わんこの年金教室

ぽぽです。

健康保険証を「はい」って出す方の医療保険の「どれに入れるか？」は
仕事や住んでいる所で決まってしまう・・。

節約するには「自分の保険のポイントを押さえる」に
尽きるというお話の続き。

まずは・・・

１．組合管掌健康保険　　
　　共済組合
　　
この二つについては特に何かをする必要は殆どありません。
至れり尽くせり、手をとり足をとり、微にいり細に渡って
教えてくれるし、時には知らないうちに口座に
お金が入ってたりもする・・「言う事は何にもないぜ～」
です。

一応、こんな手当もあるのか、これくらいの金額なんだ、位は
ホームページで確認しても良いでしょう。

この日記を書くにあたって、ちょこちょこと見せて貰いましたが、
綺麗で判りやすくて、しかも「こんなに手当あるんだ～」と
感心するばかり・・でありました。

次に・・・

２．　政府管掌健康保険

これは加入者が多い保険ですね。

そして、会社によっては「リスクあり」なんです。

例えば、○○会社は経理の女性が労務も担当。
忙しい毎日です。

ある日、従業員のAさんが
病気で入院。経理の女性は休業扱いで給与の出ない
Aさんに代わって「傷病手当金」を請求します。

「傷病手当金」は病気・会社に関係ない怪我で休業して
給与が出ないとき、休養の約６割を健康保険から
支給してくれるものです。

ここまでは良かった・・。
でも、経理の女性は知らなかった。「高額療養費」を知らなかった。
社長も気を付けていなかった。請求を忘れた。

「高額療養費」は一月に「同じ病院」「同じ科」で一定の治療費がかかったら、
その一定の治療費以上の分を返してくれるものです。

あと家族のそれぞれが一月に「同じ病院」「同じ科」で一定の治療費がかかったら
その一定の治療費の一人分は少し安い金額になります。

勿体無いし、Aさんにとって痛い出費を少しでも抑えたいところ
でしょうに、折角の権利を知らないうちに放棄してしまうなんて
後で知ったら腹も立つでしょう。

たまたまAさんが「高額療養費」を知っていれば、経理の女性に
「高額療養費」を請求したいと申し出ることも可能ですが・・

知らないうちに時効が来てしまって、
後日　専門家が会社を新しく担当することになり、
「あぁ、勿体無いことしましたね～」って言われて
初めて知った！なんてことあるんです。

それで、ぽぽは自分の保険に何の手当があるか？を
知ってるのは大切と思うのです。

因みに、「高額療養費」は確定申告の医療費控除と混同なさって
おられる方にちょくちょくお会いします。別物ですので、
ご注意下さい・・。

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