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カテゴリ:年金のお話(厚生年金)
ぽぽです。
「勤続38年。給料もそこそこあった。 なのに、なぜ? こんなに安い年金って、あり?」 って方は、基金に気をつけて下さい。 正確には「厚生年金基金」のこと。 これは本来なら「国民年金」の上に「厚生年金」更にその上に 「厚生年金基金」が付くという美味し~い年金。 保険料の本人負担は「厚生年金」と変わらな~いのに 貰う時だけやけに多いのです。 で、お話を最初に戻すと、多いはずの年金が なんで安いの? 秘密は「請求先」にありました。 「厚生年金」だけなら、社会保険事務所 一箇所へ行けば済む。 ところが、「厚生年金基金」はその「厚生年金基金」へも請求。 または その基金がとっくの昔に潰れちゃった~とか、 10年以内位で基金に入れた会社を退職している・・ってな場合は、 「厚生年基金連合会」(10月から名前が「企業年金連合会」変わります) にも請求しないといけない。 しかも、もらえるはずの年金全体のうち、 基金が決めた率を上積みした年金は、 「厚生年金基金」 または 「厚生年基金連合会」が支払うので、 社会保険事務所と上のいずれか一方の指定された方の機関との 両方に請求しないと、「安い~!」って事に。 大抵は、社会保険保険事務所だけして「厚生年金基金」 または 「厚生年基金連合会」は忘れてるパターン。 それも、最後に退職した会社で入ってたのではなく、以前に 勤めてた会社の分というケース。 最後の会社は割合に親切に年金のお世話をしてくれてることが 多いけど、その前に勤務の会社の年金までは判らない。 したがって、請求もれです・・ あぁ、勿体無い。 5年以内の期間なら遡れますが、それ以上の時間が経過していると 露と消えてしまいます・・ 逆(「厚生年金基金」 または 「厚生年基金連合会」にだけ 請求するケース)もたま~にありますが、 これは「国民年金」分と「基金に入ってない期間」分の 両方が止まってるから、非常~に非常~に安い・・ 皆さん気をつけましょ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005/07/25 04:15:13 PM
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