くりごと

昨日６日は私にとって今季最初のお祭りでした

毎年お世話になっている四谷本塩町会さんでお神輿を担がせていただいて来ました




昨日はすっきりと晴れ上がった空に乾いた風が心地良い上々の祭日和でした

以前にも書いた事がありますが、ここのお神輿は四谷担ぎ（千鳥とも呼ぶ）と言う独特な足で担ぎます。

ここ以外では新宿十二社（じゅうにそう）熊野神社辺りでしか見られない担ぎ方です。

私の推量ですが、京都御所で帝の輿を担いでいた八瀬童子の足並みに倣ったものではないかと思います。

鼻棒は後頭部に棒の先をあてて両手を頭の後ろで抱えるような形で寄り掛かって担ぐのです。

担ぎ手の足は小刻みに足の裏全体を地面につけて摺り足のように動かします。





本塩町会のお神輿は、元は本社神輿だったそうで、関東大震災の後に造られた86年の由緒あるお神輿です。
戦災に遭わなかったのはこれだけだったそうです。




昨日は本祭りでしたから、大きな本社神輿の町渡しもありました。

約９ヵ月ぶりのお祭りを、久しぶりに顔を合わせた嬉しい仲間達と堪能してきました

しっかり肩に担いで、がっつりと重さを感じなければ担いだ気になれません。

今日は肩が赤く腫れているのですが、これがまた祭の醍醐味で（Sか！）痛いとか思うより、やったねって思いの方がずっと大きい（笑）





正面は防衛省です。


防衛省もご町内という事で、毎年門まで神輿を繰りだして差し（全員の両手で高く掲げる事）、制服姿の自衛官の代表の方に挨拶をするのが面白いですよ




祭の後の直会（なおらい）もまた楽しく嬉しい時間

和気藹々と暗くなるまで笑いの絶えない楽しい一日を過ごす事が出来ました




不安だった足の裏の痛みですが、足袋の中に衝撃吸収の中敷きを入れていたのと、先月無理せず休んでいた事で、何も問題なく楽しくがっつり担いで来ましたよ

今度は何所のお祭りで担げるかな・・・楽しみに自信が持てるようになった私です