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縁結びの神・福の神様として名高い出雲大社は、大黒様で知られる大国主大神(オオクニヌシノカミ)をおまつりしています。出雲大社主祭神のオオクニヌシノカミは須佐之男命(スサノオノミコト)の子孫で、多くの兄弟の末っ子として出雲に生まれました。神話に出てくる「因幡の白兎」のオオクニヌシノカミは有名なお話です。出雲大社の背後に八雲山があります。
日本神話に登場する神スサノオノミコトは、高天原で乱暴を働いたお詫びに、のちに熱田神宮の御神体となる草薙の剣を、姉アマテラスオオミカミに渡します。そして出雲の国に降り、八重に重なり合った雲を見て、日本最古の和歌「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を」と詠みました。八雲山が和歌発祥の地といわれる由縁です。
出雲大社の、うねった大注連縄って、ご利益ありそうですね。出雲大社は結婚式を挙げられるので、新郎新婦が拝殿前で記念写真を撮っているのを見かけましたが、尚いっそうオメデタイ感じでした。 「八雲そば」のお店はどこも行列が出来ていたので、「八雲そば」をお土産にして家に帰ってから茹でて食べましたが、太目の固麺で付属の露も風味よく美味しかった。行列が出来るはずですね。 さざれ石の由来 「君が代は 千代に八千代に さざれ石の巌となりて 苔のむすまで」 この石は国歌に出てくる岐阜県春日村のさざれ石です。岐阜県揖斐川町で発見されたそうです。 出雲大社所在地:島根県出雲市大社町杵築東195「因幡の白兎」の神話 出雲大社のオオクニヌシノカミ(大黒様)には、多くの兄弟たち(八十神)がいた。兄弟皆が因幡の国(鳥取)のヤガミヒメを妻にしようと思い出かけた時、荷物をすべてオオクニヌシノカミに持たせた。オオクニヌシノカミは荷物を大きな袋に入れて肩にかけ運んだ。(大黒様の姿ですね)。因幡にはサメを騙したため丸裸にされた兎がいた。兎はオオクニヌシノカミの兄たちに助けを求めたが、兄たちは「海水を浴び、風に当たると良い」と言ったので、兎がその通りにしたら傷が酷くなった。重い荷物袋を持ったオオクニヌシノカミは遅れて来て、傷だらけになり泣いている兎に「真水で塩水を洗い流し、ガマの穂に包まると良い」と教えたところ兎の傷は治り毛が生えた。兎はオオクニヌシノカミに「ヤガミヒメは兄たちではなく貴方を選ぶ」と言い、そのとおりオオクニヌシノカミはヤガミヒメと結婚できた。このときの兎が、「因幡の白兎」で、白兎神社の祭神となった。 この白兎神社の前には道路を挟み、美しい白い砂浜の白兎海水浴場があります。 白兎神社所在地:鳥取県鳥取市白兎603番地 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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