わんこの年金教室

ぽぽです。

先日　テレビを見ていると、民主党の若手議員さんとコメンテーターさんが
「あらま！びっくり！」なことを、おっしゃってました。

「国民年金の保険料免除は、国民を馬鹿にしている！」と・・。

「保険料の免除を受けた期間の年金は、通常の３分の１になる」
ここまでは、「うんうん、そうだよね」です。

「通常の年金は、月に６万ほど。月に２万円で暮らせるわけが無い！
馬鹿にしている」のくだりには、ガクッと力が抜けそうでした。

「テレビで、こんなコメントを出されたら、困るな・・」が
最初の感想です。

免除の最大の目的は、
「障害年金・遺族年金・老齢年金の無年金者を作らない」
にあると思われます。

何もご自分の意思を表明しない「未納」は、無年金でも仕方が無い。

だけど、「免除」の意思を表明したら、障害と遺族は恩恵的に保障しましょう。
だけど、老齢はちょっと少なくなるよ。

（免除の期間の老齢年金の原資は、保険料でなく、税金です。
現在、保険料で３分の２、税金で３分の１賄われるので、
今のところ通常の老齢年金の３分の１が出ます。

将来は、保険料で２分の１、税金で２分の１賄われるので
通常の老齢年金の２分の１になります。）

もし、通常の年金額を取り戻したいなら、今後「追納」といって
後払いをすることが可能ですよ。

（出来たら、テレビではここを強調して貰いたかったです・・）

保険料の免除を受けていて、追納しなかった期間の年金が低いのは、
「払ってないから仕方が無い」

キチンと払った方から見たら、何の意思の表明も無く、
しかも、保険料も払って無くても平等に年金を！なんて言われたら、
「それこそ不平等！」となるのではないでしょうか。

国民年金の老齢年金が少ない（約６万円）のは、また別のお話、では？


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タイトルが一部ちょっと過激（税金・年金払わずに！）ですが、
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