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和希ちゃん8383のブログ

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2016.03.26
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カテゴリ:映画(く)

今回の一言
変幻自在の6変化~!!

2012 ドイツ、アメリカ、中国、シンガポール
SFX、ドラマ

監督
ラナ・ウォシャウスキー
アンディ・ウォシャウスキー
トム・ティクヴァ
Cast
トム・ハンクス
ジム・スタージェス
ベン・ウィショー
ハル・ベリー
ジム・ブロードベント
ペ・ドゥナ

ストーリー
1849年、太平洋諸島。
アメリカ人弁護士アダム・ユーイングは奴隷商人の義父ハスケルの為に奴隷貿易の取引に来ており、無事に契約を結んだ。
しかし寄生虫にやられ主治医のドクター・ヘンリーに診察してもらう。
ユーイングは帰国する航海中、「うつらない」というドクター・ヘンリーの話を無視され病気持ちとして船倉に追いやられた。
その船倉には奴隷の一人で脱走したオトゥアが隠れていた。
オトゥアに懇願されたユーイングは、彼を救う為、船員になれるよう船長に頼むのだった...。
1931年、イギリス。
作曲家を志す若き青年ロバート・フロビシャーは、ルーファス・シックススミスと恋仲だった。
フロビシャーは大作曲家ビビアン・エアンズに老いた彼の代わりに採譜係として雇われた。
そんな中、フロビシャーはユーイングの航海日記を愛読しながら「クラウドアトラス」を作曲し始めた。
その音色を聴いたビビアンは「クラウドアトラス」を自分の曲かの様に話す。
フロビシャーはそんなビビアンに耐え切れず仕事を辞めようとするが、ビビアンはフロビシャーの過去を調べており、大学での成績が凡庸だった事と同性愛者である事を周りにバラすと脅した。
どんな名曲を作っても音楽界にそれが知れ渡れば、誰も彼の曲など聞かないと...。
1973年、アメリカ。
シックススミスは権威ある物理学者となっていて、とある大企業の原子力発電所の計画に従事していた。
しかしこの計画には欠陥があった。
かつての恋人フロビシャーからの手紙を今でも読み返すシックススミスは心を決め、たまたまエレベーターの停電に巻き込まれた際に同乗していて知り合った女性、ジャーナリストのルイサ・レイに連絡を取り、計画の欠陥を告発する事を決めた。
しかしレイが彼の泊まるホテルに向かう途中、シックススミスは何者かに暗殺されてしまう...。
2012年、イギリス。
冴えない編集者カベンディッシュは文学賞レモン賞の授賞式に来ていた。
担当作家ダーモットの「顔面パンチ」は酷評されており、もちろん賞も授賞出来なかった。
そこへやって来たダーモットは自分の作品の人気がない事を批評家フィンチ氏が酷評したせいだと言い出した。
そして同席に来ていたフィンチに言い掛かりをつけると屋上から投げとばし殺してしまう。
これをキッカケにダーモットはカルト・ヒーローとなり、本は2ヶ月で9万部を売り上げる大ヒット作となった。
印税で大儲けの会社とカベンディッシュは贅沢三昧の暮らしを送る事に。
しかしある日、ダーモットの弟とよからぬ仲間達が、印税をよこせと恐喝して来た。
著作権はダーモットが逮捕される時に会社に譲渡したのだが、ダーモットの弟達は「そんなわけねぇ」と否定した。
カベンディッシュは借金返済と贅沢三昧のお陰で預金もほとんどなく、仕方なく裕福な兄デニーに助けを求めるのだったが...。
2144年、ネオ・ソウル。
遺伝子操作で作り上げられた複製種は、オリジナルである純血種達に支配され、まるで奴隷の様に働いていた。
逆らったり脱走したりすれば首輪が頸動脈を切り裂く仕掛けになっていて、殺されてしまう。
ソンミ451はそんな支配された生活に従順であったが、ある時、ユナ939が秘密の扉に入れる鍵を入手する。
ユナ939は管理人でありボスでもあるリー師の性欲処理にも使われており、皆が寝ている間にリー師に起こされては事に及んでいた。
そんなリー師に薬入りの飲み物「ソープ」を飲ませ眠らせると、ソンミ451を起こし、秘密の場所へと連れて行く。
そこは純血種達の忘れ物を保管する遺失物室。
2人はそこで「カベンディッシュの大脱走」という映画を観る。
ソンミ451は初めて自分の境遇に疑問を抱いた。
そんなある日、給仕係として働いてる中、純血種に嫌がらせをされたユナ939は、とうとう限界が来て純血種の男を殴り、近くに居た子供から外へ出る為の鍵を奪うと逃げ出した。
しかしリー師に首輪の装置を作動させられ、ユナ939は死んでしまうのだった...。
2321年、「崩壊」後の地球のとある島。
島民のザックリーは悪魔オールド・ジョージーに魅入られ悩んでいた。
島には彼ら普通の島民以外にコナ族という部族がおり、彼らは人肉食をする為、島民達に恐れられていた。
ある日、ザックリーは妹ローズの夫アダムとその息子ジョナスと市場へ行った帰り、運悪くコナ族に出くわしてしまった。
しかしザックリーは現れたオールド・ジョージーの言葉に従い、岩の裏に隠れた為、難を逃れ、アダムとジョナスだけが犠牲となった。
この事件でザックリーは島民達に2人を見捨てたと非難されたが、妹ローズとその娘カトキンだけはザックリーを庇っていた。
そんな中「昔の人」の技術を持つプレシエント族の女性メロニムがやって来る。
プレシエント族は時々やって来ては島民と物々交換をして成り立っていたが、メロニムは島の中までやって来て島民達と話をしたり、島のあちこちを歩いていた。
メロニムの目的を怪しむザックリーだったが、ある時、姪のカトキンがカサゴの毒にやられ死にかけてしまう。
今度こそ助けようと決めたザックリーは「昔の人」の技術を持つメロニムなら助けられると考え、メロニムに頼む。
始めは断るメロニムだったが、彼女の目的が島民達もコナ族も恐れて近寄らない「悪魔の山」へ向かう事だと知ったザックリーは、自分がガイドになる代わりにカトキンを助けて欲しいと頼み、メロニムは了承するのだった...。





感想
群像劇は苦手です。
今作は「業」がテーマだと感じていまして、まぁそれは生まれ変わる時に次の自分に影響を与えているんではないかなと。
それを感じたところで、群像劇は苦手なのでちんぷんかんぷんになり、結局なんだったのか?と思う部分もあり。笑

面白いのは通常、群像劇は様々な場所で色々な人々が登場し、一つの事件やテーマに沿ってストーリーが進むわけですが、今作の場合「時間」という概念は除外されていて「地球」という概念のみが描かれているので、時代の違う様々な人々を同じ役者さんが演じるわけです。

トム・ハンクスはザックリー、ドクター・ヘンリー・グース、ホテル支配人、映画俳優、アイザック・サックス、ダーモットとまぁどれもトム・ハンクスに見えますが。

ヒュー・ジャックマンやハル・ベリーに至っては性別まで変わってるので、一見誰なのか?すらわからないってゆーね。笑
ヒュー・ジャックマンの女看護師ノークスとか「え?これ、女の人?随分ゴツいけど。」と思ったぐらいで、ヒュー・ジャックマンだと気づかなかったし、ハル・ベリーのソンミの首輪を外す闇医者も「随分小柄だな」とは思いましたが、全く気付かずネットで調べて初めて気づくってゆーね。笑
ルパン三世もビックリの7変化!!笑
まぁ本当は6変化ですけど。

また素晴らしかったのはジム・ブロードベントですね!!
大作曲家ビビアン・エアンズを演じていた時はいかにも大御所感があって偏屈ジジイで、編集者カベンディッシュの時は小物感が満載で、自己中でおバカなクソジジイで、どちらのキャラもすっごい嫌いなんですが本当に見事でした。笑
同じ人だとは思えない素晴らしい演技でした。

ストーリーはなかなか難しいです。
「業」をテーマにしてはいるものの、コメディっぽいところもあればラブストーリーっぽいところもありミステリーっぽいところもあり、一つのストーリーや一人の人物に集中して観る私としては深くまで入っていけない感があります。
でも例えばトム・ハンクスに限るなら元々は医者だったのに途中では完全な悪党に陥ってまして、最後は悪魔オールド・ジョージに魅入られながらも、悪に打ち勝つ為に奮闘する男として描かれています。
彼の人生だけを観ると、善良な医者であれば問題なかったのが、欲望に飲まれたお陰でダーモットとして生まれ変わりダーモットの所業のお陰で未来ではオールド・ジョージに悩まされる男になるわけですから、面白かったりもするんですが。

6つの時代を行き来するので時系列もバラバラ、ストーリーもバラバラなので苦手な人にはあまりオススメは出来ません。
またテーマも難しいので、若い人や小難しい事をアレコレ考えるのが嫌いな人にも向かないと思います。
ですが、役者さんは皆素晴らしかったです。
上には挙げませんでしたが、ベン・ウィショーやジェームズ・ダーシーも良かったです。

my評価4点(10点満点中)





概要
原作はイギリス人SF作家デイヴィッド・ミッチェルの同名小説。
ミッチェルは広島で8年間英語教師として暮らし、その後沖縄でも暮らした事のある人物でとても日本と深い関係を持つ作家である。
故に彼の作品は日本を舞台にした作品も多い。
彼の妻は日本人であり、現在は2人の息子と家族4人でアイルランドに暮らしている。
また彼の息子の1人が自閉症で、息子の心を理解出来ず苦しんでいた時、日本人作家、東田直樹の「自閉症の僕が跳びはねる理由」を読んで感銘を受けた。
東田直樹は重度の自閉症であり、この本は彼が13歳の時に執筆した自閉症児の内面を伺う事の出来るとても珍しい作品である。
ミッチェルは日本人妻の力を借りてこの本を翻訳する事を決意し、イギリスで出版するとベストセラーとなった。
2014年8月にはNHKで「君が僕の息子について教えてくれたこと」という番組が放送され、世界20カ国以上で翻訳されベストセラーになっている事が紹介され、ミッチェルが東田と面会する様子も放送された。
そんな彼の作品を原作とした今作は、2009年1月にトム・ティクヴァ監督がすでにウォシャウスキー兄弟と映画脚本化に取り掛かっていると発表した。
撮影は2011年9月にスタートし、1849年、2144年、2321年をウォシャウスキー兄弟が担当。
1936年、1973年、2012年をトム・ティクヴァが担当し、19世紀から文明崩壊までの6つのエピソードをグランドホテル方式で描いた。
制作予算は1億ドルで、ドイツ映画史上最高額であると、ドイツ新聞社が報道した。


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Last updated  2016.03.26 13:21:20
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