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カテゴリ:生活環境/季節
実家のお墓参りはここ数年私の担当になっています。 墓地は歩いて45分くらいの所にありますが、休日は混雑するので毎回平日にお参りを済ませます。 今回は気温がずんと上がった19日に行って来ました。 早かった開花宣言の通り、家の下の児童公園の桜は既にこんな様子 児童公園の下にある区の特養あじさい荘から清水坂公園へ続く道は白モクレンの並木道です 「下」と何回も書くのは坂道に沿っているので、こんな表現になっています あじさい荘をバックにしてこんな満開の桜が・・・、ソメイヨシノとは違う濃い色ですね これはソメイヨシノ。花びらの一片一片は白く見えるのに重なり合うとこんな薄紅色です。窓から施設の人々の目を楽しませているに違いありません 墓地は赤羽にありますが、途中で赤羽台団地の敷地を通ります。 半年ぶりに見る景色は、古い団地の半分が既に取り壊されて更地に杭を打ったりしている最中でした。 次に取り壊される予定の団地はがらんとしてとても寂し気に見えます。 商店街は嘗ての賑わいを時の彼方に置き去りにして静まり返っています。 団地に住む事が憧れられた時代、高度成長期には人々の活気で漲っていた棟も今は空家です。 秋のお彼岸時に通った時は、まだ数軒人の気配が残っていました。 嘗てここに住んで子育てをして賑やかだった家庭も、時と共に成長してやがて老い、一人暮らしの老人ばかりが残った晩年も既に終わってしまったようです。 住人と共に建物も老朽化し、エレベーターの無い階段だけの設備もすべて危険な程古びてしまいました。 買い物客や走り回る子供達の声も遠く、数々の行事に笑い声が響いた商店街の跡。 寂しい寂しいとシャッターが風に揺れているような「町の亡骸」でした。 この団地の敷地内には沢山の木々が植わっていて、それは見事な桜並木もある所です。 まだこちらの桜はほころび始めたばかりでしたけど、春の花に見送られて昭和の団地が去っていくようでした 時の流れと判っていても、それはとても寂しい光景でした・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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