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カテゴリ:現代詩ー愛
寺山修司さんを
捜しに ぼくは 青森県 みさわに行ったんだ にんげんは 生まれて きて から 逝きはじめるんだ その途中で 立ち止まったり 放蕩したり して 逝きはじめる んだ にんげんは 逝きはじめるんだ そう 誰もが 逝きはじめるんだ だから 寺山修司さんは 逝ってしまったんだ その足跡を ぼくは 追った いくつもの いくつもの 劇場空間の 遮光された地面に 寺山さんの机が あった 引き出しを あける あった! あったよ ここに ぼくが忘れかけていた 革命 が あった! あったよ ぼくたちが 100年後に気づくかもしれない そんな 愛が あった よ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/04/16 10:51:20 AM
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