しました 帰ってから一つ一つ新聞紙に挟んで広げて押し葉を作るのも彼の仕事です(強制的に) 私はそういった面倒臭い事は、考えるだけで気が狂いそうになるから最初からやりません 散歩の距離は4.5kmらいだったと思いますが、あちこち花だらけの季節なので、様々な彩が目に明るくて楽しかったです 赤羽駅から続く稲付遊歩道では、こんな豪華なバラが咲き始めています。 そして家に近くには沢山こんな花が咲いていて、こちらもまた違った甘い香りを放っています。 ちょっと解り難いでしょうが、高い木一面に藤の花そっくりな白い房となって咲いています。 これはハリエンジュで、とても優しく甘い匂いです。 シロツメクサの花を吟へのお土産にしたのですが、花で遊ぶかと思っていたのに、気に行ったのは茎の部分でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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