|
カテゴリ:年金のお話(厚生年金)
ぽぽです。
老齢のための厚生年金には「配偶者加給」といって 妻を扶養する人に「扶養手当」が付きます。 厚生年金の保険料支払い期間が、原則20年以上の方のみです。 (場合によっては、夫が老齢の国民年金だけしか受け取れないとか 老齢厚生年金を受給するものの保険料支払い期間が短いなどの場合、 夫の現時点の収入が少なければ、妻にも「配偶者加給」が付きます。) 金額は、厚生年金を受け取っている夫自身(または妻自身)の 生年月日によって変わります。 その年齢が高いほど、「手当」も高くなります。 仮に、夫が昭和16年生まれの65歳といたしましょう。 すると、年額328,900円の「扶養手当」 (つまりは「配偶者加給」)が加算されるます。 ちょっと話が面倒になるのは、「扶養手当」の対象である 妻(場合によっては、夫)が65歳になった時。 なぜか「配偶者加給」は「振替加算」と名前を変えて 妻(場合によっては、夫)の国民年金にヨイショとお引越し。 しかも、金額が下がる上に、今度は妻(場合によっては、夫)の 生年月日に左右されるというのです。やれやれ・・。 昭和16年生まれの65歳の夫に対して、 妻が昭和19年生まれの62歳ならば その金額は、年に118,500円。 昭和23歳生まれの58歳とすると その金額は、年に94,000円。 あれれ~??若い妻のほうが またまた不公平? と思うのはちょっと気が早い。 昭和16年生まれの65歳の夫に「配偶者加給」が始まったのは 61歳のとき。 (60歳のときは、年金の一部分しか出てませんでしたから、 「配偶者加給」もストップされてました。) 今は完全な年金が出るのはじわじわと年齢が上がってますね・・。 さて、昭和16年生まれの65歳の夫が61歳当時妻の年齢は?? 昭和19年生まれならば、58歳。 昭和23歳生まれすると、54歳。 なので、この年齢で「配偶者加給」が始まるわけです。 「配偶者加給」の給付期間は、妻が65歳になるまでなので・・ 昭和19年生まれならば、7年間。(夫が68歳まで) 昭和23歳生まれすると、11年間。(夫が72歳まで) 328,900円×7=230万2300円 328,900円×11=361万7900円 その差額131万5600円。 年の差カップルの方が「配偶者加給」だけ見ると多いです。 昭和19年生まれの妻も、7年後「振替加算」を受け取りが始まるので、 118,500円×4年 (11年-7年)で その額474000円。 まだ841600円の差額が残りますね。 その後、昭和23歳生まれの妻も「振替加算」94,000円に 変わるので・・。 う~ん、なかなかうまく考えてありますね。 ちなみに「配偶者加給」は夫さんが健在であることが必須。 「振替加算」は夫さんが健在かどうかは問われません。 結論!どちらかが多いとは言えない。 その時の状況で多いと感じるか少なく思うのかの違いでしょうか・・。 それよりも「配偶者加給」と「振替加算」は もらい忘れが多いので、ご注意を!! 恥ずかしながら、「灯台もと暗し」私の母も「振替加算」が しばらく付いておりませんでした 図解どうなる?あなたの社会保障 ↑社会保障の簡単本。朝日新聞の日曜に連載されています。 大型スーパーでの買い物は楽しい。 新しい商品を見つけると嬉しくて、 あっちへウロウロ、こっちでキョロキョロ。 さあ、清算!となるとレジ前は長蛇の列。 関西弁で言うところの「いらち」なので行列に並ぶのは 基本的に苦手・・。 でも、買ったものは清算しなくては・・。 そんな時たまに行く某スーパーのレジさんは強い味方。 長い列もなんのその。次々にお客さんの清算をこなします。 しかも笑顔、そして感じが良い! この店では、イライラしないです。 なんでかな?手さばきが早いのか?どんなコツがあるのかな? 調べてみました。 プロのレジスタッフ『チェッカーサポート』ってとこから派遣されてるんだ~。 いつもありがとう。 某スーパーのレジさん、気分良く買い物させてもらってますよ~ ↑しばわんこシリーズの最新刊 しばわんこ、NHK「ゆるやかナビゲーション」で放送してるそうですね。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006/10/28 11:44:24 AM
コメント(0) | コメントを書く
[年金のお話(厚生年金)] カテゴリの最新記事
|