脱走 2
(T△T)ウウウー・・・・などと顔文字を使っている場合ではありません。そう。脱走、2、でございます。脱走1についてはこちらへ。今日、役所へ行って、帰りにSATYというショッピングモールへ行ったのです。支払いが終わって、品物をビニールに入れていると、次男坊がウンチだというので、急いでトイレの前のベビーベッドへ。オムツをひらいても、でてません。「でてないよ~、次男坊」と言ったら、長男坊は確かに隣で「でてない~?次男ちゃん」といいました。すると、お尻で返事をするがごとく、ちらっとお尻の穴を広げて大をみせて、またひっこめて笑う次男坊(汚い話ですみません~)。あわててトイレの中へ荷物と次男坊を抱えて「長男坊、こっちよ」と叫びながらはいり、便器へ次男を座らせて振り向くと、長男がいません。立派にトイレで致した次男を褒めつつ急き立て、表へでても長男がいません。「あれー?ちょうなん~。なーい」と連呼する次男坊。いつもこの店で、旦那と一緒に来ても行方不明になる長男坊。どれだけ怒ってもなだめても懇々と言い聞かせても、好きなほうへ吹っ飛んでいく長男坊。でも、何かいつもと違う気がする。すぐにサービスカウンターへ行って事情を話すと、館内放送をかけてもらいました。「あんたお母さんのクセに何やってんの~」な視線が痛かった。探しても探してもみつかりません。すれ違う警備員さんの無線から、長男坊の服装の説明が聞こえますが、まだ見つかってないみたいです。2階へ行って、おもちゃ売り場や本屋を覗いてもいない。どうしよう・・・・ほんとにいない・・・・外をぐるっとまわってもいない。そこへ、私を呼ぶ館内放送。カウンターが見えるところにいるんですが、長男はいないようです。なんで呼び出されるのかな?すると、無愛想なカウンターのおばさんが言ったのです。レストラン○○の前に、大人の人3人に保護されているそうです。と。レストラン○○。ここから200メートルくらい先の、踏み切りの前のレストランです。底へ行くには、車がどんどん通る信号を2つ渡らなければなりません。目の前真っ暗。SATYの警備員さんもついてくることになって、小走りにレストランへ。陽射しが刺さりました。ああ、タマゴや肉やジュースがあるのに、氷を入れるのを忘れたわ、などとアタマのどこかで考えている私。やがて、長男が私をみて泣きながら駆けてきました。私が到着するまで長男を保護してくれた女性は、お互いしらないひとどうしだったそうです。長男に「お家はどこ?」ときいたら、踏み切りの向こうを指差して「あっち」というので(それはあってるんですけどね)、おかしいと思って「お母さんは?」と聞いたら「おうちにいるの」といったけど、サティの袋を持っているのでおかしいと思って電話をしてくれたそうです。どうしましょう。動転して、名前も住所も聞くのを忘れてしまいました。2人の女性が長男を見てくれて、他の一人が派出所へ届けに行ってくれたそうです。交番へ言って見ましたがパトロール中で誰もいなくて、内線でたずねると確かにそういう報告はあったけど、誰が届けてくれたかまでは控えてないといわれました(なんだ~そりゃ)。絶対読んでないと思うけど・・・・・本当にありがとうございました。サティの警備員さんもありがとうございました。ああ。これからどうすればいいのでしょう。首に縄でもつけたほうがいいでしょうか。経済的理由で私は携帯電話を持っていないのですが、もう買うしかないかな。首から、名前と住所と私の携帯の番号を書いてぶら下げるくらいのことは、必ずしなくてはならないような気がします。ううう・・・(つっぷして泣き崩れ)。