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カテゴリ:現代詩ー母系
親子だから
気を使うんだ ほんとうに この子のためになると 思っている から レール 敷いた わたしは間違っていない けれど またレールを 敷く嵌めになっていないか 気を使う この子が わたしに気を使って 決定するんじゃないか それが心配なんだ 親のために 意思決定しないように 自覚を促す 気を使うんだ 親としては わたしは間違ってはいないんだ しかし あなたは変わる レール敷いたときから あなたはどれほど変化して そうしてどれほど大人になったのか あなたは変化しているはずだから もう レールはいらない のかもしれない レールはもう いらないのかもしれない でもまた レール 敷こうとしている 親として 免れないんだ 他人じゃないんだから 免れないんだ レール 敷く あなたのために わたしが レール 敷く わたしは決して 間違ってはいない レール 敷く だからわたしは決定しない あなたが ほんとうに 決定するまで わたしは 決めない ジッとして待とう あなたが あなた自身で あなたの目で あなたの足で 手探りで 盲目のまま 四苦八苦して 考え抜いて 考え抜いて 悩んで 悩んで そうして 失敗しても きっと きっと 許せるようになるくらい わたしが あなたを信じているんだから そうなるんだから きっと そうなるんだから わたしは待とう あなたが決定するまで わたしは待とう 待っている お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/04/19 06:47:28 AM
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