第45回社会保険労務士試験の合格者発表速報(合格者激減)!
第45回社会保険労務士試験が、本日午前9時半過ぎ、合格発表されました。厚生労働省http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000028709.html全国社会保険労務士会連合会試験センターホームページhttp://www.sharosi-siken.or.jp/※厚生労働省サイトより引用第45回社会保険労務士試験の合格者を別添の合格基準に基づき決定し、本日の官報に公告しました。 社会保険労務士試験は、社会保険労務士法第10条の規定に基づいて、実施するものです。 第45回試験は、去る8月25日(日)に全国21都道府県の会場で実施され、その結果は次のとおりです。(1) 受験申込者数 63,640人(前年66,782人、対前年 4.7%減) うち科目免除者1,315人(うち公務員特例の免除者726人)(2) 受験者数 49,292人(前年51,960人、対前年 5.1%減) うち科目免除者1,112人(うち公務員特例の免除者618人)(3) 受験率 77.5%(前年 77.8%)(4) 合格者数 2,666人(前年 3,650人) うち科目免除者97人(うち公務員特例の免除者62人)(5) 合格率 5.4%(前年 7.0%) 【第45回社会保険労務士試験合格者の年齢別・職業別・男女別構成】 (1) 年齢別構成 19 ~24歳(1.9%)、25~29歳(9.9%)、30~34歳(19.7%)35~39歳(21.0%)、40~44歳(17.3%)、 45~49歳(11.2%)、50~54歳(8.6%)、55~59歳(4.7%)、60歳以上(5.7%) 最年少者19才、最高齢者76才 (2) 職業別構成 会社員(53.3%)、無職(17.9%)、公務員(5.4%)、団体の職員(4.6%)、 自営業(3.5%)、個人の従業者(2.4%)、自由業(2.2%)、役員(2.0%)、学生(0.6%)、その他(8.1%) (3) 男女別構成 男性(64.3%)、女性(35.7%) 合格者のうち、労働社会保険諸法令の事務に2年以上従事した者又は厚生労働大臣が指定した講習を修了した者は、全国社会保険労務士会連合会に備える社会保険労務士名簿に登録することによって、社会保険労務士となることができます。 なお、平成25年9月30日現在、社会保険労務士登録者数は、38,231人です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今回の合格発表にて、嬉しかったのは、合格者2,666人(前年 3,650人)と大幅に減少したことです。第34回以後から第42回まで、ほとんど毎年4千人以上 (ピークは私が合格した第36回の4850人)合格者を乱発しました。そこで、社会保険労務士の業界が大幅な人余り現象になったために、合格者を絞り込んだワケのようです。そこで、残念ながら、社会保険労務士試験不合格された皆様方に対して、次のとおり提言します!社会保険労務士試験不合格を悲しむ気持ち、来年以降にリベンジしたい気持ちはわかります。でも、会社を退職又は休職されてまで、受験勉強に専念されている皆様方について、自己啓発や教養を身につけるだけが目的ならともかく、もし過去に労務や社会保険方面の実務経験がなく(または実務経験2年未満)、就職や転職に有利と信じて受験されるなら、申し訳ありませんが、本日をもって、社会保険労務士試験受験勉強をやめて、直ぐにでも、ハローワークに求職申込みされるなど、就職活動を開始されるようお薦めします。そして、社会保険労務士としての道への未練を断ち切るために、試験受験勉強に使った、LEC社・TAC社など資格予備校のテキスト・問題集・パンフレットなど社会保険労務士関係の書類は、全て廃棄処分しましょう!本日からは、休職中の方は職場復帰して、現在のお仕事を、頑張ってください!退職されていた方は、直ぐにでも、ハローワークに求職申込みされるなど、就職活動を開始されるようお薦めします。もし自宅でインターネット利用できる方なら、今晩からでも、「あつまるくんの求人案内」など就職転職サイトに登録して、就職先を検索される方が、もっと良いです。「知識を覚える前に、仕事を覚えましょう!」但し、ハローワークをはじめ、産業雇用安定センターや「しごと相談・支援センター」など、就業支援施設を利用する場合、そして履歴書等を作成される場合、「国家資格社会保険労務士」の文言は、禁句です。社会保険労務士試験受験者のほとんどが、デスクワークつまりホワイトカラー系の仕事するのに有利と信じて受験されると予想されます。自分の事務所を構えて活動する独立起業目的や、事務系への就職転職希望など様々ですが、真夏でも冷房完備のオフィスにて、肉体的には楽な額に汗かくことなく仕事できるのが、ホワイトカラー系仕事の魅力ですよね?でも、もしそれが社会保険労務士試験受験目的なら、率直に申し上げましょう!「世の中への考えが甘い、世の中そんなに甘くない!」社会保険労務士の資格は、資格予備校や社労士会などの資格商法業者の主張のように、「就職転職にとても有利」な資格ではなく、逆に就職転職活動に著しく不利になります。就業支援施設を利用すると、職員が何とか「国家資格社会保険労務士」を活かせる仕事を世話しようとするあまり、一人募集に対して10人20人も応募するような、猛烈な人余り現象のホワイトカラーの仕事だけを紹介され、狭き門を何十社も受けざるを得ないような、泥沼から抜け出せない就職難となります。それだけでなく、下手すると介護などブルーカラーの仕事まで、紹介されるのを妨げることになる危険性すらあります。(現実に、介護の仕事を希望するのを断られ、パソコン関係の資格や検定を勧められた経験もあるから。)なぜなら、「国家資格社会保険労務士」に対する、企業など事業者から判断する人物像は、決して良いものではないからです。※「国家資格社会保険労務士」の正体は簡単にいえば、次のとおりです。労働基準法とは、「原則、平日の昼間だけ働いて、楽して稼げるように労働環境を誘導する」法律であり、年金法とは、「高齢者になったら、働くのをやめても生活できる方向に誘導する」法律です。だから、トータルすると、例えば大学卒の場合、20才台前半から、50才台後半の35年から40年だけ働くだけで、シカも原則週休2日制の平日の昼間だけ働くだけで、もし80歳以上長生きするはら、人生の半分以下の期間しか働かないで、それでいて老後を暮らせる方向に、国民を誘導する資格者を意味します。そしたら、結論を言えば、履歴書に「国家資格社会保険労務士」を書き込むことは、「私はあまり働きたくないのです。残業とか夜勤、休日出勤はきついからしたくない、老後は働きたくない、平日の昼間だけ働いて、それでいて高い給料を貰いたいのです。もし、私を無理矢理遅くまで仕事させようとするのなら、労働基準監督署など役所に訴えますよ!」率直に言えば、「私は怠け者」と証明しているようなものです。こんな人、誰が採用したいと思いますか?もしその人を採用して、頑張って働くと思いますか?権利ばかり主張して、社内の人間関係の和を乱すではないか?と採用する側としては心配しますよね?「後で気がつくバカの知恵」ではないけれども、社会保険労務士を受験中及び社会保険労務士会の会員であった時代は、なぜ就職転職にとても有利な資格のハズなのに、半年以上の長期間の就職転職に50回以上チャレンジして全部失敗するのかわかりませんでしたが、こうして考えると、むしろ逆に採用される方が奇跡に考えるようになりました。だから、履歴書等に社会保険労務士の文言は一切書かず、面接時に社会保険労務士色を一切出さなければ、ブルーカラーの仕事で良ければ、深刻な人手不足の業界も多いので、簡単に出来ます。私は、社会保険労務士資格を教訓として、社会保険労務士はもちろん行政書士・税理士など国家資格や、簿記・パソコンなどホワイトカラー系の一生資格検定の勉強は全然しないと誓いました!ホワイトカラーにこだわって、体を動かして汗をかいて働くことから逃げたいがために、猛暑の夏でも、冷房完備のオフィス室内にて、汗を全然かかないデスクワークの仕事したいがために、国家資格や、簿記又はパソコンなど検定のように、ペーパーテストの勉強ばかりして、研修会や講演会など出席ばかりして、お金ばかり費やして、事実上「ニート・引きこもり」になって肝心の仕事ができない日々が続くよりも、潔く、体を動かして、全身汗だくになって働くブルーカラーの人生を選択した方が、簡単に就職・転職できて、長期間安定した収入を得られて、幸福な人生を歩むことができます。社労士会入会した会員の半数以上が途中退会して、さらに入会した会員の4~5人に1人の割合で5年以内に退会して、ホワイトカラー系事務系の仕事を諦めて、ブルーカラー系つまり肉体労働系の業界に転職する、つまり、社会保険労務士から「社会保険」に加入した「労務者」等に転向するのが実態ですから!