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さて、 緑が気持ち良い峠を越えると、土肥からは駿河湾に面して海の景色が広がります 天気が良かったので、場所に依っては富士山が見える所があり期待してあちこち視線を移して探したのですが見えませんでした お昼の時間を過ぎていましたので、土肥から少し南の八木沢という所で、断崖上に海の展望が開けるお店を見つけて立ち寄りました。 食事処澤というお店で、車椅子連れにも親切に対応してくれました 父は昔からお刺身類が大好きでしたので、今回の旅行では食事をとても楽しみにしていました。 メニューは定食物ばかりでしたのに、希望を快く聞いてくださり父にだけ特別に海鮮丼を出してくれました 特別誂えの海鮮丼 お刺身定食 鯵の叩き定食 アオリイカの刺身定食 一緒に出たおかずの味付けがとても良く、大盛りではありませんでしたが美味しく楽しい昼食になりました ここは天草の産地だそうで、獲ったばかりの天草から作るところてんが有名だそうです。 付け合わせに少しずつ付いたところてんは、海の香りがして美味しかったですよ 澤の駐車場からの景色です。 本当なら正面の山に後ろに見事な富士山が眺められる場所だそうで、店内には写真が飾ってありました お腹一杯になった所で車に戻り、車窓からの景色をわいわい楽しみながら堂ヶ島温泉に着きました 泊るのは堂ヶ島アクーユ三四郎というホテルです。 奇妙な形の断崖や岩が見事な堂ヶ島一帯は、夕日が美しいのでも有名です。 大人6人が一緒の部屋で、ベッドも付いていて露天風呂もあるという最上階の貴賓室に泊りました 広々していて居心地が良かったです シーズンオフだった事、平日(金曜からの一泊)だった事などから、貴賓室というすごい名前なのに料金はお得でした 部屋は海に面していて眺めが良く、父がとても喜んでくれました 上の写真だと小さいのですが、2軒隣のホテルの露天風呂が波打ち際にあり、はっきり見えてしまうのが面白くて何回も眺めてしまいましたよ あ、男風呂ですよもちろん 部屋の目下に見える景色です。 波はそれほど荒くなく、水は澄んでいました 早速父はベランダに設置された露天風呂を楽しみました 景色を眺めながらのお風呂はとても気分が良いと大喜びでした。 姉がずっと父の介添えをしてくれました・・・私には姉みたく細やかな気遣いは出来ませんなぁがさつですもん 86歳爺のセクスィバスタイムです 色気の無い写真を2枚もアップしたのは、このお風呂がどんなに気持ち良い景色に恵まれた場所だったかを紹介したかったからです、ごめんなさい ホテルの下へ遊歩道が付いていて、こわごわ降りると浸食された凝灰岩が見事な景色を造り上げているのが見えました。 堂ヶ島はこの凝灰岩の奇岩や洞窟などが美しい景観となっていて、松島と並び称される自然の造形美で有名だそうです。 ちょうどホテルの真下付近には大きな洞窟が口を開いていました。 沢山のイワツバメが出入りしているのが見えましたよ。 やがて夕日に島々がシルエットとなる頃、海には光の帯が走りキラキラと光り、更に穏やかな景色に変わりました 一瞬雲間から太陽が顔を出せば、同じ景色でも様々に表情を変えて色彩鮮やかになります 海上の光の煌めきは静かな音を奏でるようで見飽きませんでした 飽きずに景色を楽しむ父に留守番を頼んで、私達はそれぞれ大浴場と露天風呂を楽しみました やはり海が見える温泉は、広々としてとても気持ちが良かったです その後皆で大浴場の隣にあるリラックススペースでマッサージマシンを楽しんじゃいました 足をぎゅうぎゅうぶるぶるガタガタ、体をゴロゴロモミモミ・・・ 夕飯は部屋でいただきました 全員で乾杯をした後夢中で食べてしまいました。 お料理は次から次へと運ばれて来ましたけど、器も楽しく箸が進みます。 カサゴのから揚げは太い骨以外は頭から全部食べられて美味しかったです。 渡り蟹の味噌汁やちょっとした果物まで、大勢でわいわいやりながらの食事は普段よりももっと美味しく感じられました。 早期の胃癌で全摘出手術をした後に食が細くなっていた父も、何年振りかでビールをちょっとだけ飲み、あれもこれもと楽しそうに食事をする事が出来ました。 この旅行はそれぞれの楽しみでもありましたが、何よりも一番、父への思いで計画実行となった事でしたから、こんな姿を見られたのは大成功でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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