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2016.07.03
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カテゴリ:映画(お)

今回の一言
まぁね、否定は出来ませんよね~。

2009 アメリカ
コメディ、ラブストーリー

監督
ロバート・ルケティック
Cast
キャサリン・ハイグル
ジェラルド・バトラー
エリック・ウィンター
ジョン・マイケル・ヒギンズ

ストーリー
TVプロデューサーのアビー・リッチャー。
真面目でお堅いアビーは、いい歳をして恋人もなし、恋愛経験もほぼなしだった。
そんなアビーを心配した友人は男性とのディナーをセッティングしてくれるが、アビーはその男性を事前リサーチして書面にし、自分の事も書面にしていた。
そして書面を見ながら彼の加入している保険についていきなり話し始める。
また会話がなくなった時用の会話リストまで書面にして彼に渡してしまう。
ア然とする男性、もちろんディナーデートは大失敗だった。
落ち込んで帰宅したアビーがたまたまつけたTVに出ていたマイク・チャドウェイ。
マイクは鋭い切り口とオブラートに隠さずに男性の気持ちを話す、新たな恋愛相談番組の司会進行だった。
しかし余りにも下ネタしか話さないマイクに頭に来たアビーは、ついつい視聴者として番組に電話を掛けてしまう。
ところがマイクにいい歳をして恋人なし、白馬の王子様を待っているとバレ、言いたい放題言われてしまったアビーはマイクの事も彼の番組も大嫌いに。
翌日、上司に呼び出されたアビーは、アビーの担当番組の視聴率が落ちている事を咎められてしまう。
さらに真面目でお堅いアビーの担当番組は、視聴者に求められていないとハッキリ言われ内容の変更を余儀無くされた。
そして上司はアビーの意思など無視で、いきなり今人気急上昇中のマイク・チャドウェイを連れて来て、彼を出す事にしてしまうのだった...。





感想
以前「愛についてのキンゼイ・レポート」を観ましたが、あれも同じ様な内容です。
しかしあちらはヒューマンドラマで、いたって真面目に「性生活」について描いたものです。
主人公のキンゼイ博士は「博士」ですし。
一方こちらは同じテーマながらも、学のなさそうなおバカも笑って楽しめる作品です。

同じテーマをここまで180度逆に描いた作品があるというのも、面白いですね。

それって他のテーマなら可能なのか?というと全て可能とはいかなそうですよね。
「家族愛」とか「恋愛」とかはイケそうですけど、例えば「幼児虐待」をコメディにするとか...いや、待てよ、「ホームアローン」はある意味「幼児虐待」かも??
「性的虐待」なら...いや、待てよ、「ホテル・ニューハンプシャー」はそーゆー意味のコメディ要素あったな...。
うーん。。。

なんでもイケますね!たぶん!笑

子供に観せていいのか?を問われると、日本ではダメが多いでしょうね。
しかしアメリカってのは、性に奔放というか、なんてゆーか、とにかく楽しそうです。

内容に特別突出した素晴らしさはありませんが、たぶん誰でも1つ2つ納得できる節はあるので、楽しめると思います。
「男女の恋愛観の差」はなかなか見事に描かれていると思いますし「あ~そうなんだ」と目からウロコの男性感覚も知れたりします。

ジェラルド・バトラーはシリアスな作品からアクションからラブコメから何でもこなせる器用な俳優さんですが、いかんせんパッとしませんねー。
映画好きでなくとも誰でも知ってそうな俳優さんと言えば、トム・クルーズ、ジョニデ、ブラピ、ディカプリオら辺でしょうか?
彼らと並べてしまうとジェラルド・バトラーは圧倒的に華が足りません。

しかし場をB級映画に置き変えて考えてみると、他の俳優さん達とは全く違い華があります。
彼の主演作は他のも観た事ありますが、彼以外まったく知らないし記憶にも残りません。
ところが彼は「この人、あの映画に出てたな~、この映画も出てたよな~」とちゃんと思います。

もったいないですね~。

キャサリン・ハイグルはラブコメ界では有名みたいですが、私はさっぱり知りません。
エミー賞も取ってるようですが、さして演技がうまいとも思えません。
特徴もないし、そのうちお見かけしなくなりそうですけども...。

バイブ付きパンティのくだりが個人的には大爆笑でしたが、あの場をあの状況でうまく収めるのは果たして本当に可能なのか?は謎です。笑

大人の人の為のコメディです。
まぁ、否定は出来ませんよね~って感じです。
共感ポイントはたぶん見つかります。笑
ラブストーリー要素もありますがうざったくないので、ラブストーリー嫌いでもそれなりに楽しめると思います。

my評価5点(10点満点中)





概要
男女の恋愛観の差をテーマにしたラブコメ作品。
監督は「キューティー・ブロンド」、「ラスベガスをぶっつぶせ」などを手掛けたロバート・ルケティック。
主演アビー役のキャサリン・ハイグルは、9歳の時からモデルとしてキャリアを積み始めたベテランである。
1992年、14歳の時「恋に焦がれて」で映画デビュー。
その後1999年放送開始のテレビ番組「ロズウェル-星の恋人達-」でブレイクする。
2005年放送開始の「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」に出演すると、2007年にエミー賞助演女優賞を受賞した。
その後2007年公開の「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」、2008年公開の「幸せになるための27のドレス」に出演、映画がヒットし着実に成功を掴んだ。


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Last updated  2016.07.03 11:56:05
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