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カテゴリ:気持ち
今期始まった水曜日夜日本テレビのドラマ「ギネ」。 もともと医療関係好きで病院で仕事してた私は、病院物のドラマとかも好き。 まぁまぁ面白いかなって見てるんだけど、どうしてもちょっとって事があってしょうがない タイトルのギネって、本当に病院で使われているのかな 英語で産婦人科を表すのは「Obstetrics and Gynecology」、(オブステトリックス アンド ガイネコロジー)で、ギネって音は無いんだよね 日本語のローマ字式に読もうとしてギネになったのかもしれないけど、それならそれでやっぱりちょっと変だよ ドラマの中で産科から婦人科担当に移された主人公が、「私はギネで仕事がしたいんですっ、婦人科じゃなくてギネです」ってな事を叫ぶシーンがあるんだけど、これって「私は婦人科で仕事がしたいんです婦人科じゃなくて婦人科です」 どうしてもこの脚本を書いている人が、実際の言葉をちゃんと理解せずに産科と婦人科を、なんだか格好良さげに「ギネ」と横文字というかカタカナで言いたくてしょうがないように思えて・・・私って偏見の塊かもしれないけど 働いていた病院は英語が中心の言葉だったけど、ギネという言葉は聞いた事も使った事も無い。 普通、ナースやドクターが言う時は産科ならOB(その通りオービーって発音)だし、婦人科ならGY(その通りジーワイって言う)と省略して言ってたし、人によっては婦人科をGyne(ガイネと発音)と言ったりしていた。 産婦人科ならそのままOBGY(オービージーワイ)って省略して口で言う感じ。 良いんだ、言葉なんてどんどん新しくなるんだから、とか、日本で使うのだから正しくなくても日本語英語とかで通って慣れてしまえば良いんだ・・・そんな考え方もあるだろうけど、私は古い人間だからそれがども気になって嫌で堪らない。 ギネだけじゃなく、たとえば猫や犬を入れるケージ(Cage)をゲージって言ったり書いたりする人がすごく多いのも気になる。 アボカド(avocade)をアボガド(abogado)って言ったり書いたりする事も多いの好きじゃない。 ぶくぶくするお風呂を間違ってジャグジーと言う人の方が、本来のジャクージ(Jacuzzi)と正しく言わない人より多いのも嫌いだ。 間違いは間違いだし、勘違いはやっぱり直そうよって思う 最近は正しい日本語って事を言うと、それだけでこだわり過ぎだと忌避されるような世相だけど、やっぱり新しい言葉だとか文化だとかって言ってごまかされている事は非常に多いと思う。 箸の持ち方だって相変わらずテレビに映る人の80%は間違っていて見苦しい事この上ない。 でも決してどんな持ち方しても正しいんだって言う人はさすがにまだいないように思う。 だらか私は言葉にも発音にも所作にも徹底的に頑固婆になって嫌味な指摘を言い続けてやろうって決めているんだ 何よりも一番大きな声で言いたい事は、外国語でも日本語でもちゃんと正しく理解して使いこなせるようになる為に何が大切かって、「子供の時に徹底的に母国語教育を受けさせる事」だって事実 学校での国語の勉強も大切だけど、それ以上に本を読む事がものすごく大切で、それと同じように耳で聞いたり話したり、間違えたり直されたりする事が大切って事 話がずれるけど、幼児教育に英語は必要ありません(きっぱり) 耳から入って流調な発音でしゃべられると、幼いうちから英語を習わせた誇りと自慢で幸せな気分になれるだろうが、それはオウムが真似して話すのと同じだけで意味や文章立てなど本当の英語が入るって意味とは大違いなのだ。 むしろ母国語が確立する以前から同時に外国語を習う事で、双方の言語習得に時間が余計にかかってしまうだけだ。 しゃべる事が出来れば英語が出来るって事と、内容があって言いたい事をちゃんと相手に通じるように話せるか、相手や場の違いでさまざまな使い分けが出来るかどうかは全く次元の違う事だと思う。 母国語がしっかり入っている子が、言語の根付くボーダーを過ぎる9歳から10歳で外国語を勉強始めた時にこそ、ものすごく目覚ましい進歩で発達するって事お父さんお母さん、お爺ちゃんお祖母ちゃん覚えていてね、忘れないでね本当の事です。 あ、やっぱりタイトルからずれた とにかくギネって言い方は変だって事を言いたかったのだ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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