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くりごと

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2011年02月02日
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カテゴリ:生活環境/季節


恭賀發財 !!



今年の旧正月は2月3日です。

香港はにぎやかに大晦日を迎えていた事でしょう。

大晦日はスーパーも午前1時過ぎ(真夜中)まで開いていて、普段から夜遅くまでにぎやかな香港は、更に遅くまで人通りが絶えません。

新年になると数日間、お店はレストラン以外はみんな閉まってしまうので、買い出しはとても大切なのです。

今回は南会津の旅行記は一旦お休みして、旧正月を書きたくなりました。






大陸中国では春節の帰省の為に各地で大移動の混雑が起きていると思います。

狭い香港の大移動は、欧米諸国に移住した家族の元へ旅行するとか、リゾート地へ長い旧正月休みを使って旅行するとかの大移動が多いと思います。

この時期東南アジアのリゾート地は、何所もかしこも中国系の国から訪れた人々で埋まります。

私達も1週間(時にそれ以上)ある休みを狭い香港でいられないと、毎年あちこちに家族で旅行に出ました。

あの狭い土地にぎうぎう詰め状態で住んでいると、時に海外に出て深呼吸することは決してぜいたくではなく必要事項と言えるのです。

私達はバリ、チェラティン(マレーシア)、プーケット、セブ(2回)、シンガポールなどを訪れましたけど、どの観光地でも香港や台湾やその他アジアに住む中国系の人々、そして旧正月休暇のある国に住む外国人たちで混んでいました。

子供達がまだ一緒に遊びまわっていた頃の旅行は、混んでいようがとても楽しいものでした♪







旧正月の頃、香港は一番気温が低い日々になったりします。

時には最低気温が10℃を下回り、6℃とか4℃何て事もありました。

暖房設備の整っていない香港のコンクリート造りのマンションは、おそらく真冬の北海道の家の方がずっと暖かいでしょう(笑)

旧正月が終わると香港の空気は次第に湿気を帯びるようになり、やがて春の雨季を迎えるのです。





旧正月後、最初に出勤した時に上司は部下達へ利是(ライシー)と呼ばれる赤い袋に入ったお年玉を渡します。

家族間では既婚者が独身者にあげるのが普通だそうですが、会社などでは既婚者でも下の地位の人達は貰える事になっていて大きな楽しみです。

私も働いていた病院で、ボスであるコーディネーターや外来の医師たちからお年玉を貰って嬉しかったのを覚えています。

日本企業の香港現地法人にいた夫は、旧正月前に銀行で交換したピン札で揃えた赤い利是袋を束にして準備して、沢山いた香港人の部下たちへ配っていました。

結構お金がかかるのですが、これを皆楽しみにしている行事なので止める訳には行きません。

日本人の部下へはさすがにあげてはいませんでしたけど、掃除をする人やガードマンとかへも渡すのが普通でした。

ボーナスというシステムの無い香港では、旧正月のある月だけ給料が2倍貰えます。

うじゃうじゃいたフィリピン人のメイドさん達も、一年に一度だけお土産とお金を持って里帰りしたりしていました。





この季節外出する時は私もバッグの中に利是袋を何枚か用意していました。

マンションのガードマンや行きつけの喫茶店の従業員、時には飲茶をしたお店のおばちゃんや親切だったタクシーの運転手の人にも配る事がありました。

だいたい利是袋には20ドル札を三つ折りにして入れ、相手によって袋を2枚とか3枚とかあげる事で金額の上下を調整するのがおもしろいですね。








今頃あちこちに大きな桃の花の木が飾られてにぎやかな事でしょう。


3月になったら長く住んでいた懐かしい香港に行って来ます。

別に必要は無いのですが、永住ビザが3年に一度入国しないと切れてしまうのがもったいなくて(笑)

もう住む事は無いのに「もったいない」気分を満足させて、ついでに長年普段使いにしていた調味料などを仕入れに行って来るつもりです。





トップに書いた「恭喜發財!」は「クンヘイファッチョイ」と読みます。

お金がたくさん溜まって幸せになりますように、中国人の幸せはお金持ちになる事なんです!









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最終更新日  2011年02月03日 00時53分43秒
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