１つ目は【ＧＹＡＯ】で放映されているイギリスのＴＶドラマ【第一容疑者シリーズ】　1/24正午まで

解説によるとエミー賞をはじめ25を超える国際賞を受賞し、ロンドン警視庁の新人研修にも使われ、日本でもNHK総合で1992年より放映されて好評を得た本格英国ミステリーシリーズだそうです。

ＮＨＫで放映されていたんですね～、全然知りませんでした。
そのシリーズの１作目、前・後編の２本を見ることができますが、１／２４日までなので、是非観たいという方はお早めに！

制作は１９９１年なので１７年ほど前ですね。
イギリスでも当時はまだかくも男女差別があったのかと驚くほどの職場環境で、彼女が扮する女性警部が粘り強く奮闘する姿が見物です。
「女の指揮に従えるかっ！」などとあの手この手で足を引っ張る男性陣の愚かさにかなりイラつかされますが、自分の仕事に対する信念に支えられ、精力的に動く彼女に共感を覚え「男の嫉妬に負けるな！」と声援しながら観ていました。
かなり見応えのあるドラマです。

２つ目は【YAHOO動画】で放映されている【サイレンサー】というサスペンス映画です。　4/02迄


末期癌の女殺し屋と恋人の殺し屋・・・本年度第79回アカデミー主演女優賞（「クィーン」）に輝くヘレン・ミレン、第69回アカデミー助演男優賞（「ザ・エージェント」）に輝くキューバ・グティング・ＪＲが共演する。脇を固めるのは、「ブレード」の悪役で個性的演技が光るスティーヴン・ドーフなど。演技の達人たちが単なるアクション・サスペンスに留まらず、重厚なドラマに昇華させた注目すべき佳作だ。
監督はリー・ダニエルス。ハル・ベリーが第74回アカデミー助演女優賞を受賞した「チョコレート」のプロデューサーで、本作で初メガホンを取った。(ここまでは映画のキャプションを引用）

サスペンスというジャンルだけでは括れない作品だと思いました。
一言で言うならファンタジックな殺し屋カップルという感じです。
映像が美しく、上質な絵画を見終えた後のような満足感を味わいました。
ヘレン・ミレンは無論ですが、セリフの少ないキューバ・グティング・ＪＲの存在感に圧倒され魅了されました。

末期癌に侵された老年のヘレンと若さと肉体能力全開のキューバ。
大人の絵本のように、おとぎ話のように結末へと導かれ、最後は輪廻転生で締めくくられるのでした。