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カテゴリ:年金のお話 (国民年金)
ぽぽです。
今日は 最近 良く耳にして気になってたお話。 或る女性は不幸にして、旦那様を亡くされました。 そして、そうと知らずに旦那様の年金を受け取り続けてました。 何年も経って社会保険庁から 「今後、旦那さんの年金は払えません。 これまで払った年金も返してください。」 女性はビックリです。 結局、何百万ものお金を返す事に・・。 当然一度に返済できるはずも無く、 そこはお役所も鬼ではないなので、 分割払いとなりました。 なぜ こんな事になったのでしょう? それは、旦那様の「年金受給者現況届」を 提出し続けていたから、でした。 この「年金受給者現況届」は 年金を受け取る人が生存しているか? 扶養手当(加給年金)の対象である家族は まだ扶養手当の条件に当てはまるか? を役所が確認するため、送ってくるものです。 この女性は旦那様の「遺族」の年金と思って 「年金受給者現況届」を毎年送り続けていました。 本来なら、旦那様の「老齢」の年金を止める届けをし、 もしあるなら「遺族」の年金の手続を行わなければ いけないところでした。 でも、女性は黙っていても「役所がやってくれた」と信じ、 旦那様の「老齢」の年金を誤って受け取り続けていたのです。 更に不幸な事に、旦那様は「国民年金」の期間のみでしたので、 18歳未満のお子さんはいないこの女性には 旦那様の「遺族」の年金は発生しなかったのです。 で、全額返済です。 こんな話 結構 あるんです。 せめて旦那様の「遺族」の年金があれば、 4分の1程度の額の返済で済んだのですが、 この女性は本当にお気の毒です。 皆さんに「年金受給者現況届」をこの場でお見せしたいくらい ご高齢の方には判りにく~い小さな文字で印刷されていて、 「あぁ、間違える人もいるかな~」って感じです。 自営業の奥さんだった方は、周り(お子さん・お孫さん)で 配慮なさって、こんな不幸な例を招かないようにして欲しい ものです。 皆さん!ご高齢のご家族・ご親戚の方には出来たら、 この話なさってみてくださいませ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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