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童話作家・新美南吉のふるさと半田市に新美南吉記念館があります。 「ごんぎつね」の舞台となった地に建てられています。 秋には、記念館すぐ横の、沢山の彼岸花が堤防に咲くことで有名な『矢勝川の彼岸花』が見られます。 「ごんぎつね」は、愛知県半田市岩滑(やなべ)地区の矢勝川(やかちがわ)や、目前にある阿久比町の権現山を舞台に書かれています。 矢勝川は、兵十がうなぎを獲っている川です。 記念館には新美南吉の自筆原稿や書簡、童話集などが収集されています。 童話のジオラマ展示があり、物語が立体的に見られて面白かったです。 新美南吉(1913-1943)の生涯。本名は新美正八。 愛知県半田市岩滑生まれの児童文学者。 旧制半田中学校(半田高校)在校中から、童謡や詩の投稿を始めた。 半田第二尋常高等小学校代用教員時代に、はじめて児童雑誌『赤い鳥』に、『ごん狐』が掲載され南吉の代表作となりました。 東京外国語学校に入学後、喀血。病と闘いながら作品を書き続け、 25歳で安城高等女学校(現・安城高校)に勤務。 教職と創作活動に充実した日々を送りましたが、 1943年、病状が悪化し、29歳の若さで亡くなりました。 ↑なぜかしら100歳の誕生日までの日にちがカウントしてあります。 新美南吉さんの作品の人気は長寿ですね。 新美南吉胸像。逆光で怖い人みたいになってまったがね。 記念館の外に、新美南吉文学作品に関するモニュメントや記念碑が幾つかありました。 その中の一つ「手袋を買いに」碑。 台座に書かれているのは、『手袋を買いに』の一章節です。 手袋を買いに 新美南吉 「坊、間違って ほんとうのお手々 出しちゃったの。 でも 帽子屋さん、 ちゃんと こんないい 暖かい手袋くれたもの。」と言って 手袋のはまった両手を パンパンやって見せました。 愛知県の子供が使う方言で書かれています。ほのぼのとしちゃったの。 新美南吉記念館所在地:愛知県半田市岩滑西町1-10-1 休館日:月曜日、第2火曜日、年末年始、 (祝日・振替休日は開館、その翌日休館)。 観覧料:210円(中学生以下無料) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021/10/21 03:50:09 PM
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