戦争と平和
愛国心とはなんだろう?その言葉を聞いただけで嫌悪感を感じる人が実に多い。また嫌悪感とまで行かなくとも、先の大戦を連想する人も多い。この国は、愛国心を捨ててしまった。 国家という考えをやめてしまった。先の大戦で多くの命を失った。戦後それは、戦争を回避することができなかった当時の政府、軍国主義に走った軍部に責任があったとされている。またこのことを今の日本人は信じて疑わない。戦後日本はたしかに豊かになった。しかし失ったことの多いこと、失ってしまった物の大きいことに気がついていない。今この国では、年々犯罪は増え、凶悪化し若年化している。親や学校は命の大切さは教えても、その尊さを教えることがなくなった。戦争反対を論じても、平和とはなんなのか判っている者は少ない。平和のために戦うことがあることが、理解できる者は少ない。日本は憲法9条がある平和な国であると、信じて疑わない者が実に多い。はたして、それが本当に平和を愛する国民だろうか?日本には自衛隊は必要がない。 なぜだろう?米軍が守ってくれるから。 日本国民が血を流す代わりに、アメリカの兵士に死んでもらおうということに他ならない。米軍だっていらない。 はたして、有事のときはどうすればいいのだろう?軍隊を放棄した国を他国が攻めるわけがない。 あまりにも世界を知らなすぎる。それでも攻めてくる国があれば、世界の国々がだまっていない。 結局どこかの国の軍に頼るということか? やはり日本人以外の人間の血を流してもらおう ということではないか。地球上の戦争がなくなるためにはまず日本がその先駆けとなるべきだ。その通りかも知れない。日本にて有事があったときに、日本はどの国にも頼ってはならない。どの国の人間の血も流してはならない。日本人は攻撃してきた相手に、抵抗せずに死んで行くのだ。確かに、世界がそれを見た時に無抵抗の国を滅ぼした国は世界中からののしられるだろう。そして世界は、命がけで平和を貫いた日本を称え、戦争の愚かさを知ることになるだろう。そして地球上から戦争は永遠になくなるのだ。はたして そんな覚悟のある、日本人は存在するのだろうか?