テーマ:ゲーム日記(31028)
カテゴリ:SFCソフト・シュミレーションRPG
今回の一言 ゲームだけど、ドロッドロのラブバトルがあったりなかったり?! 1996 日本(任天堂) シュミレーションRPG ☆遊べる機械 SFCソフトなので基本は正規品のスーパーファミコンで遊んで欲しいですが、FCコンボ2やレトロフリーク、Wii、Wii Uの通信ダウンロードなどで遊べる様です。 ☆ストーリー グラン歴440年。 グラン共和国に突如として、暗黒神ロプトウスが誕生した。 大司教ガレはロプトウスを信仰するロプト帝国を築きあげ、グラン共和国を滅ぼし、世界は破滅へと向かっていった。 それから100年以上、世界は子供狩りや虐殺などが相次ぐ暗黒時代であった。 しかしグラン歴632年。 ついに解放軍戦士12人に神々が降臨し、12聖戦士となり、神の力を宿した武器でロプトウスを倒した。 12聖戦士達は各地に散り、グランベル7公国と周辺5王国を建国。 世界に平和が訪れた。 グラン歴757年。 突如東方のイザーク王国が、イード砂漠のグランベル友好都市ダーナに攻め込み人々を虐殺。 これを受け、グランベル王国はイザーク討伐を決定し、グランベル諸侯の大軍が遠征に出発した。 そんな時を見計らったかの様に西方の地ヴェルダン王国が突如グランベルに反旗を翻し、イザーク遠征で手薄のグランベル・ユングヴィ城に攻め込み、エーディン公女をさらってしまう。 シアルフィ城のシグルド公子は、父に代わって留守を任されていたが、報せを聞き、エーディン公女を助ける為、部下と共にユングヴィ城へと向かうのだった...。 ☆操作性やゲーム性 ファイアーエムブレム(FE)シリーズの第4弾(FC時代に2本、SFCで2本目です)であり、これまでとはガラッと変わった新たなシステムが導入されたFE分岐点となるゲームです。 基本操作はこれまでと対して変わりません。 フィールドには自軍(青)と敵軍(赤)がおり、自軍を動かし終えると敵ターンとなって敵軍が動き、また自軍ターンとなって...と繰り返しながら、敵を倒したり、村を訪れたりします。 キャラには○○ナイト(騎馬で○○は使う武器で名称が違います)例えば、弓を使う騎馬兵ならアーチナイト、槍を使う騎馬兵ならランスナイトなどあります。 ペガサスナイト(ペガサス騎士)、シスター(回復役)、弓兵、重騎士、魔道士、踊り子などが居て、それぞれ職業毎に特徴があります。 そして新たなシステムが今作にはあります。 まず「3すくみ」。 剣は斧に強く、斧は槍に強く、槍は剣に強い。 炎は風に強く、風は雷に強く、雷は炎に強い。 光と闇は対峙しあっており、炎、風、雷に強い。 まぁ文字にするとめんどいんですが、要はジャンケンと同じです。 これは命中率や回避率に影響しますので、倒したい敵が持っている武器を気にかける必要があります。 敵が斧を持っていたら、自分は剣で戦う方が有利であり、こちらの攻撃は当たりやすく、敵の攻撃を避けやすくなるんですね。 それから「再移動」。 騎馬ユニットやペガサスユニットは「再移動」が出来るようになりました。 再移動の条件は「自分が本来動ける範囲分動かずに行動した場合」です。 例えば縦横斜め7マス動けるユニットがいて、横に1マスしか動かずに敵を攻撃したとします。 するとこれまでのFEシリーズではそれでそのユニットは終了だったのですが、今作では敵を攻撃後再び動けるのです。 あと6マス動けます。 しかし再移動は移動のみで、もう行動は出来ません。 つまり再び敵を攻撃したり、回復したりする事は出来ません。 これにより戦略性がまたまた上がりました!! そして「スキル」。 前作までは自軍キャラは強くなれば皆、追撃が出来ていたのですが...今作は「スキル」を持っていないと追撃出来なくなってしまいました。 これは生まれ持った能力と兵種能力でしか入手出来ないので、どんなに強くなろうが追撃が永久に出来ないキャラも存在します。 追撃とは1度の戦闘で自分が攻撃し、敵が反撃した後、再び攻撃出来るという事です。 敵から攻撃された場合は、自分が反撃した後、再び反撃です。 どちらにせよ2回攻撃出来るって事です。 スキルはほとんどのものが便利ですが、たまに癖のあるスキルもあって困りもんだったりもします。 またこのシステムのお陰でなんのスキルも持たないキャラはこれまで以上のポンコツに。笑 またこれまでと違い自軍キャラが減りました。 FEシリーズは「生き返らない」のですが、これまでのシリーズではキャラが多かったので、同じ職業の別ユニットに変えるいわゆる代替えも出来ました。 しかし今作は最大で24人しか出てこない為、代替えは厳しいです。 また24人の中にも普通にプレイしていると、「使えないポンコツキャラ」が居るので尚更です。 つまり本当に「死ねない」のです。 その代わりにこれまでは1つのステージの始めにしかセーブ出来なかったのですが、今作は1ターン毎にセーブが可能になりました。 なので、死んだら簡単にやり直せますけど。笑 そして1番大切なシステム!! 恋愛です!! このシステムが今作1番の特徴です!! 自軍キャラの男女は戦争中にも関わらず、恋愛するんです。 戦争中にも関わらずちちくりあってるんです。笑 基本的には恋愛システムは数値化されていてそれは目視出来ないのですが、1度隣接させる毎にポイントが貯まり、興味なし、気になっている、好き、愛してると段階を踏み、カップル成立となります。 これは城の中にある占い屋さんで確認出来ます。 といっても、プレイヤーのやる事は多くありません。 ただくっつけたい男女を隣同士にしておくだけです。 なぜこんな要素があるのかと言うと、今作は親子2世代に渡るストーリーだからです。 そして重要なのは、ここ! 能力の受け継ぎ!です。 つまり父親は誰で、母親は誰か? で、子供の能力に違いが出てくるのです。 そしてスキルが大事だという事が分かってもらえたと思うのですが、スキルは実にたくさんの種類があります。 このスキルも子世代に移行した時、父親、母親2人分のスキルを子供に受け継ぎ出来ます。 例外は職業によって持てないスキルがある場合、スキルの受け継ぎが出来ないって事です。 それ以外は全て受け継ぎ出来ます。 さらに子供の職業によっては武器もそのまま受け継ぎ出来ます。 子供と親の扱う武器が違う場合は武器はなくなってしまいますが。 単純に力、技、速さ、幸運などのパラメータだけでなくどのスキルを受け継がせたいか?武器はどうするのか?を考えると楽しいです。 もちろんネットで調べれば先に色々情報を仕入れて、誰と誰をくっつけるか吟味出来ますが、1度は自分の気分でやってみて欲しいです。 何も気にせずに動かしていると、意図してなかったキャラがカップルになっちゃったりするのでビックリです!!笑 また一生独身というのも可能です。 先程書いた様にプレイヤーのやる事はキャラを隣接させる事だけなので、誰とも隣接させなければ独身になります。 しかしこの場合は、各キャラそれぞれターン毎に隣接させなくとも+恋愛ポイントが入る様になっているので、時間をかけ過ぎると、隣接させなくてもカップルが成立してしまいます。 1つの面につき50ターンまでは+恋愛ポイントが入る様になっており、50ターン以降はいくら隣接させて置いてもポイントが増えたり減ったりする事はありません。 独身を目指す場合は、スピードクリアも必要になります。 独身の場合は、子世代で代わりのキャラが登場するので安心です。 武器は仲間同士で交換したり出来ず、城の中にある中古屋さんに売り、欲しい人が買う事でしか交換出来ません。 お金も1人1人持っていますが、お金を増やす方法は限られているので何も考えずに売買してると、大変な事になります。 また今作は1つの面に必ず自軍の本城となる城があります。 こちらの目的は何個もある敵の城を制圧していく事なんですが、同様に敵に本城を制圧されてしまうとゲームオーバー?なのかな? 本城制圧された事がないので、ちょっとよく分かりませんがたぶんゲームオーバーです。 またこれまでと同じく主人公以外が死んでも、そのキャラ無しでストーリーは続きますが、主人公が死んだ場合もゲームオーバーです。 ☆感想 FEはシステムがそもそも面白いんですが、今作は何より恋愛システム、そして会話イベントの多さ、アイテムの充実が楽しいです。 上記に書きましたが、スキルがあるので、何のスキルも持たないキャラは普通にプレイしていると使えないので、本城から出さないなんて事にもなります。 しかしそーゆーキャラも愛せるように?用意されているアイテムが幾つかあります。 まず1つは「勇者○○」。 勇者の剣とか勇者の斧とかあるんですが、これは2回攻撃出来る武器なんです。 つまり追撃のスキルの無いキャラも2回攻撃出来る様になるんです! ちなみに追撃のスキルを持つキャラの場合、4回攻撃出来る事になりますが。 2つ目は「ついげきリング」。 このリングを持っているだけで追撃のスキルと同様の効果を得られるというものです。 しかし私の知る限りこのリングは1つしか手に入らないので、貴重かつ誰に持たせるか悩みどころだったりします。 3つ目は「ナイトリング」。 これは追撃出来る様になるものではないです。 しかし騎馬やペガサスではない歩兵ユニットも「再移動」出来る様になるんです。 これがあれば例え1回しか攻撃出来なくても、攻撃した後に後ろに退がる事が出来ます。 上の2つに比べると見劣りするものの、非常に便利なアイテムです。 これらの補強アイテムでポンコツキャラも皆、愛してあげる事が出来ます。笑 また恋愛システムが本当に楽しいです!! こいつとこいつをくっつけてだな、いや待てよ、でもこいつの子供はこの職業だから、父親はこいつの方がいいのか?とアレコレ悩みながら遊べます。 またいちおストーリー的にこいつとこいつをくっつけたいんだな!的な登場の仕方があったりするんですが、それに逆らったりするのも楽しかったり。笑 それからアーダンという普通にプレイしていると、マジで要らないポンコツキャラが居ます。 何故かというと、これまでのFEは屋外マップ、屋内マップとあったので機動力が必要ないステージがあったのですが、今作はオール屋外マップでして、なおかつむちゃくちゃ広い!! アーダンは重騎士(アーマーナイト)なので、とにかく機動力がないのです。 騎馬なら9とか動けて再移動も出来るのに、アーダンは5しか動けません。 再移動も出来ません。 かつ重騎士なので、守備力は高いですがトロいので攻撃が当たらなかったりします。 本来は壁役で、弓兵や魔道士で後ろからチクチク攻撃したいのに、機動力の低さから前線の戦いに間に合わないってゆーね。笑 またスキルもあまり使えないものしか持ってないので、むしろほぼ必要ないスキルだったりしてさらにポンコツキャラです。 なおかつイケメンキャラばかりで構成されているFEにおいて、アーダンはなかなかのブチャイクだったりします。笑 不運な男なんですよ、彼は。笑 他のFEシリーズだったらもっと愛してもらえたでしょうに。笑 そんな彼を一生懸命補強アイテム持たせてチビチビ育てたりしてみるのも楽しいです。 個人的にはスキルがクソなので、やはり一生独身の刑は免れないと思ってますけど。笑 上級者はあえて誰かとカップリングさせてみても楽しいかもです。 ちなみに12聖戦士という伝説の戦士達が居て、その12聖戦士の末裔は超凄い武器を使えます。 主人公シグルド(子世代セリス)を始めとした数人は12聖戦士の末裔です。 で、個人的に面白いムフフな楽しみですが、結婚てどこまでOKなのか?です。 例えば子世代主人公セリスとユリア。 まぁ色々あって2人は異父兄妹でお互いそれを知らないのですが、実はカップリング出来ちゃったりします。 きゃーーー!!!笑笑笑 (≧∇≦) しかも親世代にもこれはあります。 さすがに兄妹はないですが、親戚同士があります。 例えばアイラとホリン。 この2人をカップリングさせた時のみ出来る会話で、その事実が発覚するんですけど。 で、この2人をカップリングさせた時の子供達は、なんと12聖戦士の直系の末裔と同じ血の濃さになってしまうんです!! でも凄い武器は使えないんですけど。 なんでぇ~~~?! 子世代の場合、カップリングさせたからといってこれといって特に何もないんですけど、そんなムフフな楽しみで一人で盛り上がったりしちゃってます。笑 ☆裏技・小ネタ・攻略など 恋愛システムについて裏技があります。 実は嫉妬システムというものがあったりします。 これは簡単に言えばバチバチの女同士の図であり、「ちょっと!なんであんたが彼の隣に居るのよ?!退きなさいよ!!」的な。笑 そんなバチバチの構図があった時、本来隣同士の男女がラブラブになるはずが「彼女ってあんなに俺の事、想ってくれてるんだ」とフラフラ~と隣同士でもない女の方にいっちゃったりするんですよねー。笑 男ってやーね!笑 女って怖いっ!笑 恋愛システムは数値化されていてそれは目視出来ないのですが、1度隣接させる毎にポイントが入ります。 で男、B、A(BとAは女性)で並んでる時(Bが男とAに隣接していればどんな形でも可)この男からみてA>Bの場合、本来隣接してるBと男ではなく、Aと男の方にポイントが入るのです。 しかもポイントが倍入るのです!! 怖いっ!! 恋愛って怖いっ!! B子ちゃんの立場がないよ!! ポイント倍とか鬼畜だよ!! A子ちゃんと男の関係性においてB子ちゃんなんて「障害物」扱いだよ!! 障害のある方が燃えるとかそんなんだよ!!笑 逆に男から見てA=Bの場合、Bの方にポイントが倍入ります。 「ちょっと退きなさいよ!」と言われたB子ちゃんは涙目になり、男は「A子なんて眼中ないから大丈夫だよ、何かあったら俺が守ってやるから」ってなるんですねー。笑 なんだ、それー!!!怒 それはそれで腹立つわー!!!怒 涙目で訴えてんじゃねーよ!!怒 堂々と勝負しやがれ、こんにゃろー!!怒 と、勝手に妄想します。笑 で、上記にあげたセリス×ユリアの異父兄妹。 このカップリングは普通のプレイでは成立出来ないんですね、嫉妬システムを活用しないと。 なぜならセリス×ユリアは隣接させようがさせなかろうが、毎ターン、恋愛ポイントが減少する様になってるからです。 だっていくら知らないとは言え兄妹だもんね、マズイよね、そりゃ。笑 ところがこの嫉妬システムはポイントが倍!! これを活用すれば例え毎ターン5ポイント減少しようが10ポイントが入るわけですから、差し引いて+5になるわけです。 こうして禁断のセリス×ユリアカップルを作るわけですね~。 きゃーーー!!!笑笑笑 (≧∇≦) 嫉妬システムはゲームプレイ中にリセットをしたことがあるかどうかで多少変わります。 まぁほとんどの人はキャラが死んじゃってリセットしてやり直すと思いますけど。 ネットで「ファイアーエムブレム 聖戦 嫉妬システム」とか入れれば、嫉妬システムの表が出るのでこれを見て禁断のセリス×ユリアカップルを目指すも良し、元々くっつきづらいキャラ同士のカップリングに使うも良しです。 特に親世代ではフィンというキャラは途中離脱する上に朴念仁で、なかなか誰にも興味を持たない「あんた、本当にち○こついてんの?」的なキャラだったりします。 たぶんセリス×ユリアの様に、システム内部でマイナスのポイントがあるのだと思います。 なぜならフィンは唯一親世代、子世代の両方に登場するキャラだからです。 つまりフィンを誰かの父親にしたい場合はこの嫉妬システムを使わないと難しいのです。 子世代ストーリーでフィン、ナンナ、リーフの3人は同じ時期に登場し、同じ城で育ったって設定なので、個人的にはナンナの母親ラケシスとフィンをカップリングさせたいです。 するとフィンとナンナは親子共演で、なおかつリーフとナンナはカップリングしやすいので父親と娘と義理の息子になるわけです。 さらに深い話をするならばリーフはレンスター王国の王子であり、フィンはレンスター王国の騎士で、リーフの父親キュアン王子の部下です。 キュアン亡き後、キュアンの息子リーフ王子をずっと見守り、鍛えた男です。 そんなリーフと自分の娘ナンナがくっ付くなんて、朴念仁な恋愛下手、そして祖国を愛し続けた愛国者フィンからすればこの上ない幸せでしょう。笑 て事は、一介の騎士が王族の身内に!! 大出世であります。笑 しかしフィンを父親にしてしまうと、フィンの持っていた武器は子供に受け継がれてしまいますので、登場時、フィンは鉄の槍1本で戦うハメになります。 またラケシスとカップリングした場合、子供は槍を使えないので、武器の継承が出来ない上にフィンは鉄の槍1本ですが。 そんなアンダーグラウンドまで考えられるのが今作の楽しみです。笑 ☆概要 1996年5月に日本のゲーム会社、任天堂から発売されたスーパーファミコン用ゲームソフト。 「ファイアーエムブレムシリーズ」の第4作目であり、スーパーファミコンソフトとしては2作目の作品となる。 これまでの「ファイアーエムブレムシリーズ」から世界観を完全に一新し、新たな世界観とロプトウスという暗黒神を登場させたが、前作までの様なドラゴンなどといったファンタジー要素は低めであり、「系譜」という、いわゆる血筋によって表現されている。 また自国の平和や他国への侵略などを望む様々な諸外国の面々が登場し、その思惑によって翻弄される主人公達を描いた「戦争」を中心としたストーリーとなっている。 それによる悲劇的な展開も特徴の1つであり、開発者達は「戦争の悲惨さを伝えたい」と語っている。 また自軍ユニットは1人1人であるが、実際には部隊として動いておりその部隊の部隊長として表示されている。 総合評価 オススメ度 10点 恋愛妄想度 10点 恋愛ドロドロ度 10点 初心者でも安心度 4点 やりこみ度 10点 (10点満点中) 難易度 親世代 低め 子世代 高め(親世代のカップリングによっては激ムズに) (超簡単、低め、普通、高め、激ムズ) 【未開封】 SFC ファイアーエムブレム 聖戦の系譜(値札跡有) 【中古】SFCソフト ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 "スーパーファミコン"【都城店】 バッテリー交換済み!レトロゲーム(スーパーファミコン)ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 【中古品】非常に良い-RE00003333 バッテリー交換済み!レトロゲーム(スーパーファミコン)ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 【中古品】良い-RE00001515 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[SFCソフト・シュミレーションRPG] カテゴリの最新記事
|
|