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テーマ:仕事しごとシゴト(23727)
カテゴリ:社労士とニート・引きこもり
社会保険労務士受験勉強していた頃、
LEC社の日本の労働基準法・労働安全衛生法他労働法のテキストを読んだ時、 正直言って「もし労働基準法どおりなら、日本の働く人々は天国だなあ!」と感心しました。 原則労働者は、自由に休むことが出来て、残業とかを拒否出来るなど権利を主張出来、 原則使用者は、それを拒否出来ない。 労働者は、簡単にはクビにできないなど身分が保障され、 もし違反したなら、労働基準監督署など役所に訴えて、自分を守ることが出来ると。 だから、労働局・労働基準監督署・ハローワークなど厚生労働省関係官公庁の職員や、 社会保険労務士になった人々は、 その動機が、労働者を、解雇やサービス残業など会社の不当な取り扱いから守り、 労働者を、出来るだけ働く時間を短くして、重労働をさせないようにして、 それでいて、高い収入を得られる方向に導くことにあります。 本来なら、働く人々に、とても良いことですが、 「ニート・引きこもり・オタク・フリーター・SNEP(スネップ)」 対策にとっては、逆に裏目になることがあります。 だいたい、仕事することを「労働」というネーミングがよくないです。 「労働」とは「苦労して働く」、つまり生活のために仕方なく働くという 働くことに対して否定的なネーミングです。 だから、ニート他が、たとえブルーカラー系の仕事でも良い (というより、30歳以上の就職ならブルーカラー系しかない。) から、働こうとしても、 労働局や社労士が、平日の昼間以外に働くことや重労働を嫌うがあまり、 何とかホワイトカラー系の仕事に導こうと、その方面の仕事紹介を拒否し、 社労士やパソコンなどの資格勉強をすすめて、 かえって、ニート他の社会復帰や自力更生を妨げてしまうのが現実です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.05.22 08:29:09
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