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このブログは、国家資格社会保険労務士受験及び開業会員という名目で、約7年半ニートでひきこもりであった人間が、ようやく社会復帰して社会参加できるようになった実体験に基づくブログです。
このブログでの「ニート」とは、厚生労働省の定義する「34歳以下の若年層」に限定せず、 中高年世代のニート・引きこもりも含めた広い年齢層も対象にしています。 社会保険労務士試験公式ホームページhttp://www.sharosi-siken.or.jp/ によれば、今年度の試験日は、平成25年8月25日(日)実施される予定です。 そこで、せっかく合格目標に頑張っている受験生の皆様には、水を差すようで心苦しいですが、 次のように提言します。 会社を退職又は休職されてまで、受験勉強に専念されている皆様には、 自己啓発や教養を身につけるだけが目的ならともかく、 もし過去に労務や社会保険方面の実務経験がなく(または実務経験2年未満)、 就職や転職に有利と信じて受験されるなら、申し訳ありませんが、 本日をもって受験勉強を中止されるよう、そして来年度の試験は、辞退されますよう、 お薦めします。 そして直ぐにでも、ハローワークに求職申込みされるなど、就職活動を開始されるようお薦めします。 もし自宅でインターネット利用できる方なら、今晩からでも、「あつまるくんの求人案内」など就職転職サイトに登録して、就職先を検索される方が、もっと良いです。 但し、「ニート・引きこもり・オタク・フリーター・SNEP」の場合は、申し込む際、ハローワークをはじめ職業紹介施設や派遣会社などを経由せず、 直接求人元に、申し込むことが大事です。 正直言って、会社や公務員を途中離職して、 自宅に閉じこもって(たまに通学などして)社会保険労務士等国家資格などを勉強している人は、 社会一般の人々から見れば、「ニート・引きこもり・オタク・フリーター・SNEP」とみなされています。 あまり声を大にして言えませんが、会社や公務員を途中退職又は解雇など離職した人は、 大抵前職にて人間関係でトラブルがあり、対人関係に問題が有る人が多いのです。 他に友人がいないから、一人で自宅に閉じこもって、国家資格とか勉強しているワケです。 ハローワークなど公共職業紹介機関や派遣会社など職業紹介会社などは、 ニニート・引きこもり・オタク・フリーター・SNEPとかの就職活動には、逆効果であり、 かえってマイナスになります。 なぜなら、もしその場で紹介状書いて採用された後、 就職先でトラブルが発生した場合、 就職先の会社からハローワークとかに苦情が寄せられるのを恐れて、 ハローワークとかの窓口が、あまり仕事を紹介したがらないからです。 それどころか、働くことから関心をそらすために、 社会保険労務士など国家資格やパソコン・簿記などの勉強や職業訓練を勧められ、 せっかくの労働意欲を、さらに社会復帰への道を、 台無しにしてしまう危険性が大きいからです。 また、ハローワークをはじめ、産業雇用安定センターや「しごと相談・支援センター」など、 就業支援施設を利用する場合、そして履歴書等を作成される場合、 「国家資格社会保険労務士」の文言は、禁句です。 社会保険労務士試験受験者のほとんどが、デスクワークつまりホワイトカラー系の仕事するのに有利と信じて受験されると予想されます。 自分の事務所を構えて活動する独立起業目的や、事務系への就職転職希望など様々ですが、真夏でも冷房完備のオフィスにて、肉体的には楽な額に汗かくことなく仕事できるのが、ホワイトカラー系仕事の魅力ですよね? でも、もしそれが社会保険労務士試験受験目的なら、率直に申し上げましょう! 「世の中への考えが甘い、世の中そんなに甘くない!」 社会保険労務士の資格は、資格予備校や社会保険労務士会などの資格商法業者の主張のように、 「就職転職にとても有利」な資格ではなく、逆に就職転職活動に著しく不利になります。 就業支援施設を利用すると、職員が何とか「国家資格社会保険労務士」を活かせる仕事を 世話しようとするあまり、一人募集に対して10人20人も応募するような、 猛烈な人余り現象のホワイトカラーの仕事だけを紹介され、 狭き門を何十社も受けざるを得ないような、泥沼から抜け出せない就職難となります。 それだけでなく、下手すると介護などブルーカラーの仕事まで、紹介されるのを妨げることになる危険性すらあります。 (現実に、介護の仕事を希望するのを断られ、パソコン関係の資格や検定を勧められた経験もあるから。) なぜなら、「国家資格社会保険労務士」に対する、企業など事業者から判断する人物像は、 決して良いものではないからです。 ※「国家資格社会保険労務士」の正体は簡単にいえば、次のとおりです。 労働基準法とは、「原則、平日の昼間だけ働いて、楽して稼げるように労働環境を誘導する」法律であり、 年金法とは、「高齢者になったら、働くのをやめても生活できる方向に誘導する」法律です。 だから、トータルすると、例えば大学卒の場合、20才台前半から、50才台後半の35年から40年だけ働くだけで、シカも原則週休2日制の平日の昼間だけ働くだけで、 もし80歳以上長生きするはら、人生の半分以下の期間しか働かないで、 それでいて老後を暮らせる方向に、国民を誘導する資格者を意味します。 そしたら、結論を言えば、履歴書に「国家資格社会保険労務士」を書き込むことは、 「私はあまり働きたくないのです。残業とか夜勤、休日出勤はきついからしたくない、老後は働きたくない、平日の昼間だけ働いて、それでいて高い給料を貰いたいのです。 もし、私を無理矢理遅くまで仕事させようとするのなら、労働基準監督署など役所に訴えますよ!」 率直に言えば、「私は怠け者」と証明しているようなものです。 こんな人、誰が採用したいと思いますか? もしその人を採用して、頑張って働くと思いますか? 権利ばかり主張して、社内の人間関係の和を乱すではないか? と採用する側としては心配しますよね? 「後で気がつくバカの知恵」ではないけれども、社会保険労務士を受験中及び社会保険労務士会の会員であった時代は、なぜ就職転職にとても有利な資格のハズなのに、雇用期間半年以上の長期間の就職転職に50回以上チャレンジして全部失敗するのかわかりませんでしたが、 こうして考えると、むしろ逆に採用される方が奇跡に考えるようになりました。 だから、履歴書等に社会保険労務士の文言は一切書かず、面接時に社会保険労務士色を一切出さなければ、ブルーカラーの仕事で良ければ、深刻な人手不足の業界も多いので、簡単に出来ます。 もし社会保険労務士試験を辞退すれば、受験料がもったいないようですが、就職して2日以上働けば、簡単に挽回できます。 でも、「だけど今まで受験勉強を頑張ってきたから、せめて試験だけでも受けたい。」という 受験生の方が多いかと想像されます。 それなら、8月第四日曜試験日の夜に、各資格予備校から解答速報が発表されますので、 あまり自己採点の結果が良くなかったら、潔くあきらめて、 翌日から、心機一転して就職転職活動に専念しましょう! また、試験当日試験会場入口には、各資格予備校がパンフレット配布を行なっています。 各教室には、社会保険労務士会会員数名が配置されます。休み時間は、会場入口に近い部屋が 社会保険労務士会試験監督者の控え室になっています。 だけど、受験生の皆様に対する会場出入口や休み時間における、 資格予備校や社会保険労務士会など資格商法業者の勧誘は、一切無視してください。 うっかりパンフレット等を鵜呑みにして信じると、永遠に働けなくなる危険性があるから! 参考までに、平成22年6月「社会保険労務士事務指定講習修了証」と、ついでに翌日の地元社会保険労務士会の倫理研修案内の文書まで破ったら、まるで呪いから解放されたかのように、それまでどんなに就職活動しても全然就職できなかったのがウソのように、あっさりと簡単に就職出来ました。 また翌年7月には、ホワイトカラー人生への別れという意味で、過去のプライドを断ち切るつもりで、 社会保険労務士の「合格証書」も、破りました! 話変わりますが、今すぐにでも就職したいのなら、例えば、宅配便の屋内作業(仕分け・積み込みなど)なら、 募集しても、なかなか応募者が集まらない深刻な人手不足の業界なので、簡単に就職できます。 率直に言えば、面接して採用されて、後日職場に赴任したその日から、早速仕事することができます。 「あなたが、今度採用された方ですね、よろしくお願いします。では早速ですが(←ここが大事) 早速作業に入っていただきます。」 現在宅配便仕分け及び積み込み作業に勤務して、短期アルバイトも含めて、2年を経過しました。 肉体労働系の夜勤ですが、社会保険労務士資格が逆に働くことの妨害になって、長い間満足に働けなかっただけに、仕事に行けるのが、とても幸福です。 また、40才台後半になって、初めて働くことが楽しいと感じるようになりました。 やはり、人間は、額に汗して働くのが、本来の姿であります。 今は真夏で、屋内作業で少し冷房があるとはいえ、肉体労働なので、汗ふき用タオルを2時間おきに交換するなど、大量に汗かく仕事ですが、やはり、体を動かして働けることが、とっても楽しいです。 ブルーカラー系の職場は3K(きつい、きたない、危険)と言われますが、今の職場は、近くの大型ショッピングセンターに次ぐ、大きな近代的設備の綺麗な建物であり、出勤もパソコンで管理するなど近代的な社員管理です。 長年大きな近代的設備の綺麗な建物で仕事するのが夢でしたが、地方公務員事務職のホワイトカラー人生時代には、平屋や2階建ての小さな汚い職場ばかりでシカも出勤簿で出勤管理など粗末な建物だったのであり、社労士になっても、約50回位の就職活動に全て失敗してとうとうホワイトカラー系で近代的オフィスでの、仕事の夢は果たせなかったのです。 それが、皮肉にもブルーカラー系の仕事に転向して夢か叶うとは、人生とは何が起きるのかわからないものです。 そして、社会保険労務士としての道への未練を断ち切るために、 試験受験勉強に使った、LEC社・TAC社など資格予備校のテキスト・問題集・パンフレットなど社会保険労務士関係の書類は、全て廃棄処分しましょう! 試験翌日からは、休職中の方は職場復帰して、現在のお仕事を、 頑張ってください! 退職されていた方は、直ぐにでも、ハローワークに求職申込みされるなど、就職活動を開始されるようお薦めします。 もし自宅でインターネット利用できる方なら、今晩からでも、「あつまるくんの求人案内」など就職転職サイトに登録して、就職先を検索される方が、もっと良い方法です。 2011年07月08日付けの記事、楽天ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/netnomirai/にて、 「社会保険労務士合格証書も、破りました!」をカキコしましたが、 その日の後、社会保険労務士社会保険労務士としてというよりホワイトカラー人生への未練を断ち切るために、LEC社・TAC社など資格予備校のテキスト・問題集・パンフレットなどはもちろん、 「月刊社会保険労務士」をはじめ、全国社会保険労務士会連合会や地元社労士会発行の会議・研修会の案内や資料など文書書類等、ビジネスガイドなど個人的に購入した書籍や雑誌など、社労士会会員の名刺など社会保険労務士関係のモノはほとんど廃品回収に出すなどして、全て廃棄処分しました。 (但し、地元社労士会でも自主研究グループ「労働紛争研究会」関係の書籍や、自主研究グループメンバーの名刺等は、そのまま温存しています。) 私は、社会保険労務士資格を教訓として、社会保険労務士はもちろん行政書士・税理士など国家資格や、簿記・パソコンなどホワイトカラー系の一生資格検定の勉強は全然しないと誓いました! ホワイトカラーにこだわって、体を動かして汗をかいて働くことから逃げたいがために、 猛暑の夏でも、冷房完備のオフィス室内にて、汗を全然かかないデスクワークの仕事したいがために、 国家資格や、簿記又はパソコンなど検定のように、ペーパーテストの勉強ばかりして、 研修会や講演会など出席ばかりして、お金ばかり費やして、 肝心の仕事ができない日々が続くよりも、 潔く、体を動かして、全身汗だくになって働くブルーカラーの人生を選択した方が、 簡単に就職・転職できて、 長期間安定した収入を得られて、幸福な人生を歩むことができます。 社労士会入会した会員の半数以上が途中退会して、さらに入会した会員の4~5人に1人の割合で5年以内に退会して、 ホワイトカラー系事務系の仕事を諦めて、ブルーカラー系つまり肉体労働系の業界に転職する、 つまり、社会保険労務士から「社会保険」に加入した「労務者」等に転向するのが実態ですから! 平成22年7月~8月前半に宅配便短期アルバイトを経験した後、 平成23年9月1日から、宅配便屋内区分の深夜業務担当の契約社員として、6ヶ月毎更新制として勤務しています。 平成23年以降6ヶ月毎に期間延長して、引き続き午後9時50分から翌日午前6時半の 時間帯にて、宅配便区分作業及びケース積み込み作業などを担当しています。 まさか40歳代後半になって、一昔前ならブルーカラーと言われた肉体労働の世界に 転身せざるを得なくなるとは、つい最近まで夢にも思いませんでしたが、 社会保険労務士として、将来バラ色のホワイトカラーの理想像を、定職に就けずに、 想像上の労働の世界しか知らないで、ドンキホーテみたいに夢見続けるよりは、 つまり、「社会保険」付きの「労務者」として、現実に長い間働き続けることを選択したのです。 確かに、深夜勤務であり、途中1時間の休憩はあるものの、8時間立ち続けて小包など荷物を区分して 大量の荷物を運ぶ仕事は、肉体的にはとても重労働で、大量の汗をかきます。 でも、職場の先輩は、とても親切で、たとえ区分でミスが見つかっても、 「そんなにあせらず、わからないことがあったら、どんどん質問してください。長い間 作業すれば、自然に覚えるから。」と、こんな感じの働きやすい労働環境です。 また、人生で初めて、自分の体を動かして働いたので、本当に働いたという実感が出来て、 世の中の人々のために役立つことが出来て、働けることは本当に素晴らしいことと、 とても嬉しく感じました。 人生で初めて、体を動かして本当に働いているという実感があって、 働くことに喜びを感じています。 でも今回の教訓は、やはり人間は汗水たらして、 一生懸命働くことが大事なことを意味しているのです。 世の中に、稼ぐ方法には王道などない、 深夜や休日関係なく、 世の中の人々に役立てられるよう、一所懸命働くことが大事だと。 でないと、楽をして稼ぎたいと甘い考えを持つ人々の足元を見られて、 社会保険労務士会や資格予備校など、 インチキ資格商法業者にとって、おいしいカモにされるから! 確かに社会保険労務士に関して、TACさん、LECさん、ユーキャンさんなど、資格商法業者などの広告や社労士会員サイトを拝見すると、夢と勇気と希望を与えるポジティブな広告が多くて、 誰でも、それを鵜呑みにして、社会保険労務士試験を受けたくなりますよね! だから、受験者が急増して、最近では6万人~7万人も受験します。 そこで、ネガティブで申し訳ございませんが、資格商法業者と、 現実の実態を紹介します。 ※前者が資格商法業者、後者が現実です。 1.全国で労働や社会保険問題のスペシャリストを必要とする事業者は、数百万事業所、どこの事業所でも喉から手が出るほど欲しい人材です。 それに対して社労士会会員は、3万人台と圧倒的に不足していて、 今社労士として独立企業すると、あちこちの事業所から、 顧問契約の申込み、講演依頼など引っ張りダコで、山ほど仕事があります。 ちなみに、全国の社労士平均年収は、約850万~900万円と、 高収入が得られます! →「平均年収は、約850万~」は、おそらく全国社会保険労務士会連合会が、 会員向けに発行する「月刊社会保険労務士」で、定期的に行うアンケート結果が生み出した、数字上のトリックです。 (仕組みは、アンケート項目が、最低でも500万円未満であり、シカも任意回答なので、この方式だと最低でも500万円以上は確保できます。さらに、自分の年収を自慢したい高収入会員が、アンケートに回答した結果だけを平均したものと推定されます。) 実際は、会員の半分位は、社労士本業で顧問ゼロ、単発的な行政協力と試験監督など良くて年収数十万円、下手すると一つも仕事がない会員も多いです。 なぜなら社労士会会員が近年激増しすぎたために、一人あたりの仕事獲得が困難になったからです。 また、例えば労働統計調査員や労働保険年度更新受付のような単発的な行政協力、社労士会年金相談員など、1日4500円~8000円位の仕事でさえ、何十人も応募者が多く、仕事を獲得するのが命懸けです。 つまり、新人はもちろん、ベテラン会員でさえ、1日6000円位の仕事でも 旱天慈雨のごとく、喜んで飛びつくほど仕事に飢えているのです。 2、社労士資格は、就職・転職にとても有利であり、社労士が就職する又は、 企業や官公庁内で、社労士資格を取得すると、 職場内で、社会保険や労務のスペシャリストとして重宝がられ、 将来の出世に有利で、専門職の管理職としての高収入も夢ではない! (これを鵜呑みにすると、就職情報サイトに良くある「未経験者歓迎!年収600万800万可能」のお仕事でさえ、就職できそうな期待ができそうな気がします。) →実際は、実務未経験者なら、事実上就職・転職は不可能です。 社労士資格者なら労務や年金の仕事バリバリできると信じて社労士会入会する方が多いですが、 労働基準監督署の総合労働相談員みたいに、日給9000円未満の非常勤、社会保険雇用保険なしの仕事でさえ、1人募集に対して20人応募など超難関。 年金事務所(旧社会保険事務所)の年金相談員なども、社労士会には元年金事務所実務経験者が何十人もいるので、未経験者が、それらを差し置いて、年金相談員に抜擢されることは、まず不可能です。 他にも、ホワイトカラー系のお仕事なら、正社員は夢のまた夢(履歴書を送付すると大半は書類審査だけで返送される。)のはもちろん、 時給760円の契約社員でさえ、10人募集に対して50人応募で、2回面接受けて2回とも採用見送りになるなど就職難です。) つまり、パソコンがブラインドタッチ出来るほどの、 よほど、過去に、かなり豊富な実務経験がなければ、 (露骨に言えば、パソコンに全くの初心者に比べて、10倍以上素早くテキパキとタイピングなど処理能力が期待できるほどの実務能力が期待できるほどの) 就職にには、全然役立ちません。 (常識的に考えれば、事務職応募には契約社員でさえ、5倍以上10杯20倍も大人数応募するのに、 10倍以上素早くテキパキとタイピングなど処理能力が期待できる実務経験の高い大勢の多数応募者を差し置いて、全くの初心者を抜擢して採用されるワケないじゃん!) さらに福祉・介護・医療業界、不動産や保険みたいな営業の業界、派遣会社などの業界の場合、深夜勤務・休日出勤・サービス残業・低賃金・パワハラなど、お世辞にも労働条件が良いとは言えない業界が多いので、 労働問題に詳しい「社会保険労務士」の資格取得者は、いわば「天敵」みたいな存在で、 労働条件への不満に対する労働基準監督署とかへの申告を恐れて、 履歴書の「社会保険労務士」の文言を見たら、書類審査だけで 門前払いされる可能性が大きいです。 社会保険労務士になるには、社会保険労務士試験合格後、原則実務経験が2年以上であることが、 社会保険労務士会員登録の条件ですが、 実務未経験又は実務経験浅い方でも、全国社会保険労務士会連合会の主催する 「事務指定講習(中身は、レポート3回提出と4日間の講義のみ)」約7万円で、 実務経験が2年以上の代替とみなされ、会員登録することができます。 (具体的な実務に向けた職業訓練すらなく、つまり本物の実務経験積ませることなく) 社労士資格者なら労務や年金の仕事バリバリできると信じて社労士会入会する方が多いですが、 こんな実務の職業訓練すら全然やらないインスタント「事務指定講習」だけで、 本格的な労務や社会保険方面を任せてもらえるほど、世の中は甘くありません。 でも、本当に社労士資格を役立たせるためには、本物の労務や社会保険方面実務経験、 シカも2年以上というチャチなものでなく、少なくとも7~8年以上が望ましいです。 実際には、やはり実務経験が長い会員、特に前職その方面にて管理職として、多くの若手育成したような豊富なベテラン経験者の方が、顧問開拓など社労士として成功しています。 実務未経験で独立開業しても、顧問開拓は期待できなく、良くて労働保険年度更新受付みたいな短期・臨時の行政協力、 又は社労士試験の試験監督、市役所の1日だけの相談員など臨時・短期の単発仕事収入で年収何十万円が関の山です。 地元社会保険労務士会http://www.sr-kumamoto.or.jp/ を例にとれば、そんな人口の多い県ではないのに、 会員数は、平成23年現在350名~360名位と多く毎年激増しています。 平成22年度は、入会30名、退会17名です。過去5年間に、退会者数が80名~90名と推定されます。 つまり、入会者の2人に1人、全体会員数に対し過去5年間に4~5人に1人が、 社会保険労務士として生計を立てることを断念して、途中退会したことになります。 私は、元社労士会会員で、2年連続労働基準監督署の労働保険臨時集計員の26日短期行政協力を経験しました。 地元社労士会東西支部には、会員約210名~220名で、開業会員はその約3分の2と推定されます。 でも私が受付の経験から言えば、顧問先や労働保険の書類提出数が、独立成功度のバロメーターとなりますが、 実際に来所された会員で、提出書類が10枚以上×数回と、かなり顧問数が多く成功しているような会員は、約50名と 全体の3分の1位で、たまに数件書類提出に来所された会員が20~30名位だったと記憶しています。 それだけ社会保険労務士の現実は、生き残りが厳しい世界であります。 実際は、会員の半分位は、社労士本業で顧問ゼロ、単発的な行政協力と試験監督など良くて年収数十万円、下手すると一つも仕事がない会員も多いです。 なぜなら社労士会会員が近年激増しすぎたために、一人あたりの仕事獲得が困難になったからです。 また、例えば労働統計調査員や労働保険年度更新受付のような単発的な行政協力、社労士会年金相談員など、1日4500円~8000円位の仕事でさえ、何十人も応募者が多く、仕事を獲得するのが命懸けです。 労働基準監督署の総合労働相談員みたいに、日給9000円未満の非常勤、社会保険雇用保険なしの仕事でさえ、1人募集に対して20人応募など超難関。 年金事務所(旧社会保険事務所)の年金相談員なども、社労士会には元年金事務所実務経験者が何十人もいるので、未経験者が、それらを差し置いて、年金相談員に抜擢されることは、まず不可能です。 だから、一刻も早く社会保険労務士になりたい気持ちは、わかりますが、実際に社会保険や労務方面のお仕事を希望されるなら、むしろ今すぐにでも、就職活動して、 2年以上実務経験を積まれてから、社会保険労務士試験受験、合格後登録されることをお薦めします。 あまり声を大に言えませんが、全国社会保険労務士会連合会の主催する事務指定講習に関しては、 毎年大体同じような課題方式なので、 2ちゃんねるの「事務指定講習」とトピックを活用する又は某開業者のメーリングリストを利用すれば、 簡単に提出できます。 社会保険労務士会会員登録の件ですが、 高額の費用のわりには、登録のメリットは、 正式に「社会保険労務士」と名乗れるだけで、 それ以外、ほとんどメリットがないので、 会員登録しないことをお薦めします。 社会保険労務士開業における経費(月額)について、 私の地元社会保険労務士会http://www.sr-kumamoto.or.jp/register を例にとれば、開業会員は、 登録免許税(30,000円相当額の収入印紙) 登録手数料(30,000円) 入会金80,000円、 それに、さっそく会費月額7,000円×今年度の残り月数を納入することになります。 他は、政治連盟、電子申請登録、提出代行ハンコなど、直接納入が、およそ20万円位 です。もちろん、各県社労士会により異なりますので、直接問い合わせる必要があります。 他に、個人的な開業資金を考えると、やはり30~40万は必要なようです。 もちろん、毎年年会費84,000円(各県により異なる)支払う義務があります。 でも、もし登録したからといって、ただ全国社会保険労務士会連合会及び地元都道府県社会保険労務士会 から、会報誌、教材等の広告、研修会他行事の案内があるだけで、 例えば、社会保険労務士として必要な、 具体的な実務に関する実技指導や仕事案内など、 登録会員向けのスキルアップに必要なサポート体制は、あまりないので、登録しても、 登録しなかった人に比べて、期待したほどのメリットはないです。 (社労士会の研修会や講演・講義などと言っても、ただ講師がペラペラしゃべるのを聴くだけで、 実際に講師が、具体的な実務に向けた実技指導するような研修は、ほとんどないです。) スキルアップの順番として、実務経験なくして、社会保険労務士会員登録を先にすると、 ほとんどの人が失敗します。 逆に、社会保険労務士会経由を考えず、 先に、社会保険労務士事務所を初め、 直接ハローワークや就職サイトなどに申し込むなど就職活動して、就職先を決めて、 長い年月、実務経験積み重ねる方ねてから、社会保険労務士会員登録した会員の方が、 社会保険労務士として、成功しています。 全国の資格予備校や社会保険労務士会等、資格商法業者の宣伝によれば、 「開業社会保険労務士が顧問先になっている事業所の割合はまだ約30%と少なく、 残り約70%が未開拓なので、とても豊富に、顧問開拓への夢と希望の世界が広がっている。」 と、イカにも将来有望な資格のように説明してあります。 デモ裏を返せば、約70%の事業所から不要なことを、意味しているのです。 おそらく、開業社会保険労務士の誰でも、例えば「商店街の全部を営業しまくった。」 「市内全地域営業して歩き回った」ような経験があります。 新人会員はもちろん、たとえ10年、20年以上のベテランでも営業を続けています。 仮に、市内中心部の商店街を例にとると、仮に東西支部会員の3分の1が「商店街全部の店を営業した」 と推定すると、単純計算で既に80名~100名位が営業済みと仮定されます。 (実際はもっと多いカモ知れない。) つまり、その商店街の7割は、新人会員はもちろん、労務・年金実務経験が長く、人事賃金制度・セミナー講師など過去に実績があり、 営業経験豊富で人脈や社会的信頼など豊富なベテラン会員でさえ、顧問開拓に失敗したことを意味します。 なぜなら、労務や社会保険にて、わからないことがあれば、官公庁や専門サイトをネット検索すれば良く、 手続書類は、直接官公庁サイトからダウンロードすれば良く、相談事があれば、 官公庁サイトにメール送信すれば無料で出来ます。 そして、具体的に官公庁から事業所にアクションして頂きたい段階になって、 初めて直接官公庁に行けば良いので、社労士を顧問にする必要がないからです。 だから、もし新しく開業した会員が、営業しようと考えなら、まず近い場所に開業している、 ベテラン社労士会会員の顔を、思い浮かべましょう。 ベテランの先生方でさえ、顧問開拓に失敗した残り約70%の世界だから、ましてや、 実務経験なく、職業実習訓練すらなく事務指定講習だけで、会員登録しただけの者が、 顧問開拓のできるワケないですよね。 つまり、顧問開拓を成功させるには、既存のベテラン会員を含めた社会保険労務士 並みかそれ以下の能力では不可で、既存の会員の誰よりも優れた顧問開拓術が必要です。 それでも、将来の社会保険労務士としての、顧問開拓の夢を見ますか? それよりも、もっと現実的に安定した収入を得ることを考えた方がベターです。 ペーパーテストだけの無意味な資格取得はあきらめて、今すぐ就職活動されることをお薦めします。 社会保険労務士資格は、ホワイトカラー系の就職・転職に役に立たないバカりでなく、ブルーカラー系の就職・転職までも台無しになることがあります。 その具体例を紹介します。 4年前の夏頃、一旦ホワイトカラーの業界への転職をあきらめて、自分の体力を活かせる仕事として、福祉・介護の業界への転職を考えた時期もありました。 最初、「熊本県総合福祉センターURL:http://www.kumafukucen.com/」に就職相談に行ったら、そこでは歓迎的な態度で、何ヶ所かの施設に電話かけて求人状況を確認されるなど、とても親切でした。 これで、やっと長期間安定した収入への就職ができると、希望が湧いてきました。 しかし、その後熊本パレア9階「熊本県しごと相談・支援センター(くまもと県民交流館パレア内)http://www.parea.pref.kumamoto.jp/sigotosien/index.html」や 「ユープラスくまもとhttp://www.kumamoto-jinzai.jp/」に就職相談に行きましたが、 ショックだったのは、九州地方には変な慣習があって、福祉・介護の現場は、事実上女性専用の職場になっているのです。 実際この両者からも、「高齢者の女性入所者が、男性職員から排泄・入浴の世話されるのを恥ずかしがるので、どこの介護関係の施設でも、男性の求職希望はお断りしている。」と説明を受けました。 それどころか、「ユープラスくまもとhttp://www.kumamoto-jinzai.jp/」からは、 後日自宅まで電話かけてきて「それよりも今からは、パソコンの時代だから、そちら方面の資格取得の勉強をされてはいかがでしょうか?」と提案されました。 実際、この福祉・介護業界は、ある就職情報誌によれば、全体の9割が女性であり、求人サイトで各施設を調べると、ひどい施設は10人の職員の全員が女性という例もあり、徹底的に男性が働くのを嫌っているようです。 特に、熊本県しごと相談・支援センターのように公的機関までもが、性別を区別する就職相談・指導されたので、残念です。 それで、残念ながら福祉介護の方面の就職を諦めて、またホワイトカラーへの就職活動を開始しましたが、どこの会社や官公庁でも採用してくれず、仕方なくSOHO(在宅勤務)を始めるも、月間に小遣い程度の金額しか稼げませんでした。 そこで、平成22年6月、大学卒や元地方公務員事務職のプライドを捨てる一大決心をして、 業界未経験での男性でも、好意的に受け入れてくれる肉体労働系のブルーカラーへの転職を決意して、 「あつまるくんの求人案内」など求職系の雑誌や求職サイトで、製造業系、青果市場、ホームセンター店員など色々な求人広告を当たってみたら、 宅配便深夜業務の仕事を見つけて、夏季限定アルバイトを経由して、ようやく長期間安定した仕事に就職出来、 ようやく、7年半のニートでひきこもり生活から、 社会復帰して社会参加できるようになりました。 就職決定後、平成22年10月末熊本パレア9階「しごと相談・支援センター」に、宅配便深夜業務に就職して、地元社会保険労務士会を退会届けを提出した旨を報告しに行きました。 そしたら、年長の相談員(社会保険労務士会会員)だけは、「良かったね、おめでとう!」と笑顔で喜びましたが、他の職員は、全員無表情で下を向いて落胆していた様子でした。 中でも、「福祉・介護は女性専用で、女性入所者の排泄・入浴への羞恥心から、男性の求職者はお断りしている。」と説明した職員は、下唇を噛み締めていたみたいで特に落胆した様子でいた。 いかにも「この方には、社会保険労務士への道を、あきらめず貫いて欲しかった。」みたいな。 今になって考えてみると、「男性お断り」との説明は、実は社会保険労務士への道を諦めさせないようにするための方便だったカモ知れません。 おそらく、もし自分が社会保険労務士開業登録者でなかったら又はその事実を知らなかったら、熊本県しごと相談・支援センターとユープラスくまもと両者とも、介護のお仕事を紹介していたと予想されます。 というには、確かに女性が多い現場とはいえ、地元テレビ局の男性人気タレントで、元介護職員だった人もいるし、最近雑誌でも、元力士で介護職員に転職したことも紹介しており、九州地方のある自治体では雇用対策として業界未経験の男性も多く採用しているとのマスコミ報道もあるなど、まだ少数派とはいえ、男性が働いている現場も多いようです。 この件については、熊本県庁「知事への直行便http://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/3/tyokoubin-090101.html」 及び熊本県健康福祉部 長寿社会局 高齢者支援課 介護サービス班にメールしました。 そこで、熊本県健康福祉部長寿社会局高齢者支援課の回答の一部を紹介します。 「平均して2~3割程度は男性の職員が配置されています。 このような中、県では、はじめて福祉の現場を目指す人が、働きながらホームヘルパー2級や介護福祉士資格をとることができる「働きながら資格を取る」介護雇用プログラム事業を実施していますが、平成22年度に利用した人のうち約4割は男性となっています。」 つまり、「しごと支援・・」や「ユープラス・・」の「9割が女性」という窓口説明は、ニート・ひきこもりを社会復帰させないための虚偽説明だったのです。 ちなみに、この2箇所の施設をはじめ労働局や派遣会社等から、その後職業紹介などの電話等連絡は一切ありませんでした。 全国社会保険労務士会連合会 http://www.shakaihokenroumushi.jp/ 地元社会保険労務士会 http://www.sr-kumamoto.or.jp/ 社会保険労務士試験公式ホームページ http://www.sharosi-siken.or.jp/
カテゴリ:社労士とニート・引きこもり
そもそも労働法とは、産業革命以降仕事の現場で、
酷使されていた人々を守るために作られた法律です。 労働基準法を初めとする労働法の基本理念として、 「労働者は、国や企業から搾取されている。だから、苦労して働く労働者を守ってやりたい。」 として発足した法律なのです。 だから、労働者を守るために、 昔の社会党(現社会民主党)、今の民主党他、 厚生労働省の旧労働省を初め、全国の労働局やハローワーク、 労働組合や社会保険労務士会など、 本来なら、大きな功績を収める団体なのです。 デモ、最近その正義の矛先が、逆に働こうとする人々を妨げているのです。 例えば、労働法の基本理念の第一法則 「世の中の人々は、生活のために、仕方なく『苦労して働くのである。』 だから、生活が裕福なら無理して働くことはない!」 だから、私は、地方公務員退職後、なんとか社会復帰しようと、 労働局や社労士会、他色々な就業施設に相談しに訪問しましたが、 正直言って、真面目に社会復帰や更生の方向に導いてくれませんでした。 労働局や社労士会の態度 「君、元地方公務員で長年勤務なら、その時の蓄えが豊富なんだろう、 だったら、無理して働かなくたっていいじゃん!」 「元ホワイトカラーの人間だったあなたが、介護のように汚い、臭い、きつい現場で、 無理して働かなくても、良いです。」 「それよりも、教養や自己啓発のため、今から先はインターネットの時代、 パソコンや資格の勉強しませんか?」 こんな感じで、せっかくの「ニート・引きこもり・オタク・フリーター・SNEP(スネップ)」 の社会復帰・自力更生の道が妨げられているのです。 つまり、現状は労働基準法を初めとする労働法は、 人々を甘やかす怠けさせる法律に誤用されているワケです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.06.14 16:08:06
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