映画【不都合な真実】でアカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞を受賞したアル・ゴア氏が昨日【ノーベル平和賞】を受賞されました。
ゴア氏の受賞について様々な見解が報道されていますが、その中からどんな反論が出ているのか見てみました。
下記はAPPBBNewsの記事から一部抜粋したものです。
2007年ノーベル平和賞が12日、アル・ゴア(Al Gore)元米副大統領と国連(United Nations、UN)の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)に授与されたことについて、地球温暖化懐疑派の間で一斉に反論の声が新たに広まっている。
気候変動に関するドキュメンタリー映画『不都合な真実(An Inconvenient Truth)』で、ゴア氏は2006年度アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞しているが、同氏の活動について、一部の懐疑派らはノーベル賞受賞から程遠いとの見解を示している。
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上記記事の詳細は
APPBBNewsでご一読ください。
私にはこの映画の反対論者は目先の経済優先とか自己利益獲得の為といった理由で反対しているとしか思えないのですが、反論するだけの科学的、論理的根拠を示しているのでしょうか?
そのあたりはニュースだけではよく解らないですね(>_<)
もう一つ、こちらは反論ではありませんが、米在住の日本人映画評論家・
町山智浩氏の日記から・・・
ゴア元副大統領がノーベル平和賞を受賞しました。
しかし連邦最高裁判所はブッシュを受賞者に認定しました。
ってのはサタデーナイト・ライブのギャグ。
もちろん、2000年の大統領選挙の得票数で上回ったゴアがフロリダ州の疑惑の集計でブッシュに負けて、最高裁がブッシュを大統領に決めたことをネタにしている。
あの時、ゴアは最高裁判断に異議を唱えなかった。
フロリダの投票は相当数の黒人有権者を排除していたうえに集計にも疑惑があった。調査を求めればゴアは勝てたかもしれなかったのに。
ブッシュが大統領になったせいで十万人以上の人々がイラク戦争で死んだ。
アメリカは史上最大の赤字を抱え、資金不足のために貧しい子どもの健康保険にすらブッシュは拒否権を発動しようとしている。
ブッシュは大統領就任当初、地球温暖化なんか左翼のタワゴトだ、と無視していたが、去年になって、石油不足が原因であわてて代替燃料としてバイオエタノールを普及させるなどと言い始めた。
イラク戦争なんかしなければ、ゴアが大統領になってさえすれば、アメリカの国民皆健康保険はとっくに実現していたし、環境問題対策も七年は進んでいたし、十万人以上のイラク戦争の犠牲者は死なずにすんだ。
そう考えると、得票数が多かったのにブッシュに勝ちを譲ったゴアにもこの惨状の責任は大いにあるぞ。
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こちらは結構説得力がありますよね
前回の大統領選で何故ゴア氏が意義を唱えなかったのでしょうね。
唱えてもブッシュ側の汚いパワーに潰されると諦めたのでしょうか?
何しろ最高裁まで抱き込む相手ですから・・・