和希ちゃん8383のブログ

2003 アメリカ
ミステリー、ホラー、サスペンス

監督
マチュー・カソヴィッツ
Cast
ハル・ベリー
ロバート・ダウニー・Jr
ペネロペ・クルス
チャールズ・S・ダットン

ストーリー
女子刑務所の精神科病棟で働く医師ミランダ。
彼女は優秀な精神分析医だった。
だが、そんな優秀な彼女にも悩みの種があった。
それは彼女の担当する女囚クロエが「私は悪魔にレイプされ、悪魔の意志によって父親を殺した」と言うからだ。
ミランダにはとうてい理解出来なかった。
父親を殺した罪の意識が悪魔にレイプされた妄想を生み出しているとしか考えられないと。
そんなある日、ミランダが車を運転していると、目の前に突然少女が現れ、轢きそうになるが間一髪で事故を避ける。
車を降り、少女に駆け寄るミランダ...。
しかしその瞬間、ミランダは意識を失ってしまった。
次に目覚めた時はなぜか、病室のベッドの上。
混乱するミランダに医師は言った。
「君は夫を殺害し、錯乱していた為収監されたのだ」と...。





「バック・トゥ・ザ・フューチャー」や「フォレスト・ガンプ」で監督を務めたロバート・ゼメキスと「ダイ・ハード」、「マトリックス」などを手掛けた映画プロデューサー、ジョエル・シルバーの2人が設立したホラー専門の製作会社ダークキャッスル・エンターテイメントによる初の完全オリジナル作品。
「ゴシカ」は「ゴシック」を表す意味の言葉。
つまり中世ヨーロッパの幻想的な話やその面影のある雰囲気や絵画、建造物の事。
そこから派生した超自然的な現象、幽霊や怪物、怪奇現象を「ゴシックホラー」と呼ぶ。
まさに「ゴシック」を全面に押し出したタイトルからもその意気込みを伺える｡





my評価4点(10点満点中)

ハル・ベリーは可愛くて好きです！！
役者としてというより見た目ですね！

ですが、この作品は正直微妙です。
精神分析をする側がされる側にまわるというのは、想像するだに恐ろしいけども、話としては面白いです！！
なかなか期待出来そうな設定じゃないか！と思いました。
自分の言ってる事が周りに理解されず信じてもらえない事、それだけでなく自分がいくら本当の事を言っても異常者扱いされてしまう事。
どう診断されるのかさえ、ミランダには分かってしまうのだから。
今まで自分もそう診断してきたのだから、当たり前に味方もいないわけです。

その辺は非常に面白いです。

ですが、これは果たしてホラーなのだろうか？
加えて言うなら、どの辺りがゴシックなのだろうか？
さらにミランダは本当に何かを得たのだろうか？
科学を信じ切ってるミランダにとって、今回の出来事が本当に彼女を成長させたのだろうか？

私は非科学的な事や不可思議な事も信じているタチなので、ミランダは好きにはなれなかったです。
途中、ざまぁみろ！とか思ったくらいです。

ホラーと言うよりミステリー、サスペンス要素が強いです。
まぁ信じる派も信じない派もそれなりに楽しめるとは思います。



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