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2015.03.25
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カテゴリ:映画(こ)

2006 アメリカ
ドラマ

監督
ロバート・アルトマン
Cast
ケヴィン・クライン
ギャリソン・キーラー
メリル・ストリープ
リリー・トムソン
リンジー・ローハン

ストーリー
ミネソタ州セントポールにあるフィッツジェラルド劇場。
ここでは毎週土曜の夜、30年以上に渡りラジオショーの公開収録が行われていた。
番組の名は「プレイリー・ホーム・コンパニオン」。
しかし今夜の放送が最後で、翌日にはフィッツジェラルド劇場の解体が決まっていた。
なぜならテキサスにある、とある大企業が、「プレイリー・ホーム・コンパニオン」を放送していたラジオ局WLTを買収し、フィッツジェラルド劇場を潰して駐車場にする計画を立てていたからだ。
出演者達やスタッフ、保安係、皆はいつもと変わらず楽屋に入り、いつもと変わらず明るく楽しく放送を迎えようとしていた。
本当は寂しかったが、司会のギャリソン・キーラーも「お別れ」は言わないと心に決めた。
こうして今夜も「プレイリー・ホーム・コンパニオン」のショーラジオの幕が上がるのだった...。





打ち切りが決まった、最後のラジオショーの公開収録を、舞台裏と舞台上を合わせて描いた群青劇。
監督のロバート・アルトマンはアカデミー監督賞に5回もノミネートされ、一度も受賞は出来なかったが、その映画人生に功績を称えられ、2006年アカデミー名誉賞を受賞した。
同年11月、アルトマンは癌による合併症により死亡し、今作はアルトマンの遺作となった。
なおこの作品に描かれている「プレイリー・ホーム・コンパニオン」は実在するラジオ番組で、映画同様、フィッツジェラルド劇場で1974年から始まり、現在も変わらず公開収録されている。
また司会役のギャリソン・キーラーは実際の「プレイリー・ホーム・コンパニオン」で司会を務めており、彼は今作で同役として俳優デビューを果たした。





my評価5点(10点満点中)

前にも何かの作品で群青劇は苦手だと書きました。
群青劇は登場人物が多く、個々にそれぞれ物語があったりするので、一つに没頭できないし、色々な物語があってワケが分からなくなるんですね。

今作においてはアメリカ人らしいユーモアがたっぷりと含まれているのですが、いわゆるアメリカンジョークというのは、理解出来るものと理解出来ないものがあるので、いまいちピンと来ない時があります。

特にヨランダの娘ローラですね。
ローラはいわゆる思春期で、古き良き時代を愛する母や母の仲間達に、愛はあるものの、「古臭い」という思いも垣間見えます。
だから彼等が歌うカントリー曲にはなさそうな「自殺」をテーマにした歌詞を書いている。

それをカウボーイ2人組のダスティ&レフティに話した時の描写がよくわからかったんです。
どこまでがアメリカンジョークで、どこからが人生の先輩としてのアドバイスなのか。
それとも最初から最後まで人生のアドバイスをジョークっぽく話しているのか?
「アメイジング・グレイス」を歌おうと、カントリー歌手が言うのも、あからさまにジョークっぽいです。
「自殺」の歌よりよっぽど良いよという事なんでしょうがね。

そして結局ローラが選んだ歌は。
なんで?となります。
よくわからんです。

そんな感じでちょっとしたトークと歌がメインのラジオショーは、生粋の日本人である私にはよくわからない時がちらほら。
カントリーも特に興味もないですしね。

ただ30数年やってきた、仲間達の寂しさや悲しさ、それを伝えられない悔しさ、憤り、新たな未来への道などはよく描かれていて、終始微笑ましい気持ちで観ていられました。

ちなみにラストはよくわからない終わり方でしたが、彼女が現れる時は、人が死ぬ時に天国へと導くですから...。
そーゆー事なのでしょうかね?

そもそも彼女の存在は本当によくわからないですね。
居ても居なくても成立しますし。
トミー・リー・ジョーンズ演じるアックスマンに対しての行為もあってもなくても、話が成立するんですよね。

彼女自身の過去を振り返るシーンは、30年以上続けてきたラジオ番組に笑う人も居れば、泣く人も居て、惜しまれる一方で、無くなってしまえばいいと願う人物もいる。
だからどんなに願っても、それはすべての人の幸せにはならないよ。
だからどんなに願っても、未来に起こる事実は変えられないから、自分が変わって前を向いて歩くしかないという意味合いなのか?
と考えましたが、そこもよくわからなかったですね。

年齢によって感じ方の違う作品であり、割と歳を取ってから観た方が良いのではないか?と思いました。
私にはまだ早かったかなー?
50代くらいになったらまた観ようと思います。


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今宵、フィッツジェラルド劇場で【字幕・吹き替え】メリル・ストリープ





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Last updated  2015.04.11 13:11:45
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