コメントではなさんからタイトルで書いた質問を受けました。このところ、はなさんから話題を振って貰ってる感じですねぇ(笑)
さて、タイトルの件ですが、2度の結婚経験で言うと余程マザコンな男性でないかぎり【男の子は結婚すると嫁につきます】がお答えです。
私の周囲を見回してみてもそのケースが殆どですね。
またそうである方が家庭円満なのだと私は思っています。
一例として【嫁についた私の息子】のことを書いてみます。
彼らの住まいはお嫁さんの実家と近距離なので、そちらとはかなり親しくおつきあいさせて頂いており、始終行き来もしているようです。
息子も大事にされているようなので嬉しく思っています。
あちらとばかり親しくして何でこっちは放ったらかしなの?と普通なら思うのかも知れませんね。私がそう思わないのには理由があります。
息子を育てる過程で私は【お友達を大切にしなさい】と口酸っぱく教えてきました。
家族で出かける予定をたてていても、息子がお友達と遊ぶ約束をしたらそちらを優先させました。
なので40になった息子は今でも友人の数がとても多いようです。
はなさんが望む【お友達100人】には及ばないかも知れませんが
その分親は放ったらかしにされますが、それでいいと思っていました。
息子の視線がいつも内向きでは成長しませんからね。
子育てで私自身が【親よりもお友達を大切に】と教えたワケです(苦笑)
親としての自分の未来など考えたことは一度もありませんでした。
この子にどう育って貰いたいか、どんな人間になって欲しいか、それだけを考えていました。
いつ死ぬかも知れないという当時の私の特殊な事情もあったので殊更、人として鍛えることに重点を置いていました。
そんな子育ての段階で思いがけず子から与えられたものは有形無形にどれほど大きかったことでしょう。
死んでしまいたいほど辛いことも何度かありましたが、いつも息子の存在が乗り越えさせてくれました。
息子を産み、育てたことで私の世界はどんどん広がり、深まっていきました。
折に触れ成長を感じさせてくれるシーンを目の当たりにする時、私はいつも感動と共に幸せに包まれました。
なので子育てさせてくれたことが息子の最大の親孝行だと思っています。
私だけの例かもしれませんが、育てて貰ったのは寧ろ私の方なのだと。
私が息子の父親と別れ今の相方を、成人して間もない息子に初めて紹介した時に「わがままな母ですが、よろしくお願いします」と生意気な挨拶をしました。”何言ってんのよ、偉そうに・・・”と心でつぶやきながら、涙目になっていた私です。何て言うか、結構親バカです。
息子と相方は趣味が合うようで会えば友達のように話がはずみます。
実の父親とは喧嘩ばかりしていますが(笑)
まぁ息子も相方もそれなりに気遣ってくれているのでしょう。
ちなみに相方は私よりかなり年下なので、まだ当分現役なのです(笑)
互いの生活に追われ、1年に1,2度しか会わないけれど寂しいと思ったことはありません。
今では引きこもり主婦の私ですが(笑)抱えきれない程の趣味があり、好奇心も衰えを見せないからかも知れません。
互いに元気で暮らしていることが判ればそれで充分だと思っています。