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カテゴリ:気持ち
栃木県の足利市で、DNA鑑定の未熟さから有罪になり、17年もの時間を無駄に無実の罪で収監されたまま過ごした事件は、戻らない人生を思うと本当に気の毒である。 当時のDNA鑑定が現在とは比べ物にならない程未熟であった事だけではなく、警察や検察のメンツが大きく左右して一人の人間の人生をめちゃくちゃにしてしまった事件というのは恐ろしい。 冤罪がどれほど多く隠れているのか想像するだけでも怖くなる。 マスコミも同じような事を取り上げているし、これから一般市民による裁判への参加が始まった事と重なり大きく視線が集まった事件であった。 そして、この足利事件の真犯人が捕まらないまま時効になってしまった事が非常に悔しい。 無実の人が檻につながれていた間、本当の犯人はのうのうと生きていたに違いない。 警察の取り調べや検察の検め方など、多くが話題に上っているのだけど、私にはどうしてもそれで終わりにするべきではないという強い思いがある。 幼い娘を亡くした両親は、どれ程自分たちを責めたか判らないし、今でも日々悲しみから完全に逃れる事が無いのではないかと思う。 しかし、この事件が起きた大元の原因は、親が夜に子供を連れてパチンコにうつつを抜かしていたからではないのか? 辛い思いをしている人達に鞭打つのかと言われようと、私は子連れパチンコなどする人の気が知れない。 しかも夜にだ。 子供は飽きて店内やら駐車場やらへふらふらと一人で出て行っていた、それを親も承知していた筈。 パチンコは幼い子供を連れて夫婦そろって夜出かける程「行かなければならない」場所ではない。 親には子供を危険からまず遠ざけて安全を図る義務がある。 自分たちの楽しみだって、想像したら危険だと判るような事から子供を守る為には我慢するべき時期があるはずだ。 子供が大きくなるまでパチンコを我慢できなかったとでも言うのだろうか。 この事件の後近くの町で、数年後に同じように子連れでパチンコに行っている間に幼女が行方不明になっているそうだ。 この事件は未解決でまだ子供の安否が判らない状態である。 足利で起きた事件を当然判っていながら平気で子連れパチンコをやれる親の方がおかしいと思う。 一つの事件で尊い命が奪われたのなら、それを教訓として何故子供を守ろうと考えないのか。 子連れパチンコには誘拐のみならず、車内に置いてパチンコに興じている間の熱中症による死亡事故も何件も発生している。 それだって何故同じ事が毎年繰り返されるのか・・・。 パチンコやスロットマシーンは麻薬中毒と同じ作用があるとでもいうのだろうか。 子供を産むならまず親としての自覚を持てるかどうか、良く考えてから親になれ! 子供はおもちゃじゃない、育てるのに酷く手間がかかるし面倒な事が沢山ある。 子育ては一人の人間を創り上げるという想像を絶する大きな仕事で、親は命がけのつもりでかからなければならないと考えている。 自覚の無い親は、親になった時点で既に子供の虐待をしているに近いのだ、くらいに厳しく考えて欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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