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カテゴリ:こころ・身体
昔から胃腸があまり丈夫だと言えない私です
よく食べるし、よく飲むし・・・、だけどすぐにお腹壊したり胸焼けしたり 朝起きた時に「ここにいるぜ」と胃が主張するような感覚の毎日があって慢性胃炎の診断を受けた事があります。 その少し後に次男が突然の下血で倒れて救急車で運ばれて ピロリ菌による急性十二指腸潰瘍からの出血でした。 なんとその時まだ15歳 幸い投薬治療で完治しましたが、胃腸の専門医から「絶対家族にもピロリ菌がいるはず」と言われて全員で検査 長男・次男と私の3人からピロリ菌が検出されて駆除をしました。(夫と三男にはいなかった) 駆除した後びっくりした事に、あの不快な毎朝を届けてくれていた慢性胃炎がぴたりと治ってしまい、胃ってどこにあるんだろうと思える幸せな毎日が訪れたのでした ・・・・・・と、それはもう20年も前の話 この所再び私の胃は存在の主張を始め、以前にはなかった酷い胸焼けが度々起きたり、さっぱりする事の無い日々が続いていました。 何かをやっていたり夢中になっていたりすると忘れていられるので、太田胃散やソルマックでごまかして過ごしている有様でした。 だいたい私の家系はガン家系で、両祖父母も両親も叔父やいとこまでガン患者だらけ 胃ガンは特に多く、胃ガンで4人が亡くなり2人が完治(これが両親)です。 きっと全員ピロリ菌がいたんでしょうね 去年の夏、区の検診でピロリ菌検査の通知が来ました。 過去に駆除した人は対象外ですが、医師の指示があった場合は受けられるとの説明がありましたので、かかりつけのお医者さんに行ってお願いしてみました。 20年も前に駆除したけど最近胃の調子がとても良くない事、胃ガン家系である事を考慮して、お医者さんがGOサインをしてくれました 結果は思っていた通り、ピロリ菌の抗体が検出されました。 これだけだと駆除したけど過去にいた時からの抗体なのか、新たに感染したからの抗体なのかは判りません。 区からの結果には「弱った胃です」のB判定と、胃カメラでの検査を受けるようにとの指示書が来ました。 20年前、次男の入院からの流れで胃カメラをやってピロリ菌と慢性胃炎が確認されました。 その時は鎮静剤で眠った状態での検査でしたから、これっぽっちも苦しくなく終える事が出来ました。 その少し前に早期胃癌が発見された母が受けた胃カメラ検査は、それこそ苦しくて辛くて、涙と鼻水とよだれでボロボロになったそうでしたので、胃カメラにはすごい恐怖を感じている私でした。 私が検査を受けたのは香港の病院でしたが、苦しいのを我慢する検査なんて信じられないと言われましたよ 去年胃カメラ検査を指導された私ですが、その母の凄まじい経験がトラウマになって棲みついているので、なかなかすぐに行動に移れませんでした。 ちょうどその頃同時に子宮頸がんの方でも色々問題が起きていて、そちらの方が落ち着くまでは、胃カメラの事は見て見ぬふりを決め込んでいたのです 子宮頸がん関係の治療(前癌状態の高度異形成でしたけど)が無事終わり、ホッとしたら酷い胸焼けが気になり出しました 胃の重さやシクシクする痛みがあったり胸焼け・・・、私も両親みたく胃ガンかもしれないと不安が広がりました。 両親の胃ガンは親戚中の不幸からやっと学んだのか(笑)、検診を受けて見つかったごく早期のガンでしたから、手術でふたりとも完治しています。 怖いけど、怖いから知りたくないけれど、だけど早期なら治るんだし・・・悩んでいたのですが、夫から「今回は逃さない絶対に検査を受けろ」との絶対命令が発令されて、躊躇していた私も観念したのでした。 胃カメラは昔の道具の事で、内視鏡と呼ぶのが今のは全くの別物だそうです。 胃カメラと比べると内視鏡の太さがまるっきり違って細くなり性能もずっと向上しているそうですね。 問題は眠った状態で検査を受けられるかどうか、です 初めてその気になって調べてみると、今は日本でもちゃんと眠った状態で行ってくれる検査機関がたくさんあるのですね~ それぞれのクリニックや病院をネットを駆使してあらゆる角度から調べて考慮して、東京の家から歩いてたった7分の場所に、3年前に新しく出来た胃腸クリニックがあって、新しいのでまだそれほど混む事はないけれど、医師やスタッフは明るくて親切丁寧だとの口コミがあるのを見つけました。 眠った状態での検査はもちろんOKですが、鼻からの内視鏡検査が主流だとありました。 2月22日、バスで帰京したその午後に初診で行って来ました(電話で検査予約を23日に入れてありました) 先生はちゃんとこっちを向いて話してくれる人で、明るく快活な(そして小さな)若い人でした。 私が恐怖心持っている事にもちゃんと耳を傾けてくれましたよ 翌23日、午前中からクリニックへ行き、殆ど待たされる事無く検査室に入りました。 身体が少しだるくなるような点滴をして、鼻の中に麻酔のゼリーを入れられました。 だんだんとそのゼリーが鼻から喉に流れ込んで来て、更にそれを飲み込むとしびれたような感覚になりました。 もう唾液を飲み込む事も不可能で、横を向いて全部ティッシュに吐き出すように言われました。 お医者さんが来て、「今が一番つらい状態だけど頑張ってね」と言われましたよ その後眠くなる薬を点滴に入れる予定でしたけど、私はなんだか大丈夫って思い始めて・・・。 前日から詳しく細かく説明を受けて納得出来ていたからか、恐怖心が殆ど消えていたからだと思います。 結局鼻からの内視鏡検査を、覚醒してモニター画面の説明を聞きながら受ける事が出来ました~ なんだかすごく偉くなったような感じ(笑) とっても大人になったような自己満足(笑) 懸念だった検査が思ったより楽に早く終わりに出来て嬉しかったんです ピロリ菌は検出されず、駆除が成功していた事が判りました。 数カ所赤く傷のようになった所が胃炎だそうで、これは普通の胃薬で治せる程度のものだとの事。 一箇所だけ細胞診をするとの事でしたけど、見た目は怖いものじゃないからねとの説明です。 (それはまだ結果を聞きに行かれてませんが、怖いものならすぐ電話するって言われて、、、電話来てません) 胸焼けについては胃の入り口が少し緩いそうで、胃酸を抑える薬が処方されて飲んでます。 胸焼けしなくなったら至極胃の調子が良くて快適になっています 去年から健康問題が次々と起きて、年齢を感じていたのですが、胃カメラクリアは私的にはもう一つの大きな出来事で、自分に偉い偉いって思って気分上々なのですよ 旦那は大腸ポリープ取って検査で良性で問題なしとなりましたけど、今度は帯状疱疹になり現在治療中 痛くて痒いそうです もう当分身体の問題は起きて欲しくないですよ~、終わって欲しい(ため息) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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