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カテゴリ:趣味や好みなど
1985年4月に始まったNHK新大型時代劇の時間に放送された。 今からちょうど30年も前になるのに驚かされる。 私の記憶の中ではとても鮮明で深く印象に残っているからだ。 この番組を私は時代小説や歴史小説を中心に読み漁り・読み返しするようになる前に見た。 その後池波正太郎に「風神の門」で出会い、作者を同じくする小説に没頭し、そして真田太平記に出会った。 子供の頃に沼田市で数年間過ごした事もあり、テレビからの印象深い記憶もあり、好きで何度も読み返す作品の一つになっている。 何の縁か真田家の歴史に深くつながる長野市に住む事となり、不思議な導きを勝手に感じて喜んでいる。 来年度の大河ドラマで「真田丸」が放送される事が決定した。 同じ長野市内でも松代は独自の歴史を持つ町の雰囲気があり好きな場所だ、最近はこの大河ドラマ決定で大いに盛り上がっているそうな・・・。 ドラマは三谷幸喜のオリジナル書き下ろしとなるそうだ。 しっかりとした歴史観を持って日本語を縦横無尽に繰って紙面に情景を広げる池波正太郎の描く真田との違いがどのように演じられるのかが、楽しみでもあり大いに不安でもある。 小説で頭の中に自分で描いた人物像がはっきり出来上がってしまっている場合、様々なドラマでがっかりし絶望して見続ける事が出来ない事がとても多い。 それは演じる役者の稚拙な演技より、細々とした所作に時代が全く沿っていなかったり、あり得ない程時代考証がずれていたり、面白くさせたくて下敷きとなる小説の良さを完全に無視していたりする事で起きる。 真田丸は原作が無いし、文で読んでいないのだから素直に楽しめば良いのかもしれないが、あまりにも時代とかけ離れた映像にならない事を祈るばかりだ。 ブログトップに載せた30年前の真田太平記を見ると、もう亡くなってしまった素敵な俳優達の姿が懐かしい。 そして驚いたのは、真田幸村を演じた草刈正雄の滑舌良く歯切れよいセリフだ。 最近は、役柄もあるのか気怠いようなゆったりとした口調で話すから、それが鼻に付きかねない程になってしまっていて残念に思う。 昔の大河ドラマでは、今のように視聴者に媚びてアイドルと称されるだけで出演が決まるような俳優はあまりいなかった。 アイドルと呼ばれる者でも素晴らしい演技でドラマを魅力的にする人達も多いけど、なんでこんな所に出す?と疑問に思うのには女性アイドルの方が多いかもしれない。 NHKは視聴者からお金を徴収して財源にしているのだから、大河ドラマみたくお金をかけて作るドラマにはしっかりとした配役を選んで欲しい。 本当は小説の世界は自分だけの想像の中で景色を再現するのが一番良いのかもしれない。 でも気になっちゃうんだよなぁ・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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