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カテゴリ:吟
ちょうど来週の今日、15日から私達は渡米します 三男が大学院を卒業するので、その式に出席する為にボストンへ行く予定なのです 19日の夕方に帰る予定なのですが、それまで吟の世話をしに次男が3泊、長男夫婦が1泊してくれる事になっています。 折しも新型インフルエンザのごたごたの時、感染者が発症国のメキシコの次に多いアメリカへ行かなければなりません。 弱毒性である事からそれ程の心配はいらないと解ってはいるのですが、帰りに成田でどのような状態で帰国出来るのかは解りません。 もしかしたら数時間の足止めだけじゃなく、数日の足止めも一応考慮に入れておかなくてはいけません。 更に(これはどこにいても同じ事なのですが)不慮の事故に遭わないとも限りません。 先日次男を家に呼んで、様々な吟の世話のやり方を伝えると共に、もし何かあった場合の事を考えて、色々な書類の場所なども教えておきました でもやっぱり一番気になる事は吟の事です 私達に何かあったとしても、子供たちは3人とも既に成人して各々の人生を歩く事が出来るようになっていますから心配はありません。 でも吟は誰かが側にいて餌をあげたり世話をしてあげないと生きていかれないのです そんな事を真剣に考え始めたら、吟の命がどれ程私達に依存していて儚い状態なのかをひしひしと感じて来ました。 この猫は丸くてふわふわして暖かい体で、その生活の全てを私達に委ね信頼して安心しきって生きているのです 言葉を持たない瞳の奥に沢山の思いを浮かべて、優しさと慈しみを私達に教えてくれるのです なんて愛しい命でしょう(今日も遊んでて噛まれたけど) 子供を成して育てて親離れさせて、もう一応私達が一番大切にしなければならない仕事を終えたような気になっていた私でした 例えば旅行中に不慮の事故に遭ったとしても、その時はその時だと諦められるような、ある意味幸せな満足感のある気持ちでいた私でした。 それが吟を得て違って来たのです この子を貰った時、一生一緒に暮らして行こうね、と約束して家に迎い入れた猫でした その約束は(あまり考えたくはないけれど)後から生まれても人よりずっと短い一生を足早に生きていく猫を最後まで守ってあげ看取ってあげるという事なのです それを再確認した時、私は何があっても無事に帰宅しなくてはいけないんだと思いました。 まるで赤ん坊を抱いていた頃の嬉しい義務感が蘇って来たような感じです 動物を飼うという事は、その命に対する大きな義務と責任を持たなければいけないという事なのです。 犬や猫を好きじゃない方々から、何言ってるんだって思われても仕方がないのですけどね そんなこんなで私にしては珍しく、出発の1週間前から色々と準備に回っています。 いない間吟が可哀想な目に遭わないように、無事元気で帰って来られるように・・・。 そんなあれこれが沢山あって小心者の私は結構神経使って心配が多く(取り越し苦労がほとんどなのですが)疲れが溜まりそうです(爆) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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