・夜になり、シャギリ笛の練習も終わり、ひと息ついた。ポケーっとネットサーフしながら音楽を聞いていると、何処かから物音がする。どうやら倉庫部屋あたりからゴソゴソするので気になって見てみる。ビニール製の波打ちの反対側と作業机にしている使い古した流しの下あたりからしているようだ。電灯のスイッチを付け、確認すると‥なんとちょっと大きめイノシシと子供だろうと思われる2匹がいた。
さすがに親の方は警戒していて、なかなか姿を見せようとはしない。それとは逆に子供の方は私が珍しいのかトコトコこちらに寄って来る。なんでこんなところにイノシシが、と思った。完全に戸締まりはしているので思い当たる節と云えば窓が開いていた事くらい。
まあ素人ながらカメラをやっている人にすれば「珍しい被写体」なので、暗闇でちょっと2、3枚‥あとで確認してみると、ちょっとピンボケ。ガーンな感じでいると、午後11時を過ぎてから電話が掛かってきた。またしても珍しい工業高校時代の友人(出席番号がひとつ前の奴)、25年ぶりに聞く口調はそんなに変わっていない。会話の内容に関しては私事に当たるので詳しくは掛けないが「生きてるか」。まあそういう風な話で「今度飲もう」「いいとも!」で終わると思った矢先に電話口の横から中学3年から高校まで4年間一緒(出席番号がふたつ前の奴)が「おーーい」とアイを叫んでいる。まったく珍客来襲はつづくものだ。因みにひとつ前の奴は珍しい名字だったのも付け加えておく。
その後、関係各所に連絡をして確認したところイノシシでなくアナグマという話におちついた。ここは静閑するのが一番だという専門家の意見もあり、とりあえずそのままにしておく。
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Last updated
Jul 6, 2004 03:30:18 PM
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