・千夜一夜物語のなかに『アラジンと魔法のランプ』がある。開けゴマ!と云うと財宝がある部屋の扉が開くという子供のおとぎ話だった様に思う。MacOSXには音声認識という機能がデフォルトで付いていて、今日遊びでいろいろ試してみたところコンピュータが私の声を認識し動いてくれた。十年くらい前には既にあるカンファレンスでSteve Jobsがデモをやっていたけれど、その頃はまだ認識率が高くなかったようで、誤作動していたようだったと記憶している。
私のMacの例を挙げてみるに、ちゃんと認識した時点で映画『2010』に登場する"S.A.L"に似た女性の声で今指示したコマンドを読み上げるようにしている。やはり日本人には例のLとRの発音が難しいのか巧くいかない場合もあれば、適当に発声しているにも関わらず認識してしまうという嬉しい誤認識もしてくれるようで、なかなか面白くてハマッテしまった。
英会話学校へゆくよりもこれでネィティブな発声訓練が出来てしまうのではないかと思ってしまう。まあ二十歳くらいの頃に外国人(主に英語圏)にいろいろな場所で声を掛けられた経験のある私にすれば、その頃にこういうのがあると少しはマトモな会話が出来たんじゃないかと残念でならない。因みに"Open Sesami"のコマンドは無いのであしからず。
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Last updated
Aug 23, 2004 03:36:57 AM
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