くりごと

春の暖かさが遅い今年、今朝は再びとても冷え込んで、玄関前のプランターに霜が降りていた

久しぶりにきれいに晴れ渡ったので、遅めの小さい春を拾ってみた。

家から駅までの線路際の道、東側に面しているから日当たりが良く、午前中はとっても気持ちが良い大好きな道だ










花大根とも呼ぶ諸葛孔明、線路沿いにあちこちで紫色のじゅうたんを作ってくれる。


これは近くの崖に咲いたもの。

群れて咲く花の春の色。




明るい朝日に思い切り背伸びをしているような桜草。




電車が通る度に風が通り過ぎる場所なのに雪柳が満開になっている。




枯れ草の間からヒョコっと頭をもたげたね




ただのハコベだけど、瑞々しい色と元気に伸びる様子が健気でしょうがない


春は命がきらきらと輝くように芽吹く時期。

足元に注意して歩くと冬をじっと乗り越えて来た小さな命が、驚く程逞しく息づいているのに気が付く

思わずありがとうと声をかけたくなる。

季節を忘れずにいてくれた事への感謝、誰が知らなくてもちゃんと葉を伸ばし芽を吹かせる事への感謝







北とぴあ17階の展望室からの眺め。
今朝は久しぶりに富士山が見えてた

手前にある緑青吹いたお寺の屋根、滝野川の金剛寺という江戸時代から紅葉寺として有名だった所

すぐ裏手に岩屋弁天と滝があり、水垢りや滝修行、夏場の避暑などの場所だったなんて信じられない程の建て込みよう・・・





秩父連山も良く見えて、雪が所々白く光っている。

白っぽい低い建物が沢山ある所は、自衛隊の十条駐屯地。





飛鳥山、まだ山を覆うピンクの色が濃い、蕾が多いという事だ。
満開になると薄いピンクに山全体が覆われたように見える





名主の滝公園の桜も咲いて来た。
これは池の周りの桜。


やはり手前に見える緑青葺いたお寺の屋根。

これは金輪寺、江戸時代は岩槻街道（日光御成道、旧鎌倉街道とも呼ぶ）沿いにあり、将軍の日光参内時には休憩所としての御座所が作られていたお寺だ。

この御座所は現在飛鳥山にある飛鳥山博物館内に再現されている





ちょっと判り難いけど、うっすらと筑波山が見えている。





そして、昨日東京タワーを抜いて一番高くなった建設中の東京スカイツリー


最終的にはこの約2倍の高さになるなんてすごい

何だか怖いような高さだ

完成しても混雑で、何年も（展望台に上って）見に行く気になれないかもしれないな。





タワー建設の計画だった頃は、そんな高いのを作る必要ないんじゃないかとか、お金かけ過ぎるとかも言われていたよね。

秋葉原に建築したかった台東区と墨田区で競争になって、最終的に墨田に決まったんだけど、「スカイツリー」って名前だけはちょっと気に入らない

何でも横文字・カタカナにしたがるのはいい加減に止めたら良いのに




建設にあまり興味を持っていなかった人達も、今は毎日の成長が面白くてしょうがなくなったようだね。

皆が結構わくわくとその経緯を見守っている感じだ。