テーマ:プロ野球全般。(13403)
カテゴリ:Bs関係
コミッショナー裁定となったパウエル問題ですが、予想以上に最悪な結果となりました。
2球団のパウエル登録申請を却下(スポニチ速報) オリックスとソフトバンクとの契約で揺れている前巨人のジェレミー・パウエル投手(31)の問題で、プロ野球の根来泰周コミッショナー代行は27日、東京都内のコミッショナー事務局で記者会見し、両球団から提出された支配下選手登録申請を却下した上で、あらためてパウエル側と契約合意し、通常の登録申請をした球団に対し、同選手の入団を認めることを明らかにした。当該2球団以外は交渉できない。 パはパウエルの契約について、1月30日に両球団の統一契約書を有効と判断。小池会長が2月4日にソフトバンクに契約の優先権があるとし、パウエルの選手登録を6月23日以降に受け付けるという勧告を出した。しかし、両球団はこれに反発し、オリックスが根来代行の裁定を求めて提訴していた。 所詮はコミッショナーなんていてもいなくてもどうでも良い存在ですからね。全く期待なんぞしていませんでした。 パウエルはソフトバンク入団へ(スポニチ速報) オリックス、ソフトバンクと前巨人のジェレミー・パウエル投手(31)の契約問題で、プロ野球の根来泰周コミッショナー代行は27日、東京都内のコミッショナー事務局でパ・リーグの小池唯夫会長と会談した。その席上、根来代行は両球団から提出されている支配下選手登録申請を却下した上で、あらためてパウエルと契約合意した球団の登録申請を受け付けるよう指示した。小池会長が同意したため、パウエル本人が希望するソフトバンクへの入団が事実上決まった。 根来代行は「両球団と選手の問題点を追及するつもりはない。両方の申請を差し戻すとした方が収まりがいい」と理由を説明した。再申請があった場合は「通常の手続きで受け付けてほしい」と話しており、パウエルの3カ月の出場停止も撤回され、公式戦開幕からの出場が可能となる。 パは両球団に今回の決定を伝え、預かりとなっている登録申請書類を返送。小池会長は「批判は甘んじて受ける」と話した。 パはパウエルの契約について、1月30日に両球団の統一契約書を有効と判断。小池会長が2月4日にソフトバンクに契約の優先権があるとし、パウエルの選手登録を6月23日以降に受け付けるという勧告を出した。しかし、両球団はこれに反発し、オリックスが根来代行の裁定を求めて提訴していた。 ▼根来泰周・プロ野球コミッショナー代行の話 開幕を控えて早期決着しないといけない。なかなか難しい問題もあるが、早く収束させるためには単純な理屈で考えた。外国人選手の契約方法については実行委員会で正式な議題にしたい。 ▼ソフトバンク・竹内孝規球団最高執行責任者の話 実質的に私どもの主張をご理解いただいたものと理解している。パウエル投手本人及び代理人は、常に真摯であり誠実な対応であった。彼らにも感謝したいと思う。 ▼ソフトバンク・王貞治監督の話 だいぶ遠回りしたけれどね。あとは本人の意思が尊重される、ということは、うちにとってはよかった。 ▼パウエルの日本における代理人・田代祐誠弁護士の話 こちらの主張がご理解いただけたことに感謝します。選手としては、1日も早くプレーしたいと望んでいますので、手続きが順調に進むことを希望します。 ソフトバンクの全面勝利に(スポニチ速報) 根来コミッショナー代行が示した解決策はソフトバンクの全面勝利となった。今回の騒動を生んだ原因は外国人選手の契約に明確なルールがなく、慣例慣行に頼っていたことにある。 オリックスと契約交渉をした経験を持つ米国の代理人は、今回も通常の手順を踏んでいた。だが、ソフトバンクは球団職員ではないブローカーとも称される人物を通じてパウエル側と交渉を続け、電撃的に契約合意にこぎつけた。 パ・リーグの対応も混乱に拍車をかけた。両球団の統一契約書を形式的な審査で両方有効と判断してしまった。本人の事情聴取はしたが電話で20分ほどの簡単なもの。その結論として出た勧告は、当事者の情に訴える身内意識の強い解決策だった。 コミッショナー事務局の関係者は「もしパウエルに米国で裁判を起こされたら負ける」と危機感を抱いていた。オリックスの提訴を受けた根来代行は両球団だけでなくブローカーと称される人物からも事情を聴くなど独自の調査をした。 根来代行は「裏のことは言わない。裁判所ではないので調べることもできない」と表に出ている部分だけで判断せざるを得なかったという。 国際化が進み、代理人など外部の人間が入り込むようになった今、身内の論理は通用しなくなった。球界全体で外国人選手の契約を考えなくてはいけない。 不本意ながら…オリックス受け入れへ(スポニチ速報) オリックスの機谷俊夫球団代表は27日、根来泰周コミッショナー代行の指示でパウエル投手のソフトバンク入りが事実上決まったことを受け、大阪市内の球団事務所で記者会見し「もう一度契約した方を受理するというのは想定していなかった。不本意ながら、要請を受け入れることになると思う」と従う意向を示した。 機谷代表は「オープン戦も本格化している。この問題を長引かすのは良くないと考えている」と説明。「戦力とかというよりも、問題としているのは外国人選手との契約の在り方」と話し、先に合意に達していながらも入団に至らなかったことに終始困惑した表情だった。今後の詳しい対応については「早急に検討して、できるだけはやく結論を出したい」と話すにとどまった。 ▼オリックス・中村勝広球団本部長の話 最悪の結果でがっかりしている。世間を騒がせて軽い問題ではないのに、根来コミッショナー代行の判断理由がわれわれに伝わってこない。納得させてほしい。人間は感情の動物なので、問題を水に流せと言われても、そこまで人間ができていない。できれば開幕に間に合うように、彼以上の投手を何とか獲得したい。 ▼オリックス・コリンズ監督の話 自分のところに来ていない選手を戦力として想定していないし、心配はしていない。 本当に日本のプロ野球界の上の奴らどもは屑みたいな奴しかいませんよね 結局は自分たちの保身のことしか考えていないわけです。 根来のジジイは、合併問題の時点でクビになるべきだったのに、あれから4年も経った今まで平気で今の地位に居続けているのでしょうかね? コミッショナーなんて、所詮お飾りですので、いっそのことないほうがマシでしょう。 これで日本のプロ野球界は秩序のない世界になりました。後だしジャンケンでも何でも結局金を出したもの勝ちです。 そもそもこのブローカーっていったい何ですか?こんなの認めてしまったら、ブローカーの暗躍を認めることとなり、本当に外国人には好き放題されますよ。 ソフトバンクは今回たまたま勝った側に立ちましたが、将来的にやられる立場になるかも知れません。 まあこれで日本のプロ野球も先は長くないですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年02月28日 01時37分23秒
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