世界中を飛び回るママ♪

皆様、大変ご無沙汰してしまい、申し訳ありません。ｍ（＿　＿）ｍ
心配をおかけしたようで、電話、メールが沢山きていますが、
ダウンしていたのはここ１０日間だけで、
知ってる人も多いと思いますが、
産後から７月２８日までは、頗る元気に出歩いておりました。

産後３日目から普通に家事＆育児をこなし、
同じ時期に出産したお友達の為にご飯を作ってあげたり、
ニオの学校行事、お遊戯会、ピクニックや授業参観＆懇談会そして、
卒業式に振り回され、
奥日会に出席したり、
お友達の豪邸でＢＢＱ＆プールパーティーがあったり、
お友達のお誕生日会、就職祝い、送別会（２件）
を我が家でやってあげたり、
っと日記に書きたい事は山ほどあったのに、
あっという間に８月になっちゃってました・・・・

そんな中、妊娠初期に診断されてから
ず～っと気になっていた
『１０ｃｍ以上の大きい卵巣嚢腫』
の摘出手術を７月２９日行いました。

Ｄｒには、『腹腔鏡手術なので、入院無し、
術後２～３日で普段通りの生活出来るようになるでしょう。』
っと聞いていたので、
私は、入院しないで済むなら、きっと出産よりも回復が早いのだろう。
っと安易に考えていました。

年に一度受けなきゃいけないフライトアテンダントのトレーニングも
８月に受けようと考えてました。

でも、ふたを開けてみたら･････

最初に言って置きますが、私は痛みにかなり強い方だと思います。
出産後、痛み止めは一錠も飲みませんでした。
もちろん、退院後に処方された痛み止めは購入せず、
一度も飲みませんでした。

７月２９日、

午前７時に病院到着、サインイン、
午前９時手術開始、
午後１２時に意識朦朧のまま家へ帰され、
手術は１時間半、
麻酔から覚めるのに４５分程、
その後ナースと話しましたが、
夢だったのか？　現実だったのか？
はっきり覚えていません。
『手術開始から３時間後には家に帰された。』
っと日本の友達に話したら、
日本では、１０日前後入院するんだよっと言ってました。

私はこの日、ベッドから起き上がる事すら出来ませんでした。
Ｄｒに２４時間は授乳しては駄目だと言われていたので、
セレナにはフォーミュラを飲んでもらいました。
そのせいで、母乳はいつもの様に溢れ出し、
胸に巻いていた普通のバスタオルの２倍大のビーチタオルは、
母乳でびっしょり、絞れるほどでした。

お友達からの電話にも出られず、申し訳ありませんでした。
殆ど意識が無い状態でした。

旦那には仕事を休んで貰いました。


７月３０日、

痛みを堪えて、自力で起き上がろうとしましたが、
無理でした。
旦那に起こして貰い、
旦那に支えられながら、やっと歩ける状態でした。
授乳したかったけど、痛み止めを飲んでいたので、
授乳出来ず、この日もフォーミュラオンリー。
母乳が漏れて、胸が張ってかなり痛い状態でした。
この日から、一人で身動きが取れると思っていたので、
旦那は一日しか仕事を休んでいませんでした。

だから、旦那は仕事をしながら、

私の介護にセレナの世話っと、大変そうでした。

７月３１日、

前日より痛みが和らいだ気がしたので、
自力で起き上がり、
自力で歩き回ってみましたが、
肋骨が痛くて痛くて、この日も殆ど寝たっきり、
予定では、今日から普通に家事をして、育児をしていた筈なのに、
起き上がる事すらままならない状態でした。
その上、体温が３８度にあがり、
嘔吐、
この日は一回しか授乳出来ず、自己嫌悪。
またまた旦那は仕事をしながら、
私の介護にセレナの世話と、
旦那に申し訳なくて申し訳なくて・・・・


８月１日、

朝起きると、いつもは漏れて漏れて困る母乳が一滴も漏れなくなり、、
胸も全く張らなくなり、
手で絞ってみても全くミルクが出ず、
なんと、母乳が涸れてしまったのです。
思ってもみない事でした。
出過ぎて、いつも母乳のシャワーをセレナに浴びせてしまうほど、
あんなに出の良かった母乳が涸れてしまうなんて・・・
もうショックでショックで、
どんだけショックだったことか････
私にとって、母乳育児は、
母乳オンリーで一年間育てる事は、
セレナの為に絶対やってあげたい事だったから、
お腹が空いて泣き喚くセレナを見ながら、
あぁ～、私はなんて事をしてしまったんだと、
痛みを堪えてでも、術後２日目から授乳してあげてれば、
母乳が涸れる事は無かったっと、
自分を責めながら、号泣。
でも泣いていても仕方が無いので、
それから直ぐ、痛くて堪らなかったけど、
セレナが起きている間はず～っとおっぱいを吸わせました。
ミルクが出ないから、
セレナも不満そうに大泣き、
それを見ると益々悲しくなり、私も一緒に号泣。
でも、この日から母乳オンリーに戻しました。

そんな事もあって、
起き上がる時や歩く時、まだかなり痛みはあったけど、
痛みが和らいで来たので、痛み止めを飲むのを止めました。
お友達からの電話にも寝ながらですが、
出れるようになり、このまま回復するのかな？？
っと思っていましたが･････

でも、どこまで私を苦しめたら気が済むの？？？
っと思う鋭い激痛が、
肋骨から、肩甲骨、肩にかけて走り、
呼吸困難になり、
あまりの痛みで身動きが全く取れない状態になりました。
この痛みの原因は体内に残ってしまった二酸化炭素なんですが、
手術前にナースが『今は技術の進歩で殆どの二酸化炭素は、
取り出せるようになったので、この二酸化炭素による痛みで苦しむ
患者は滅多に居ない。』っと言っていたのです。
滅多に居ないのに、私はその二酸化炭素に陣痛よりも苦しめられる
ことになったのです。

この日は、３９度の熱が出て、
また嘔吐、
私は３４年間の人生で２～３回しか吐いた事が無かったのに、
この短い期間に２回も嘔吐。

母乳が出なくなり、
激痛に苦しみ始め、
旦那に迷惑を掛けてる事が申し訳なく、
高熱、
色んなストレスで、
身体は弱って行く一方でした。


８月２日～８月３日

肋骨への激痛が日に日に激しくなり、
横になる事すら出来ず、
一度腰を下ろすと、
立ち上がる事すら出来なくなり、
それでも、痛みに泣きながら耐えて、
授乳する姿を見た旦那が心配になったようで、
良くなる筈の体調が悪化して行く一方だったので・・・・
この二日間は痛みで一睡も出来ず、
でも、セレナにず～っとおっぱいを吸わせたおかげで、
少しずつ母乳が出るようになりました。
でも、量的にはほんの少しだったと思います。

８月４日、

動く度に、
肋骨にナイフを刺されたような激痛に苦しめられ、
痛みは日に日に増していくので、

痛みに強い私でも流石に
心配になり、Ｄｒに電話して、
二酸化炭素以外に考えられる痛みの原因は無いか聞いてみたら、
あると、
『肋膜炎かもしれない』っと言うのです。
直ぐＣＴを取りに病院へ行き、
その後、

Ｄｒに診断してもらう為に行き付けの産婦人科へ行きました。

痛くて、背筋を真っ直ぐにして歩けないので、
猫背で歩いていたら、皆に『グランマみたいだねぇ～』っと
笑われてしまいました。

だってぇ～痛いんだもん。

ＣＴでの診断の結果は、
どこも異常なし、
異常がないのは嬉しい事だけど、
嬉しくないような･････

二酸化炭素以外の原因なら、
この痛みをどうにかしてくれるのでは？
っと少し期待していたので・・・

やっぱり、痛みは二酸化炭素が原因だと、
『二酸化炭素が無くなるまで痛みは続く』と、
『私の患者で６週間、痛みに苦しんだ人が居る』

っと、
この日のＤｒが言うのです。

６週間もこの痛みに悩まされたら、

死にたいかも････っと思ってしまいました。

８月５日～今日

母乳が少しずつ出るようになってきました。
ハンドタオルがびっしょりになるほど、
漏れるようになりました。
痛みを堪えて、
寝ずに授乳して、
ストレスで益々出なくなるのでは？？？？
っと心配でしたが、
それでも、諦めずに、
セレナに吸わせ続けてて良かった。

未だに肋骨が痛いです。

お友達数人には、

今週、予定をドタキャンしてしまって、

申し訳無い気持ちでいっぱいです。

体調が良くなったら、

必ずこの埋め合わせはさせて頂きます。

これから、アメリカで、腹腔鏡手術をする皆さん、

２～３日で良くなるなんて嘘です。

腹腔鏡の傷跡は全く傷みません。

でも、１０日経っても、

二酸化炭素は私の神経を圧迫し続けております。

痛いです。

呼吸が出来ないほど苦しいです。

激痛に襲われると、声すら出ません。

いつ良くなるの？

私の身体が二酸化炭素を吸収するまで・・・・

Ｄｒにもどの位かかるか、個人差があるから判らないそうです。

『ホットシャワー、蒸しタオル、歩き回ると良い』っとナースが言うので、

一日中歩き回ってますが、

Ｄｒ曰く、『歩き回っても変わらないよ。』

だって。

はぁ～、辛いです。