・そろそろ新米が出回る時期になった。我が家でも先日、森山から精米する前のお米が8俵届いた。家族3人で8ヶ月くらいは保つ計算になる。野菜の方は出荷前に自分自身の舌で吟味をしたり、直売所に出せない半端な奴などが我が家の食卓に並ぶ程度のものは自給している。
今日も近場の畑で人参の種蒔きと本来ならばたたわに実っているであっただろう少ない柿を収穫し、干し柿にする予定だ。収穫ついでに四方八方に拡がった柿ノ木をああでもないこうでもないと2年後の樹形を想像しながらの枝打ちもやってしまった。
今年は夏の暑さと秋の台風の影響が(肉体的にも)大きくて、この1ヶ月は出荷するものがあまりなかった。いくらハイテクが進んでいようが人智を超えてしまう自然には刃が立たないというのが農を生業にしている人のホンネじゃないかと思う。限界レベルを超え「成るようにしか成らない」と投げ出す気質の人はコンピュータ業界で良く見かけることが多々あった。ここまで書いたついでなので、一昨年だかある企業のシステム部の課長付きの中学の同級生から「俺も田圃をやってみたいけど、実際どんな感じ?」と酒の席で相談されたことがあったので、こんな本があるから少しは参考になるけど、とだけ応えておいた。案外、そういうのは農の分野にも通じるものなのかと(何でも屋の私は)思っている。
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Last updated
Oct 28, 2004 09:03:40 PM
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