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カテゴリ:気持ち
明日から一泊で旅行に行く事になりました 足が弱って来て杖をついてやっとトイレまで歩くような様子の父に、 もう一度温泉旅行をさせたくて随分前から誘っていたのですが 元来の出不精と老人特有の執拗な頑固さでなかなか行くと言わず 数か月の後やっと「行く」とボソっと言った言質を取って急いで予定した旅行です 歩けると言える程歩けない父の為ですから、泊る部屋にはベッドがなければ困ります 胃がんの手術(10年以上経っていて完治と言われている)後すっかり体重が落ちてしまった為、お風呂で人に見られるのを躊躇する人ですから、出来れば温泉が部屋に引いてあるタイプを探しました 行き帰りは電車なんて大変で無理ですから、姉夫婦に車を出して貰わなければなりません 妻と娘命の父でしたからオマケの夫達も入れて(笑)総勢6人が同じ部屋に泊れたら父は最高に幸せになれるでしょう 父に聞いたら海よりも山の景色、肉よりも魚介類との答えでしたので、そんな様々な条件を考慮して宿施設と温泉地を探しまわりました インターネットがない時代だったら旅行社とかへ行って相談しなければなかなかった所です 全員の都合が良い平日で、という更なる条件で検索してようやく場所が決まりました 車椅子を借りて持って行くので、施設内がでなくてはいけません(ホテルの入口から部屋まで歩かせたら3日くらいかかると思う) 行き先は西伊豆堂ヶ島温泉 泊るのはベッド2台入った洋和室(10畳・8畳・洋室)で部屋に温泉の露天風呂が付いています 平日なのと夏休み前のシーズンオフなのと、更に6人という人数なので値段が通常の宿泊料よりかなり低くなっているプランです このメンバーの家族6人揃ってという旅行は、父にとって恐らく最初で最後になるのではないかそうじゃなかったらまた行っちゃおうという事で決定です。 実は旅行を喜んだ母が全額出してくれるので行かれるのですけどね 普通に外出したり出来ている母でも、家に帰ればベッドを中心として(寝た切りじゃないけど)世話が大変な父がいるのですから、娘達夫婦と皆で一緒の旅は彼女にとっても大きな楽しみになっているみたいです リフレッシュは誰にでも大事ですね それにしても両親とも古いタイプの人達だとつくづく感じたのは、たった一泊のドライブ旅行なのに、誰と誰に(実際かなりの人数)お土産を買って来ようかを考えたりメモしたりしている事です それも旅の楽しみの一つなのでしょうが、私と夫はお土産を買う為の旅行にはしないと何時も意識しているので、何だか不思議に見えてしょうがありません 香港から来る度に色々お土産を考えて持って帰るのが本当に大変で、直接の家族以外には持って行かないと限定して一時帰国をしていました。 今でも旅行へ行くと、両親には何かちょっとした物を買いますが、まず自分達が楽しめるお土産を一つとか二つだけ買うような旅行をしています 私達にとっては目に焼き付いた思い出が最高のお土産になるからなんです 父のメモにはひ孫までちゃんと載っているから笑えます。 でもそれは、旅行なんて考えもしなかった父にとって、心躍る大切な楽しみなのだと考える事にしました 今回は車で行くので(義兄の運転です)バスや電車の時間に左右されない気楽さがあります そこで一番気になるのは今の季節、梅雨ですから天気です 今のところ伊豆半島は明日明後日はせいぜい曇り、時にはお日様が出る雰囲気すら充分あります そこで期待するのは、この1月の旅行で何度も何度も期待を裏切られ続けて最後まで会えなかった富士山です。 あの時は山梨県側から敗北、それも完敗してしまいました 今回は静岡県側からの再挑戦、リベンジを狙います 前回と違って今回は天気予報はまずまずの状態なり お天気男の父が一緒ですから賭けてみようと思います 1月は、ちらっと見えそうな気配をさせながら、まるで恥じらうように隠れてしまったので恋心が募っております 今回裏を返すのですから如何に気高い太夫でも、少しはたなびく振りをしてもらわにゃぁなりませぬ 今に見ていろ~ 帰って来たら綺麗な富士山の写真をアップして見せてあげるからね 前回腹を抱えて笑ってくれた方々、そーですアナタもアナタも、アンタもアンタも、 今度は期待して待っててちょーだいっ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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