全て
| カテゴリ未分類
| こころ・身体
| 気持ち
| 趣味や好みなど
| 生活環境/季節
| ふるさと
| 六十六部供養塔始末
| 文化・伝統
| 思い出
| 吟
| 散策・紀行など
| 放射能汚染・原発
| 七二会
| 自分
| りんりん
| 温泉など
| 動植物
| 民泊問題
カテゴリ:カテゴリ未分類
6月12日、ブログ友達である「秘密の洗体レディー」さん(以下「洗女さん」)のブログ「今日のご遺体」が本になった 洗女さんのブログを読み出したのは何時頃だったのか思い出せないが、もう既に数年のお付き合いになっている。 何かのきっかけかは忘れたが、ブログ上にコメントを書いてくださった方から方へと飛んで、ネットサーフィンを重ねて辿り着いたブログだったと思う。 仕事の内容があまりにも自分の生きている世界から離れている事だから余計に興味を抱いたのかもしれない。 時には暗くなってしまうような内容だけど、その巧みな文章力でぐいぐいと惹き付けて行く 大切な人を失った遺族がどうしたら心安らかに故人を送れるか、プロとしての心配りで真摯に取り組む姿勢がとても素敵だ 死者を扱うという重く深い仕事をする洗女さんに会った事はないが、とても魅力的な女性なのだろうと確信している 洗女さんのブログは、驚かされる事や深く重い内容の事が多いのだが、持ち前の明るさや表現の豊かさで、読んでいて時にはクスッとさせられてしまう、いや実は大笑いしてしまう事すらある 物事を冷静に見つめて判断する能力にも長けているのだろう そして優しさからの思いやりと心遣いがしみじみと伝わって来る 以前からずっと洗女さんなら本を出す事が出来るし、そうでなければもったいないと思っていた私は、この出版のニュースに大喜びをしており こんな風に無駄が無く解り易い文章を、しっかりした言葉とユーモアを交えて書けたら良いなと、実に羨ましい限りだ ネットでは散々楽しませて貰っているし読む人も沢山いるだろうが、活字になったという事は本当に嬉しくてしょうがない。 今日地元の本屋さんでやっと実物を手にする事が出来て、一気に読んでしまった ブログで読んだ覚えのある内容だったとしても、モニター上に横書きで読むのと、印刷されて活字になって縦書きで読むのではちょっと雰囲気が違ってまた面白かった。 洗女さんというハンドルネームだったブログ友達が、吉田結子さんという輪郭がついて来たような不思議な感覚である ただちょっとだけ残念なのは、本を上梓するにあたっての文字数など制限があっただろうと思える事。 洗女さんのブログでは、ひとつひとつがもう少し長く細かく書かれている事が多いと思う。 本を読んでも更にネットでブログを読む事をお勧めする 今日のご遺体 こんな私がお勧めしているので、内容はおふざけのお笑い話ではない事をはっきり述べておかねばならない ユーモアも散りばめてあるけれど、とても真面目な良い本であると・・・、 文の終わりに「今日の教訓」という項があって、死という誰にも避けて通れない事に関わる仕事から学び感じた一言がピシりと決まっているのが心地良い本であると。 更に余談になるが、本の最後に「コメントをいただいた方のご意見を参考にさせていただきました」と言うページがあり、なんとそこに私の偉大な 印刷ミスで濁点が抜けていたら出版禁止になったかもしれないが、無事「ぢ」になっている。 そして 洗女さんありがとう~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|